ハンガリーも受験シーズンです。

 

2016年1月16日

日本では今、受験シーズンですね~。
こちら、ハンガリーも受験シーズンです。

…といっても、大学受験ではなく、高校受験のシーズン。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)に来年度 入学してくる学年の子供たちが受験している時期なのです。
(ちなみにフニャ高の生徒(高校生)が大学に入学するための試験を受けるのは、ハンガリーでは5月以降になります。)

ハンガリーの学校制度は、基本、小学校が8年・高校が4年。
(小学校の前に幼稚園、高校後には大学などもあるけれど。)

今、受験シーズンなのは小学校の8年生たち。日本で言うと中学2年生にあたる子供たちです。

先週の土曜日(1月16日)は、高校受験の全国共通筆記テストの日でした。
筆記試験の受験科目は「国語(ハンガリー語)」と「数学」のみ。
1科目当たり45分間で、休憩時間をいれても2時間で終わるテストです。

全国共通なので、自分の志望高校で受験する必要はナイ。 自宅の近くで受験できる高校があったら そこで受験すればOK。 共通試験の結果は今月末ころに出るので、それを持って志望校へ行き、各高校で独自に行なわれる二次試験を受け、合否の結果がでる…という仕組み。

フニャ高も高校入試全国共通筆記テストの受験会場です。

フニャ高の場合、毎年1月半ばにこの筆記テストがあって(前述のとおり、フニャ高での受験者がフニャ高を志望しているとは限らないけれど)、2月末ころにフニャ高独自の面接試験で合否を決めます。(考慮の対象は、筆記テスト・小学校での成績・面接試験の出来具合…です。)

高校によっては7年生から入学できるクラスがある学校(←飛び級するわけでなく、高校に7年生のクラスがあるらしい。)とか、高校は普通4年で卒業なんだけど あらかじめ5年通うクラスがある学校(←コレはフニャ高にもある。)とか、色んな学校があるみたいなのよね~。

フニャ高内のことは だいたい分かるようになったけど、ハンガリー全般のの学校制度となると、いまだに謎が多いわ…。(^^ゞ

 

上の写真(↑)は1月16日の朝のフニャ高前。
受験生(親の付き添い付き)が集まってきているところ。
人気ブログランキング・ハリネズミ
フニャ高の場合、親は校舎の中に入れないんだけどね~。
でも親も付き添ってくるんだよねぇ~。

力強く提案! 鼻かみのススメ!!

 

プラタナス

ワタシが ハンガリーに住むようになったことで身に付いたこと。
『人前でも ためらわずに鼻をかむようになった。』(^^ゞ

日本では人前では あまり鼻をかまないですよね。人目のある所では鼻をかむよりは、『鼻をすする』のが日本風。(違う?)

しかしコレは、ハンガリーではズバリ 周囲の人に嫌われる行為です。

全体的にハンガリー人よりも日本人のほうがマナーに厳しいと思うけれども、『鼻すすり』に関しては ハンガリー人は厳しい!

その証拠に
● ハンカチを持っていない人でも、ティッシュだけはしっかり持っていたりする。
● 必要最小限の物をもって何処かへ移動する時(←外出ではなく、職場内の別室へ移動する時など)、ケータイ電話とティッシュだけを持つ人を よく見かける。
● ティッシュを持っていない時は、他人に「くれ!!」とせがんで、調達してでも鼻をかむ。

3つ目の例の『他人からもらってでも…』というのは、例えば授業の途中に
「先生、ティッシュもってたら ください。」…という生徒がいたりするの。(^^ゞ
逆をいえば、コレは授業途中に怪音をたてて鼻をかむ行為や、授業を一時的に中断させる行為よりも、『鼻すすり』のマナー違反に対しての見る目のほうが厳しいというコトではなかろうか。

そんな『鼻すすり』に対しての社会の禁止圧力の甲斐もあって、
ハンガリーでは鼻をすする人ってのを 本当~に見かけません。

ちなみに人目のある所で鼻をかむ行為は全然OKだし、他人と面と向かってお喋りしながら鼻をかんでる人だって見かけるくらい。

ハンガリーのマナーでは、人前で鼻すするようなミットモナイマネをするくらいならさっさと鼻をかめ!!!!!!…なのね。

雪ぼうし

「郷に入っては郷に従え」というように、ワタシもハンガリーに来てからは 他人様の前では鼻ズビしないように気をつけるようになりました。 そして他人がいる前でも、ためらわずに鼻をかむようにも……。(←日本人として失格?)(^^ゞ

それで、ある時 気が付いた。
鼻をかむようにすると、鼻づまりもしにくくなる…ということに!!\(≧∇≦)/

風邪をひいたとき、鼻づまりになる時があるでしょ。
「ばだがづまっで いぎがでぎない~。(←鼻が詰まって 息が出来ない)」という経験、誰にでもありますよね。

鼻ズビしないように気をつけているハンガリーでは、ワタシ、そこまで鼻づまりが酷くなったことがナイです。 風邪の時は、多少は鼻が詰まりぎみにはなりますョ。 でも そうなった場合でも、「ばだがづまっで…(以下同文)」の症状は軽いです。

ウソだと思うなら、今度 鼻風邪ひいたとき、
鼻をすする前にかむようにしてごらん。( ̄ー ̄)ゞ

 

鼻かみは かなり自信をもってオススメ!
だって、鼻づまりは苦しいもん。
人気ブログランキング バナー 国会議事堂
人目があっても気にするな!!!
(^^ゞ

復活!フニャ高☆先週の給食(2016 .01.11~01.15)

2016年1月11日給食

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

二年目に突入した、大人気『フニャ高☆先週の給食』シリーズ~!!
ハンガリーの高校の給食を 写真と簡単な解説付きで、週一ペースでご紹介しています。(#^.^#)

今回は、フニャ高2015-2016年度、給食開始16週目のフニャ高給食をご紹介します。 
前回に続いて
二回続けて給食ネタ! 『奇蹟のチョコ風味団子』が出てきたのは木曜日!!…ということで、チョコ団子の写真を含めた1月11日(月)~1月15日(金)までの5回分!

まず上写真(↑)は、01月11日(月)のフニャ高給食。

メニューは、
●リンゴのスープ(←ハンガリー名物の甘いフルーツスープ。そのリンゴ版。)
●春野菜入り肉ゴハン
●サラダ
●チャラマーデー(←キャベツがメインの野菜のピクルス)

次、01月12日(火)は、
2016年1月12日給食
●野菜のスープ
●ジャガイモのフーゼレークと豚肉のソーセージ
●サラダ
●バナナ

次、01月13日(水)は、
2016年1月13日給食
●トマトのスープ
●トリ胸肉のフライ、コーン入りゴハン。キュウリのピクルス添え
●サラダ

次、01月14日(木)は、
2016年1月14日給食
●七面鳥のラグースープ
●奇蹟のチョコ風味団子(←過去記事参照(^ ^))
●サラダ
●ミカン

次、01月15日(金)は、
2016年1月15日給食
●パスタ入り骨スープ
●セーケイカーポスタ(←キャベツの酢漬けを肉と煮込んだもの)
●サラダ
●ナーポイ(←ウエハースをチョコでコーティングしたお菓子)

一週間のメニュー(ハンガリー語)はコチラ(↓)
1月11日~15日給食メニュー

今週は、甘いスープ(←月曜日のリンゴのスープ)、甘いメインディッシュ(←木曜日のチョコ風味団子)の両方が登場。(←先週は両方とも出なかった腹いせか!)
実を言うと、水曜日の「トマトのスープ」も ほんのりと甘いんですよね、ハンガリーでは。 汁物は塩っ辛いモノという考えのワタシには、トマトのスープに砂糖を加えるということに驚きを禁じえませんが!! 以前、ミネストローネ風の甘くないトマトスープが出たんですが、その時は「イタリア風トマトスープ」ってメニューに書いてありました。 だからハンガリーではトマトスープは甘いモノなんです!!

以上、フニャ高給食 一週間でした~♪ (^_^)/

 

リンゴのスープはシナモンの風味。
リンゴとシナモンって、冬っぽい組み合わせだよね。
人気ブログランキング・給食
…とはいえ、
リンゴのスープが今の季節に食べたいスープだとは思えないワタシだ。(^^ゞ

奇蹟のチョコレート団子!

 

奇蹟のチョコ風味団子

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

先週木曜日(1月14日)の フニャ高給食のメインディッシュ。(↑)
その名も『奇蹟のチョコ風味団子』だ~☆

ハンガリー語では、『Csoda csokis izű gombóc(チョダ・チョキシュ・イズー・ゴンボーツ)』

「Csoda(チョダ)」とは、「奇蹟」とか「不思議」とかの意味で、よく名詞や形容詞の前に「Csoda」をつけ、「とっても素晴らしい」という意味で使ったりします。

この場合は食べ物なので、「とっても美味しいチョコ風味団子」…ということか。

ワタシも毎日フニャ高の給食を食べる日々が長くなりましたので、たいていのメニューは馴染みになっているんですが、『Csoda csokis izű gombóc(チョダ・チョキシュ・イズー・ゴンボーツ)』というのはフニャ高給食史上 初めてのメニュー!
月曜にメニューを見てから、『奇蹟のチョコ風味団子』って何だろう?…と興味深々だったんですが、はっきり言って中味がチョコクリームという以外は、目新しいモノじゃなかった。(^^ゞ

フニャ高の給食には時々、アプリコットやプルーンのジャムが入ったお団子(粉砂糖がけ)(←甘いメインディッシュ)が出ていて、今回の『奇蹟のチョコ風味団子』は そのチョコクリーム版。 中にチョコ風味のクリームが入ってるというところだけは新しかったですケド。

ハンガリー人はチョコが大好きで、チョコレート風味のものも大好き。だから、今までお団子の中身にチョコ風味クリームのヤツが出てこなかったことのほうが不思議な気がする…。

あ!だから『”奇蹟の”チョコ風味団子』…というわけか!!?(^ ^;;

 

砂糖の摂取を控えようと啓蒙活動をしながら、
甘いメインディッシュのレパートリーを広げるこの矛盾! (^^ゞ
人気ブログランキング・給食
先週の給食一週間分は、明日アップの予定。
お楽しみに~♪(*^_^*)

 

 

ハンガリーで作られたカレンダーには絶対にあるモノとは

 

名前の日

ワタシが職場で使っている卓上カレンダー(↑)
日付の下に、Ágnes、Vince、Ártúr…などと書いてあるの、分かります?
これらはそれぞれ、アーグネシュ、ヴィンツェ、アールトゥール…といった、人の名前(ファーストネーム)です。

なぜカレンダーに人の名前が書いてあるのかというと、ハンガリーには「名前の日(névnap)」という習慣があるから。

1月21日はアーグネシュの名前の日。

だからアーグネシュって名前の人は、1月21日には 家族や友達や同僚から
「名前の日、おめでとう~♪(*^_^*)」とお祝いを言ってもらえることになっている。

ちょっと誤解しやすいんだけど、コレはあくまでも「名前の日」であって、「お誕生日、おめでとう~♪(#^.^#)」ではありません。 ハンガリー人には誕生日とは別に「名前の日」というモノがあるんです。

仲が良い人の場合や 身内なんかだと、お祝いを言うだけじゃなくって、ちゃんとお誕生日の時みたいにお祝いをしたり、プレゼントをもらったり…。 しっかりした祝い事をするみたい。

そんな大切な「名前の日」を忘れないように、ハンガリーのカレンダーには必ずその日の名前が書いてあるんですね~。 ハンガリーのカレンダーなら、どんなにチャチなカレンダーでも日付と名前の日だけは書いてあると断言してもイイ!!
(↑モチロン、ワタシの100円の卓上カレンダーも例外ではナイ!!)

カレンダーにも書いてあるくらいだから、名前の日の人にはちゃんとお祝いを言わなくてはいけないの。例えば同僚とか。それを忘れたら無作法者になりかねない。

ちょっとした知り合い程度だと、誕生日は知らないのが普通だけど、名前の日はカレンダーに書いてあるので、「知りませんでした」という言い逃れは効かない。(-“-)

ワタシは いつもつい忘れがちなので、名前の日ってちょっとプレッシャーです。(>_<;;)
自分には名前の日がナイのにね~。(^ ^;;

 

日本のカレンダーには大安とか友引とか書いてあるよね。
ワタシはあまり気にしないんですが…。(^ ^;;
人気ブログランキング バナー 国会議事堂
気にする人は気にするから、
やっぱ一家に一つは そういうカレンダーが必要かな?