ごきげんよう。(^_^)
(↑また「花子とアン」のマネ。(^^ゞ)
朝ドラ「花子とアン」の主人公・村岡花子。 ワタシくらいの「お年頃」ですと、「村岡花子と言ったら、『赤毛のアン』の翻訳の人!!」と思う… つまり、『赤毛のアン』を村岡訳で読んだ世代、 いわばワタシは『村岡エイジ』の元・少女なわけ。
もっとも、村岡訳の少女小説をたんまり読んでいても、村岡花子さんがどんな方だったのかは 今、ドラマをみて初めて知ったんですケド。
偶然ですが、去年の夏に日本へ帰省した時、村岡花子訳の『少女パレアナ』を古本屋さんで買い、ハンガリーへ持って行って読みました。
久々に読んだ「村岡ワールド」♪
なんだか懐かしくって、イイ感じ。 そして、セリフが恐ろしく古めかしい。(^^ゞ
『少女パレアナ』は、清廉な牧師の父のもとで 普通以上に天真爛漫に成長していたパレアナという少女が、突然の父の死後、長年 絶縁状態だった叔母(パレアナのお母さんの妹)に引き取られ……というお話。
この叔母さまは、裕福な独身の四十女で ものすごく四角四面に堅苦しい人物。 お金持ちなので、家には女中さん(名前はナンシー)がいる。
叔母さまがナンシーに話しかける時のセリフ。
「ナンシー、お前、屋根裏の部屋を今日中にキレイに掃除しておいておくれ。 ハエが入るから、窓は絶対に開けるんじゃぁないよ。 この屋敷の中で、ハエを一匹でもみつけたら承知しないよ!!」…という感じ。
手元に本がない(ハンガリーに置いてきた)ので、このセリフ(↑)は 村岡訳そのままではありません。 でも、雰囲気はこんな感じ。 古めかしいよね~? 叔母さまったら、40歳じゃなくって、お婆さんみたい…。(^^ゞ
たぶん今の翻訳家さんが訳したら、セリフ回しはだいぶ違ったものになるだろなぁ~~。
しかし「花子とアン」で、村岡花子さんが 女学校時代のお友達(蓮さまや醍醐さん)と話す場面などを見るにつけ、村岡本にあるセリフ回しは この時代(世界)のモノだったんだなぁ…と思う。 な~んてお上品♡ ワタシがこんな話し方をしたら、噴飯モノだが~(^^ゞ
ごきげんよう。さようなら。
新学年から、挨拶言葉は「こんにちは」じゃなく、
「ごきげんよう」って教えてみちゃう~???
…なんてね。 冗談冗談…(^^ゞ