日本の桜は…

八重桜

ハンガリーへ行って初めての春、当時のフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の生徒たちに、
「日本の桜が咲いている所があるので、見に行きましょう♪」
…と誘ってもらって、見に行ったことがあります。

そこにあったのは、それはそれは見事な八重桜でした。

その後も、ハンガリーで出会うことができた桜といえば八重桜ばかり。
日本で桜というと、ソメイヨシノのような一重の桜ですが、ハンガリーではどうやら八重桜が「日本の桜」として認識されているらしいんですよね〜〜。

一重の桜よりも八重桜のほうが華やかな雰囲気があるので、ハンガリーの人たちの好みに合うのは八重桜のほうかもなぁ…とも思うのですが、八重桜を「日本の桜」だという理由は分からないまま。
今も謎です〜〜。
(゚∀゚)

 
ヨーロッパランキング

あのマグノリアを また見たい。

マグノリア

今年は桜の咲くのが早かったですね〜〜。 例年よりも1週間以上早かったんじゃないですかね?

ブダペストに住んでいた時、ワタシは 桜に似たアーモンドや梅科の木花を 桜の代わりに眺めていたものでした。花色が白かったけど、サクランボの花とかね〜〜。

あと、桜とは似ても似つかなかったけど、ブダペストでは ご近所で咲くマグノリアも楽しみだったなぁ〜。

マグノリア
マグノリアが咲いている時だけ、ちょっと遠回りして花を眺めに通ったものです。
日本でもマグノリアは咲いているけど、ブダペストのあのマグノリアほど見事に花を咲かせる木を見たことがありません。
(*^_^*)

きっと今年も立派な花を咲かせているんでしょうね。
叶うことならあのマグノリアを、また見たいです。

マグノリア

 
ヨーロッパランキング

名前も苗字も

男子たち

シャーンドル(Sándor)
ゲルゲイ(Gergely)
ラースロー(László)
バラージュ(Balázs)
……以上に挙げたのは、ハンガリー人の男性のファーストネームです。つまり男の子の名前。
でも一般的には男の名前として認識されているこれら(↑)の名前が、苗字のご一家も居るんですよね〜。

で、コレは知る人ぞ知る事実なんですが、ハンガリーは人名を名乗るのが「苗字・名前」の順番の国なんです。日本みたいでしょ。

例えば、シャーンドル(Sándor)さんという苗字のお家に ゲルゲイ(Gergely)くんという名前の子供がいるとします。
ゲルゲイ(Gergely)くんは、ハンガリー人同士でフルネームを名乗る時は、 「シャーンドル・ゲルゲイ(Sandor Gergely)です。」と言う。

でも英語で自己紹介する場合は、「ゲルゲイ・シャーンドル(Gergely Sándor)」の順になるわけで、どっちが名前だか苗字だか?…になってしまう。なんかややこしいよね〜〜。
(;∀;)


ヨーロッパランキング

職業由来かな?

ドナウ川

ハンガリー人の苗字で、ものすごく多いというほどではないけれども まぁまぁよく聞く苗字に「キラーイ(Király)さん」という名があります。

キラーイ(Király)さんの「キラーイ(király)」の意味は、「王様」。
あと、キラーイ(Király)さんより稀だと思うけど、
「伯爵」を意味する「グローフ(Gróf)さん」もいます。
「騎兵」の意味の「フサール(Huszár)」さんも。

グローフ(Gróf)さんたちのご先祖は伯爵様で、フサール(Huszár)さんたちのご先祖はカッコいい騎兵さんたち…と想像するのは、なかなかな歴史ロマンを感じますが、けっこうな数がいる キラーイ(Király)さんたちのご先祖が王様だとすると……ハンガリーには王様がずいぶん多いな……と思うんですョ。
(^_^;)

 


ヨーロッパランキング

最も麗しい苗字

バッラガーシュ

ハンガリー語で、「薔薇」は「ロージャ(rózsa)」。
ついでに「谷」は「ヴルジュ(völgy)」と言います。

ちなみにハンガリー語が読めないかたのために一応カタカナを書いてあります(↑)ケド、カタカナの通りに普通に発音しても ハンガリー人には通じないかもしれませんので悪しからず。(^_^;)

で、ハンガリー人の苗字に「ロージャヴルジ(Rózsavölgyi)さん」という名前があり、日本語に訳すとズバリ『薔薇谷』。
なんか耽美派小説の世界とかにしか存在しないんじゃないか…って感じのお名前。

ワタシがハンガリー人の苗字で最も麗しいと思っている苗字です。
あくまでも個人的見解ですが。
www(⌒▽⌒)www


ヨーロッパランキング