慣例

式典

ハンガリーで、3月15日は 1848年のハンガリー革命の記念日で祝日です。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、その前日の3月14日に式典を行うのが慣例です。

式典のある日は上は白・下は黒の、式典にふさわしい服装で登校する決まり。それを守らなかった生徒は、しっかり怒られます。^^;
でも、上白・下黒を守っていれば、デザインや素材まではあまり厳しく言わないみたい。

今年は3月15日が土曜日なので、「祝日だ!休める♡感」がナイね〜。
(^_^;)


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アイコン

マーチャーシュ王胸像 フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)前の広場にあるマーチャーシュ王の胸像。(↑)
同じ胸像がフニャ高の玄関ホールの中にもあって、そっちのほうがオリジナルらしく、広場のほうの胸像はレプリカだそうです。

ワタシがフニャ高にいた頃に、一度落書き被害に遭ったこともあったし、そうでなくても野外だと傷み易いでしょうしね。

マーチャーシュ王は、ギョロ目に大きい鼻、そしてモジャモジャのセミロングヘアが特徴で、大きい鼻にモジャモジャセミロングを付ければ誰でもマーチャーシュ王になれてしまう!

オールバックにサングラス、ビラビラのついた白い衣装を着れば、素材は違ってもなんとなくエルビスに見えるのと似ています。
(⌒▽⌒)

 
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マーチャーシュ王

マーチャーシュ像

ハンガリーの歴史上で有名な王様というと、やはり建国の父である「聖イシュトヴァーン」ですかね〜。
しかし聖イシュトヴァーン、日本でも有名かというと、そうでもナイかもしれない…。

日本でも知られているハンガリーの王様というと、フランツ・ヨーゼフ皇帝(←エリザベート皇妃の旦那なので)のほうが知られているかしら???

でも現代ハンガリーで、エリザベート皇妃は人気あるけど、フランツ・ヨーゼフ皇帝はそれほどでもない…という印象です。たぶんですが、二人が存命だった時代当時も同様で、エリザベート皇妃は人気あったけど、フランツ・ヨーゼフ皇帝の人気はイマイチだったようです。
^^;

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)前の広場に胸像がある『マーチャーシュ王』は、ハンガリー人なら知らぬ者は居ないくらいに、ハンガリーでは有名で、人気のある王様です。

マーチャーシュ王、市井の人間に扮して街にでて悪徳代官の動向を探り、後で正体を明かして懲らしめる…という、水戸の黄門様とか、遠山の金さんみたいな逸話がある人物です。

ハンガリーにはこのマーチャーシュ王の名を冠した学校がいくつかあって、何をかくそうフニャ高も、それらの学校の一つなんですよー!
(⌒▽⌒)

 
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学年末に辻褄合わせる

始業式

2025年1月ももう終わり近く。
新年明けたと思ったら、もう一月経ちますか。早いのう。
(^_^;)

1月末というと、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の年間スケジュールでは前期・後期の後期日程が始まった頃にあたります。

前期・後期が切り替わる間にあるのは週末の土日だけで、終業式とか、始業式みたいなモノはありません。
だから前期・後期が切り替わった感慨みたいなのがナイ。^^;

でも前期末の段階で成績会議が行われて、前期の成績が出されます。
それだけが「前期末っぽさ」だと言えましょう。

年にもよりますが、前期の成績で落第点をもらってしまう生徒はそれなりに居て、その生徒が後期にも落第点で、夏休みの終わりにある追試にもパスできなかったりする場合、その生徒は落第。
同じ学年をもう一度、です。

たとえ落第したのが1教科だけだとしても、その学年で必要とされる過程を終えていないことになるので、落第してしまいます。
その点、厳しいの。

しかし毎年、後期の成績会議のときには 前期の時よりも落第者は減っていて、さらに落第しても追試でなんとかなる生徒が多いので、実際に落第してしまう生徒は少ないですけどね〜〜。

 
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廊下の見張り番

冬霧

1月半ば、一年で最も寒い頃ですね。
日本で大学入学共通テストが行われるこの時期、ハンガリーでは高校入試の全国共通テストが行われます。

ハンガリーの高校入試の全国共通テストは、国語(ハンガリー語)と数学の2科目だけで、テスト時間も45分間ですから、2科目あっても土曜日の午前中までで終わります。
その点、5月にある高校卒業試験とは大変さが全然違う。

それでも試験慣れしていない8年生たちにとっては、緊張モノでしょうけど。^^;

受験会場になるフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)で、ワタシは廊下の見張り役担当でした。

廊下の見張りって、特に何もすることナイんですよ。
休憩時間のとき、トイレの場所とか案内するくらいかな??? テスト受けに来て、対処が必要になるような大騒ぎをする子どもも居ないですし…。

特に退屈なのは、試験が行われている間も「何かの事態に備えて」ずっと廊下の持ち場に控えていなくちゃならないところ。ちなみにワタシには「何かの事態」は起きたことありませんでした。

つまり朝、受験生が校舎に入ってくる前から、国語・数学の試験が行われて、受験生が帰って居なくなるまで、約3〜4時間の間、することもナイのにずっと廊下に居なくちゃならない。

仕事自体は全く難しくないけど、楽しくない。そしてちょっと寒い。
それが廊下の見張り番でした。
(^_^;)

 
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