2019年1月19日(土)に行われた ハンガリーの高校入試の筆記試験日の話を続けます。
(関連過去記事はコチラ)
前の記事にも書いた通り、ワタシの役目は廊下の監視役、「廊下番」です。
廊下番は教室内で試験が行われている時間帯には ただ廊下に居れば良くて、他には何もすることがナイ。 むしろ休憩時間中に廊下へ出てきた受験生たちにトイレの場所を教えてあげたりするのが役目だと申せましょう。
だから休憩時間に廊下に居ることこそが重要なので、試験が終わるまで持ち場を離れられない。それだけが大変。 特に難しい仕事ではナイ。
でもね~、実際には休憩時間になると、フニャ高の生徒が何人か案内係として廊下に立っていてくれるので、トイレの場所なんて 彼らに聞けばイイんですよ。…というか、受験生たちも彼らに聞くでしょ。ハンガリー語が通じるのかどうか分からない外人(←ワタシのことだ)よりも!!
だから実際には、ワタシに受験生と会話をする機会などなかったのでした。(^ ^;;
前回の記事で、自分のこと「猫の手よりはマシな」…と形容したけど、ホント、廊下番なんて 何なら猫にだってできるんじゃないの?と、思わないでもない。
でも今回、ワタシにも受験生と話さなくちゃならない機会がちょっとあったんですよ~。
受験生は当日、身分証明書を必ず持ってこないといけないんだけど、
試験開始直前なのに、いつまでも廊下でグズグズ電話している受験生がいて、その子がワタシに、
「身分証を忘れちゃって。写真なら見せられるんで、それでいいですか?」
…とか、言うの。
「そんな重要なことは、ワタシじゃなくて、教室の試験監督の先生に言え~!!」…と、内心 思ったけど。(^ ^;;
もちろん放っておくわけにもいかないので教室に入っていって、試験監督の先生に事情を伝えましたけどね。
そゆわけで、こんなこと(↑)もあるので、廊下番なんて楽勝だけど、やっぱり猫では無理かもね…というオチがつき、めでたしめでたし。(^ ^;;