西洋料理・・・まずスープまたはサラダなどの前菜があって、それに続いてメインディッシュの肉または魚の料理。最後にちょっと甘いもの・デザートで〆る・・・のが基本かと(^_^) (もっと正式な場合などは、さらに細かい決まりがあるんだろうけど、そうなってくるとワタシにはチンプンカンプンだヮ~(^^ゞ)
今回の話題はそのなかの前菜「スープ」です。
『冷たい果物のスープ(Hideg gyümölcsleves)』
『冷たい果物のスープ(Hideg gyümölcsleves)』はハンガリーの名物料理の一つです。 A27 地球の歩き方 ハンガリー 2012~2013のハンガリーの名物料理のページにも載っていますし。
ただ個人的には、全然知らない人に「名物ですから是非!お試しを・・・(=^・^=)」とは言いにくいスープなんでございます。
どのような味のスープなのかを説明するのは非常に難しいんですが、その名に『冷たい』、そして『果物の』とある通り、スープの具は果物で、主に夏場の暑いときに食するスープなので冷たいのを食べます。 そして、日本料理では考えにくいことだと思うんですが、甘いスープなんです。 『地球の歩き方』には「甘酸っぱい」と表現されていたけれど、酸味のほうは具の果物から自然にもたらされるていどのモノで、酸っぱさが全面に押し出されているわけではないと思う。 ワタシが思うにポイントは「甘さ」。 塩気も辛さも全く無い甘さだと思います。
だからね、スープだと思って何の予備知識もなしにコレを食べると衝撃的なわけョ!! だって日本の汁物といえば塩辛いものでしょ。 スープが甘いなんて在りえない。 (お汁粉は甘いけど、アレは汁物じゃなくて甘味だから別!) そんな甘いものがスープとしてだからメインディッシュの前の前菜としてドン!と出てくるわけですから、知らずに食べたらビックリすると思うョ~∽(*。*)∽
・・・とはいえ、夏のうだるような暑さの日には、この『冷たい果物のスープ』も悪くないんですョねぇ~、マジで!!!
フルーツの酸味とスープの冷たさ、そして日本的常識では考えられないその甘さが、暑さでボーッとしているときには良いんデスョ~。 信じられないかもしれないけど本当に!!!
『冷たい果物のスープ』の具の定番は、ハンガリー人が大好きな夏の果物の一つ、サワーチェリー。 あまり『スープらしい』見た目とはいえない気がしますが、キレイなピンク色のスープです。 (↓)
食への探究心が強い甘党の方には、チャレンジしてみていただきたい一品でございます。(^_^)v
ワタシの場合、何の予備知識もなしだったので
初めてのフルーツスープは衝撃だったが・・・
甘いものだと予備知識を持って望めば
そんなに変な食べ物でもありませんョ。たぶん・・・???