蛙チョコレート(ただしハリポタではない)


イースター・チョコ商戦

ハンガリー人はキリスト教徒の比率が圧倒的に多く、国の祝日も キリスト教由来のものが多い。 (全祝日の半数がキリスト教の祭日、残りの祝日は国の記念日など)

だから、
日本では クリスマスは休みじゃない。皆が働いている。<(`^´)>」…と言うと、
えぇぇぇぇええええ!? (T△T)」と、逆にこちらが困惑してしまうくらいに驚かれるコトがあります(^^ゞ  それはさておき。

ハンガリー人の多くが (たぶん)神さまよりも愛しているのではないか!? と思われるものがチョコレート。  だからハンガリーでは、チョコは一年中 時季を問わずに売れているんだと思います。 年間のチョコレートの販売量が、バレンタインに一点集中しているといわれている日本とは対照的ですね~(^^ゞ

ハンガリー人は年中無休でチョコを食う…とはいえ、やはりハンガリーにもチョコレート商戦のシーズンみたいなものは存在していて、そのピークは クリスマスとイースター(←両方ともキリスト教の祭日)の年2回!!! 過去記事のコチラにもあるように、スーパーでは広大な売り場面積を割いて 大々的にサンタクロースのフィギュア型等々々!!!!のチョコ菓子を売り出すわけですな。

来月に迫っているイースターの場合、サンタクロースに代わるキャラクターは『ウサギ』です。 それから、ハンガリーの場合はイースター・マンデイ(今年は4月21日)に女性から男性に美しく色づけした『タマゴ』をプレゼントする習慣があるため、色づけタマゴの代わりとして『タマゴの形のチョコレート』も人気があります。 (むしろタマゴよりチョコを欲しがるオトコのほうが多いんじゃないか?…と邪推(^^ゞ )

今年もすでにイースターに向けてのチョコレート商戦は始まっていて、それほど売り場面積の大きくないお店で こっそり撮ったのが本日アップした写真です。(↑ ↓)
(つまり これしきのチョコ・フィギュアの量では たいして多い方とは言えない。)
チョコ商戦
イースターのフィギュア・チョコでは何といっても『ウサギ』が大半を占めるのですが、イースターの場合は、『ヒヨコ』『子羊』『テントウムシ』そして『カエル』なども見かけます。

ワタシが今年見かけた中で、ちょっと気に入ってしまったのが このカエルたち(↓)
蛙チョコレート
この『リンツ(Lindt)』っていうスイスのチョコレートメーカー、もちろんウサギ・フィギュアも売っていたけど カエルに かなり力を入れているなぁ!! (^_^)

 

イースターは移動祭日なので、3月末から4月のあいだにあり、
ハンガリーの学校ではイースターに合わせて春休みをとります。
つまり、春休みの日にちは毎年違うの。
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今年は春休みまであと1ヶ月もあるよぅ…(>_<)
しかも今年は暖かいから春休みって感じじゃなくなってるかも…(^^ゞ

 

 


カモノハシのミルク?


マダールテイ

ハンガリーのスーパーには『マダールテイ(madártej)』なるモノが売っている。
売り場はだいたい コーヒー牛乳とかがある…牛乳飲料の売っている場所ですね。

ハンガリー語で『マダール(madár)』というのは『鳥』のことで、『テイ(tej)』は『ミルク』。 だから『マダールテイ(madártej)』って、つまり『鳥ミルク』!?

おいおい、それはおかしいでしょ。 鳥は哺乳類じゃないもん。ミルク出ないじゃん(^^ゞ
哺乳類なのにカモみたいなクチバシがあるカモノハシのミルクか!?…そう思ったんですが。

かなり前から気にはなっていたんですが、最近やっと、思い切って買って飲んでみましたよ。 やっぱりブログに書く前には やっぱり飲んでおいたほうがイイかと思って。

『マダールテイ(madártej)』ってね、なんだか モノスゴク甘いお砂糖入り牛乳(カスタード・バニラフレーバー付き)…って感じの飲み物でした。 色はクリーム色。薄い黄色のパステルカラー。 タマゴ入りなのかな? だから『鳥ミルク』???

まぁ飲めないシロモノではなかった。 ワタシは『鳥ミルク』より『ココア牛乳』のほうが好きだと思ったケド。…だから、再びワタシが『鳥ミルク』を買うことはないだろうな…と。

 

ハンガリーのスーパーで売っている牛乳飲料は、
コーヒー牛乳よりも ココア牛乳が多い気がします。
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キャラメル牛乳というのも最近見かけるんだけど、
キャラメル牛乳…も、そうとう甘そうだなぁっ(^^ゞ


「冬アイス」って、どんなアイス?


冬アイス ラベル

以前から ちょっと気になっていた食べ物。 それは『テーリ ファジ(Téli fagyi)』(^_^)

『テーリ(téli)』とは『冬の』という意味で、『ファジ(fagyi)』は『ファジラルト(fagylalt)』の略で 意味は『アイスクリーム』のこと。 『テーリ ファジ(Téli fagyi)』とは、すなわち『冬アイス』なり。 (以降『冬アイス』と書きます。)

この『冬アイス』、見た目は このようなアイスクリームのコーンみたいな感じ(↓)
冬アイス

袋にパッケージされた状態で売っています。(↓)
冬アイス2

売っている場所は冷蔵庫でも冷凍庫でもない。常温の場所です。 だから、「アイス」って言ってても本当にアイスクリームではなくて、見た目がアイスクリームっぽくなっているだけらしい。

日本にもアイスクリームコーン型の『グリコのカプリコ』(だったよね?)があるから、あれと似たような感じかな~?…と思っていて、実際に食べてみたことはありませんでした。 でも、ちょっと気になったので、やっぱり食べてみました(#^.^#)

かじってみた(↓)
冬アイス3
意外にも中味は、常温でOKなクリーム。(カプリコと同じで、チョコレートか何かだと思っていた(^^ゞ) ちょっとバタークリームっぽくて、ソフト。 冷たくはないけれど、それなりにアイスクリームっぽいと言えないこともないかも。
カプリコとは全然違った。 カプリコのほうが美味しいと思うけど。(←あくまでもワタシ個人の評価)

ハンガリーの人は甘いものが好きなので ハンガリーにもお菓子はあるけれど、子どもが喜ぶ駄菓子っぽいものがあまりないな~…と思っていたんですが、『テーリ ファジ(Téli fagyi)』は かなり駄菓子っぽいお菓子です~♪

 

日本には「子ども菓子」とでもいうのか
パッケージなどからして いかにも子ども向けな感じのお菓子がありますが、
ハンガリーでは、あまりそういうのは見かけません。
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ハンガリー人は『甘いもの好き』なので
オトナもコドモも関係なくお菓子を食べるからかもしれませんが?


こんな給食、日本ではアリ?


10月1日の給食

前回は、ハンガリーの人たちが大好きな甘いパスタの代表格『マーコシュテースタ』をご紹介しました。 例年ですと、新学年度の給食が始まると、わりと早い時期にマーコシュテースタが出てきたと記憶しているんですが、なぜか今年は新年度の給食が始まってからの約一か月、マーコシュテースタが出てきません。(だから昨日の画像は昨年の給食の時のモノ) マークが今、高値高騰でもしてるんでしょうか!? ワタシとしては別にガッカリでも何でもないですが、ハッキリ言って。(^^ゞ (マーコシュテースタ、出てきた時は食べるけどネ、覚悟をきめて?)

『マーコシュテースタ』の基本形は前回ご紹介したようなモノですが、実は給食のマーコシュテースタには様々なヴァリエーションがあり・・・機会があったら、そちらのほうもご紹介してみたいデス。

さて、『マーコシュテースタ』は「こういう食べ物は、日本には無いな・・・(^^;;」と思われるハンガリー料理。(日本も広いので「絶対に無い」とは断言できないけれど)
今回ご紹介するのは、
「こういう食べ物は日本にもたぶんあるけれど、給食のメインディッシュとして出てくることがあるだろうか~???」・・・と思う食べ物デス。

 

2013年10月1日のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)給食(上写真参照↑)
そのメインはコチラ(↓) 『ピシュコータのチョコレートソースがけ』
ピシュコータのチョコレートソースがけ
『ピシュコータ』っていうのはこの場合、写真にある『スポンジ』みたいなヤツですね。 カステラほどしっとりもしていなければ甘くもない、まぁ、そのままだとかなりパサパサなので、ソースがかけてあったのはパサパサ防止の意味もあったのかもしれない。(^^ゞ
そのパサパサスポンジに、たっぷりとかけてあるソースは、メニューには『チョコレートソース』ってあったけど、チョコレートというよりもココアだったな・・・。

こういった食べ物、日本にもありますよね、たぶん!?
こういう食べ方も、あまり一般的ではないかもしれないけど、日本でも在りえますよね、ね!?
・・・しかし、その場合、やはりデザートとして出される以外の供しかたは考えにくい。 日本広しといえども、日本の学校給食で、メインとして一皿ドン!と、『ピシュコータのチョコレートソースがけ』が出てくるとは、ちょっと想像しにくいのであります。・・・(^^ゞ

 

ハンガリーの給食では『甘いメインディッシュ』は極普通のこと
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今年度もこの一ヶ月ほどの間、およそ週に1度の割合で甘いメインの日がありました。
果物のスープも週一の割合で出てたなぁ・・・(*_*)


ハンガリー料理:冷たいフルーツのスープ



冷たい果物のスープ

西洋料理・・・まずスープまたはサラダなどの前菜があって、それに続いてメインディッシュの肉または魚の料理。最後にちょっと甘いもの・デザートで〆る・・・のが基本かと(^_^) (もっと正式な場合などは、さらに細かい決まりがあるんだろうけど、そうなってくるとワタシにはチンプンカンプンだヮ~(^^ゞ)

今回の話題はそのなかの前菜「スープ」です。

 

『冷たい果物のスープ(Hideg gyümölcsleves)』

『冷たい果物のスープ(Hideg gyümölcsleves)』はハンガリーの名物料理の一つです。 A27 地球の歩き方 ハンガリー 2012~2013のハンガリーの名物料理のページにも載っていますし。

ただ個人的には、全然知らない人に「名物ですから是非!お試しを・・・(=^・^=)」とは言いにくいスープなんでございます。

どのような味のスープなのかを説明するのは非常に難しいんですが、その名に『冷たい』そして『果物』とある通り、スープの具は果物で、主に夏場の暑いときに食するスープなので冷たいのを食べます。 そして、日本料理では考えにくいことだと思うんですが、甘いスープなんです。 『地球の歩き方』には「甘酸っぱい」と表現されていたけれど、酸味のほうは具の果物から自然にもたらされるていどのモノで、酸っぱさが全面に押し出されているわけではないと思う。 ワタシが思うにポイントは「甘さ」。 塩気も辛さも全く無い甘さだと思います。

だからね、スープだと思って何の予備知識もなしにコレを食べると衝撃的なわけョ!! だって日本の汁物といえば塩辛いものでしょ。 スープが甘いなんて在りえない。 (お汁粉は甘いけど、アレは汁物じゃなくて甘味だから別!) そんな甘いものがスープとしてだからメインディッシュの前の前菜としてドン!と出てくるわけですから、知らずに食べたらビックリすると思うョ~∽(*。*)∽

・・・とはいえ、夏のうだるような暑さの日には、この『冷たい果物のスープ』も悪くないんですョねぇ~、マジで!!! 
フルーツの酸味とスープの冷たさ、そして日本的常識では考えられないその甘さが、暑さでボーッとしているときには良いんデスョ~。 信じられないかもしれないけど本当に!!!

『冷たい果物のスープ』の具の定番は、ハンガリー人が大好きな夏の果物の一つ、サワーチェリー。 あまり『スープらしい』見た目とはいえない気がしますが、キレイなピンク色のスープです。 (↓)
サワーチェリーのスープ
食への探究心が強い甘党の方には、チャレンジしてみていただきたい一品でございます。(^_^)v

 

 

ワタシの場合、何の予備知識もなしだったので
初めてのフルーツスープは衝撃だったが・・・
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甘いものだと予備知識を持って望めば
そんなに変な食べ物でもありませんョ。たぶん・・・???