共通点と相違点

2019年3月14日式典

ハンガリーの祝日は、日本と比べるとかなり少ないのですが、少ない祝日の多くがクリスマスとか、イースターなど、キリスト教の祭日由来のものです。

ハンガリーの国の記念日を由来とする祝日は、年に3回。

1つは8月20日の建国記念日。

あとの2つは、前回のこのブログでも出てきた3月15日の「1848年ハンガリー革命の記念日」と、10月23日の「1956年のハンガリー動乱の記念日」です。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では毎年、3月のハンガリー革命の記念日の時、10月のハンガリー動乱の記念日の時の両方とも、恒例の学校行事として式典がありました。
(上写真(↑)は、2019年3月14日のフニャ高での式典のもの)

毎年それぞれの式典を眺めていましたが、この2つは起こった時代も100年ほどの隔たりがあるし、ま、それ以外にも色々と違う点が多いと感じていました。 ただ、「ハンガリー革命」と「ハンガリー動乱」、どちらも成功しなかった革命の記念日だという点が数少ない共通点かもしれません。

建国記念日はともかく、失敗した革命の記念日を祝日にするなんて、ハンガリーって面白いなぁ…って、個人的には思ってましたね〜。

 


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前日の式典

2018年3月14日 式典

今日は3月15日。 ハンガリーでは、1848年のハンガリー革命の記念日で祝日です。

ハンガリーの祝日は、クリスマスやイースターなどのキリスト教の祭日が由来の祝日が多いのですが、国の歴史的な記念日を由来とする祝日も三つほどあり、3月15日のハンガリー革命の記念日はそのうちの一つです。

3月15日は祝日なので学校もお休みなのですが、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では祝日前の登校日(今年の場合だと前日の3月14日(木))に全校で式典を行うのが恒例行事でした。

上写真(↑)は、2018年の3月14日の式典のときのもの。
懐かしいな〜〜〜。


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花を待つ季節

レンギョウ 

今年も3月も半ばにさしかかり、天気予報で桜の開花予想が発表されたりする時期になりました。 暖冬の影響なのか、今年は桜の開花が早めのようですね〜〜♪

ブダペストでの移動手段は公共交通機関と徒歩だったので、早春の花が咲き出すのが毎年の楽しみでした。日本に帰国してきてからは移動手段が車になってしまったので、運転中は春先のささやかな変化に目を向ける余裕がなくて。
ワタシ、ブダペストに居たときのほうが、風流だったなぁ…と。(^_^;)

ブダペストで春が本格的になり花が咲いてくるのは、だいたい4月になってからなのですが、他の花がまだ咲かない3月の殺風景な景色の中で真っ先に咲き出すのが黄色いレンギョウ。(↑)

レンギョウが咲くと、春が近いとワクワクしたものです。

レンギョウのことをハンガリー語では「アラニエシュー(aranyeső)」と言うんですが、アラニエシュー(aranyeső)の意味は「金の雨」。

なんか美しいよね〜〜♡
(*^_^*)

 
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花粉症のうわさ

花芽

近頃 物干し竿などに うっすらとホコリ(?)が積もっていて、春を感じる頃となりました。(^_^;)
積もってる粉みたいなヤツって、やはり「花粉」なんでしょうかね?

ワタシは今のところ花粉症の症状が出ていない幸運な人間なので、自分自身の経験ではないのですが、「ハンガリーに来て花粉症が治った!」と、日本人から時々聞くことがありました。

日本では毎春、花粉症の症状で苦しみ続けていた人が、ハンガリーへ行ってからは平気になっちゃうという…スゴイでしょ。

しかしコレにはカラクリがある。
ハンガリーでは飛んでいる花粉の種類が違うので、日本人の多くにアレルギーが出てしまう種類の花粉の量が少ないから…ということらしいです。
ブダペストの春の埃っぽさは、たぶん日本以上だと思うので、日本人にアレルギーが出にくい花粉は飛んでると思うケドね〜〜。

だから厳密には花粉症が治ったというわけではない。残念ですが。

でも、症状が軽くなるとかだけでもイイじゃん。
花粉症で悩んでいる人は、花粉の季節だけブダペストへ〜!!
(⌒▽⌒)

 

 
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スピコン、どうなった?

ぐりとぐら

ワタシのフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)時代、3月といえば、ハンガリー日本語スピーチコンテスト!でした。

ただし、フニャ高はスピコンの華であるスピーチ部門では出場したことがなくて、審査員がスピーチ部門の審査をしている時間帯の会場で、おまけのように発表させてもらうパフォーマンス部門に出場していました。
フニャ高はスピコンのおまけのパフォーマンス部門の常連出場校だったの。
(;▽;)

スピコンの華は やっぱりスピーチ部門なので、フニャ高から誰か出てくれないかと思い続けていたけれど、スピーチで出ると言ってくれる生徒は、ついに居なかったなぁ…。
無理強いはできなかったしな〜。
(^_^;)

2020年のスピコンはコロナのパンデミックで、突然中止になっちゃったんだよね〜。
一生懸命練習してたのに、残念だった…。

そして、翌年の2021年、2020年のスピコンで発表する予定だったパフォーマンスを動画で応募したのがフニャ高のスピコン出場の最後になってしまいました。

 
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