受験シーズン

フニャ高校庭

年が明けて、受験シーズンも本番ですね〜。

今週末は大学入学共通テストですが、同じくちょうどこの時期、ハンガリーでも高校入試の全国共通テストが行われることになっています。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)は共通テストの受験会場なので、受験日の試験監督等か、試験後の採点作業などで、職員総出の大仕事になります。

あと、フニャ高では受験日前の2ヶ月間ほど、週1回の受験準備講座もやっていました。

フニャ高の授業が終わった後の夕方、受験生の8年生がフニャ高へ来て準備講座を受けるんです。

ハンガリーの共通テストは国語と数学の2科目だけなので、準備講座に関わるのは国語と数学の先生たちだけでしたけどね。

一年で一番日が短くて暗い時期に受験準備講座を受け、一年で一番寒い頃に受験。

受験生は大変だ。

(^_^;)

 

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イブの夕べ

クリスマスツリー

ハンガリーで、クリスマスに祝日休みになるのは12月25日・26日の2日間で、12月24日のクリスマスイブは平日です。
でも、クリスマスは24日から始まってる感じです。

クリスマスイブ、学校はすでに冬休みになっているし、平日とはいえ実際のところ、クリスマスイブからお休みになっている職場が多いみたい。

ただし平日なので、銀行とか、お店はやってます…けれど、だいたい昼までの営業です。レストランなども休業してることが多い。

しかもブダペストでは、公共交通機関のバスや地下鉄、トラムなどが、24日には昼を過ぎると各路線が順に終電・終バスになっていき、夕方には公共交通機関がストップしてしまうんです。
もちろん自家用車での外出は自由だけど、イブに遊び回る人はあまりいないみたい。

だから、クリスマスイブの夜のブダペストは静か〜。
公共交通機関が動いてないから遠くへは出かけられなかったけど、イブの夕方、近所の散歩にでてみたら、家々に人がいる気配はあってもひっそりと静かだったのを思い出します。


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ハンガリーのクリスマスのお菓子

ベイグリ

ドイツの『シュトーレン』や、イタリアの『パネトーネ』などは、クリスマスの伝統菓子として日本でもそれなりに知られていることと思います。

ハンガリーにもクリスマスにつきものの『ベイグリ』という焼き菓子があります。

上写真(↑)に写っている渦巻き状のヤツが『ベイグリ』。
渦の中味は、ハンガリー人の大好きな黒いケシの実のベイグリか、クルミのベイグリが多いです。

クリスマスの頃は、カットする前の棒状のベイグリをお店でも買うことができます。日保ちするので、お土産にも良さそう。

ワタシはベイグリを特に好きなお菓子だとは思ってなかったけど、帰国して食べられなくなると妙に懐かしい〜。^^;


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蝋燭、あと1本

アドベントリース

今、アドベント(待降節)です。
ハンガリーでは、アドベントにアドベントカレンダーや、アドベントリース(上写真参照↑)を飾ったりします。

アドベント(待降節)は、クリスマスから数えて4つ前の日曜日から始まります。

アドベントリースには4本の蝋燭があって、アドベント期間の日曜日ごとに1本ずつ灯します。

2024年の場合、クリスマスの4つ前の日曜日は12月1日だったので、1本目の蝋燭に火を灯すのが12月1日(日)。 2本めが12月8日(日)で、3本目が12月15日(日)でした。

今年のアドベントリースに残る蝋燭はあと1本。
12月22日(日)の蝋燭だけです。

いやはや、クリスマスまで日にちが近づいてきましたね。
(^_^;)


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ミクラーシュ

サンタ

ハンガリーでは、『サンタの日(12月6日)』があるので、サンタは12月6日にやってきて子どもたちにお菓子を配ってくれます。

で、サンタはクリスマスには来ません。
クリスマスの時には、家族や親しい者同士でプレゼントを送り合います。
幼い子供には、クリスマスに届いたプレゼントは「天使が持ってきてくれた」とかいうふうに言い聞かせるらしいです。

ちなみにハンガリーでは、サンタのことは「ミクラーシュ(Mikulás)」と言うんです。

サンタのモデルになったという「聖ニコラウス」から来ていると思われますが、「ミクラーシュ」というハンガリー語の音感が、ホワホワしていてワタシは好きです。
(⌒▽⌒)


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