ホントかな?

階段室

11月半ばのフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)のオープンスクールウィーク。

フニャ高に在籍していた14年間のうち、コロナ禍だった最後の1年を除く13年、ワタシはフニャ高のオープンスクールに貢献しました。
ワタシの働きが功を奏したのかどうか、ワタシの在籍中、フニャ高は順調に受験者の数をかなり増やしたんですよ〜。

でも最初の数年はワタシ、かなりイヤイヤだったんですよね〜。
数年後には、「コレも自分の仕事」と、開き直って頑張るようになりましたケド…。(^_^;)

ワタシがオープンスクールを嫌がっていた頃、ある同僚に「生徒が集まらないと、ハンガリーでは簡単に学校が潰されてしまうから、オープンスクールはすごく大切。だから協力して!」って言われたの。

しかし「学校が潰れる」って話、本当だったのかなぁ?
ワタシを協力させるための方便だったりしたんじゃないのか…とか、思ったり、思わなかったり…。^^;

 
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馴染むひと月

始業式

9月初旬のフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)職員室では、新入生のクラスでの初授業を終えて戻った先生からの、
「今のクラスにさぁ、すっごく小っちゃくてカワイイ幼子がいたの〜♡」
「知ってる! 小学生みたいな子。廊下で見た!」
…といった会話が弾むことが…。

フニャ高の新入生は、日本の学校でいうと中学3年生にあたる学年なので、フニャ高入学時の年齢は14歳。 女子生徒には そこまで幼い生徒はめったにいないのですが、男子生徒の中には たまにフニャ高に似つかわしくない可愛らしい幼い子供がちょろっと混ざっていたりするんです。

しかし同じ学年の男子でも すでにヒゲを生やしているような生徒もいますから、フニャ高の生徒たちの中に小学生みたいな子がいると目立つんです。
それが新学期が始まったばかりの9月初旬。

でも入学からひと月近く経った9月の終わり頃になると、そういう幼い子供も それほどは目立たなくなってくるんですよね〜。

1ヶ月やそこらで それほど成長するわけがナイんですが、不思議とそれほど違和感がなくなってくるの。
新入生たちがフニャ高をいう新しい環境に、馴染んできたって事だったんですかね?

怒涛の9月のひと月で、新入生も高校生になっていく。

 
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新学年度の2日目

始業式

9月になりました。
ハンガリーでは、新学年度の始まりです。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、初日は始業式とホームルーム、あとは教科書配りなどだけで、昼前に終了しますが、その翌日、2日目からは授業。
7時半開始の1時間目から、しっかり授業が始まります。

ハンガリーの高校の夏休みは、6月16日から8月31日までで、しっかり2ヶ月半。日本の学校の夏休みよりだいぶ長いです。
夏休みの宿題なんてモノはありません。

長く自由な夏休み明けに、朝7時半から教室に座るのは、かなりツライだろうなぁ…。
(^_^;)

 
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追試

始業式前

 

8月末、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では「追試」が行われます。

追試……夏休みの初めに受け取った前学年の後期成績の中に赤点があった生徒が受ける試験。新学年を目の前にして、この追試を受け、もし再び赤点を取ってしまった場合、その生徒は落第、前の学年の時と同じ学年をもう一度繰り返すことになります。

追試者は、年によって多かったり少なかったりするのですが、ま、対象者0人で今年は追試ナシ…って事はなく、毎年誰かしら追試を受けている。

たとえ1科目でも落とせば落第。ずいぶん厳しいと思って、他の先生たちに聞いてみたことがあったんですが、 「1科目でも進級する水準に達しなかったってことだから…仕方ないよね」という見解でした。

そりゃそうか。でも厳しい…(;_;)

稀ではあったけれど 2回落第した生徒も居て、その子、同じ学年を3回繰り返したんだよね〜。4年で卒業するはずの高校生活を、6年間かけて卒業。
でも途中で転向したり、止めたりしなかった。あの子はある意味、根性あった。

苦手科目があって同じ学年を3回繰り返したとはいえ、他の得意科目とかの成績がすごく向上したりとかいうこともなくて、卒業するまで劣等生グループを脱することがなかった。それも不思議といえば不思議だったなぁ…。

 
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お外サイコーな季節

校庭

ブダペストに住んでいた頃、ハンガリーの建物って、寒く暗く長く厳しい冬に耐えられるように作ってあるんだろうな〜〜と感じていました。

例えばフニャ高の校舎(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)。壁が分厚く頑丈。窓は小さめで、二重窓。あまり日当たりとかは重要視してなさそうな作りが多いように思う。
冬の暖房効率を良くする作りなんだろな〜〜って感じ。

夏休みが目前の今ごろのブダペストは、お外の気候が最高なので、窓が北向きの教室では窓の外の明るさとのコントラストも相まって、室内がものすごく暗く鬱陶しく感じられてしまうのでした。

外は外で暑いので、日向はキツく、木陰が最高なんですが…。
フニャ高は、素敵な木陰には恵まれていますしね。

一度、「外に出た〜い! ちゃんと外で勉強するからぁ〜〜!!」という生徒の声に押し切られて、テキストを持って校庭にでたことがありました。

全然 勉強にならなかったです。
(゚∀゚)

 
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