花の名前

レンギョウ

桜の季節になりました。
今年は真冬にほとんど雨(または雪)が降らなかったのに、桜が咲いた今ごろになって雨降りが多くて、桜が咲いている間に何日お花見日和があるか…ちょっと心配しています。

日本の女の子の名前に、「桜ちゃん」「葵ちゃん」「椿ちゃん」など、お花の名前をつけることがありますが、ハンガリーの女の子の名前にも「アルニカちゃん」「ハイナルカちゃん」など、花の名前の女子たちがいます。

女の子には花のように美しく可愛らしく育ってほしいと思うのは、日本でもハンガリーでも同じなんだな〜などと思ったもんです。

ハンガリー語では「花」のことを「ヴィラーグ(virág)」というのですが、「ヴィラーグ(virág)」も女の子の名前のひとつなんです。日本の「花ちゃん」って女の子は、ハンガリーに行ったら「ヴィラーグ(virág)ちゃん」になれます。
(^^)

女の子の名前ではないのですが、ハンガリー語の花の名前の中では『レンギョウ』のハンガリー名がワタシのお気に入り。

『レンギョウ』のハンガリー名は『アラニエシュー(aranyeső)』といって、意味は「金の雨」です。

なんだかとても詩的でイイと思います。
(⌒▽⌒)

 
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名前も苗字も

男子たち

シャーンドル(Sándor)
ゲルゲイ(Gergely)
ラースロー(László)
バラージュ(Balázs)
……以上に挙げたのは、ハンガリー人の男性のファーストネームです。つまり男の子の名前。
でも一般的には男の名前として認識されているこれら(↑)の名前が、苗字のご一家も居るんですよね〜。

で、コレは知る人ぞ知る事実なんですが、ハンガリーは人名を名乗るのが「苗字・名前」の順番の国なんです。日本みたいでしょ。

例えば、シャーンドル(Sándor)さんという苗字のお家に ゲルゲイ(Gergely)くんという名前の子供がいるとします。
ゲルゲイ(Gergely)くんは、ハンガリー人同士でフルネームを名乗る時は、 「シャーンドル・ゲルゲイ(Sandor Gergely)です。」と言う。

でも英語で自己紹介する場合は、「ゲルゲイ・シャーンドル(Gergely Sándor)」の順になるわけで、どっちが名前だか苗字だか?…になってしまう。なんかややこしいよね〜〜。
(;∀;)


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職業由来かな?

ドナウ川

ハンガリー人の苗字で、ものすごく多いというほどではないけれども まぁまぁよく聞く苗字に「キラーイ(Király)さん」という名があります。

キラーイ(Király)さんの「キラーイ(király)」の意味は、「王様」。
あと、キラーイ(Király)さんより稀だと思うけど、
「伯爵」を意味する「グローフ(Gróf)さん」もいます。
「騎兵」の意味の「フサール(Huszár)」さんも。

グローフ(Gróf)さんたちのご先祖は伯爵様で、フサール(Huszár)さんたちのご先祖はカッコいい騎兵さんたち…と想像するのは、なかなかな歴史ロマンを感じますが、けっこうな数がいる キラーイ(Király)さんたちのご先祖が王様だとすると……ハンガリーには王様がずいぶん多いな……と思うんですョ。
(^_^;)

 


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最も麗しい苗字

バッラガーシュ

ハンガリー語で、「薔薇」は「ロージャ(rózsa)」。
ついでに「谷」は「ヴルジュ(völgy)」と言います。

ちなみにハンガリー語が読めないかたのために一応カタカナを書いてあります(↑)ケド、カタカナの通りに普通に発音しても ハンガリー人には通じないかもしれませんので悪しからず。(^_^;)

で、ハンガリー人の苗字に「ロージャヴルジ(Rózsavölgyi)さん」という名前があり、日本語に訳すとズバリ『薔薇谷』。
なんか耽美派小説の世界とかにしか存在しないんじゃないか…って感じのお名前。

ワタシがハンガリー人の苗字で最も麗しいと思っている苗字です。
あくまでも個人的見解ですが。
www(⌒▽⌒)www


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形容詞由来の苗字

丸天井

ハンガリー人にかなり多い苗字の「ナジ(Nagy)さん」、「キシュ(Kiss)さん」。
(ちなみに「キシュ(Kiss)さん」の綴りのKissは、英語読みだと「キス」ですが、ハンガリー語読みだと「キシュ」です。)
「ナジ(Nagy)さん」「キシュ(Kiss)さん」は、ともにハンガリー語の形容詞が元になっていて、ハンガリー人の苗字には形容詞由来の苗字というのもけっこうあります。

ナジ(Nagy)さんは、形容詞「大きい」の「nagy」から。
キシュ(Kiss)さんは、形容詞「小さい」の「kis」から。
ホッスー(Hosszú)さんは、形容詞「長い」の「hosszú」から。
ヒデグ(Hideg)さんは、形容詞「寒い・冷たい」の「hideg」から。
クヴェール(Kövér)さんは、形容詞「太っている」の「kövér」から。
セゲーニ(Szegény)さんは、形容詞「貧しい・貧乏な」の「szegény」から。
…などなど。

名は体を表すと言いますけど、ワタシの経験上は 形容詞苗字の場合はあまり当たってなくて、ワタシの知るヒデグ(寒い・冷たい)さんは すごく親切で温かい人だったし、セゲーニ(貧しい・貧乏な)さんはお金持ちでしたョ!
(^_^;)


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