フーゼレーク(főzelék)とは?


 

グリーンピースのフーゼレーク

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食には 一週間に一回以上の頻度で出てくると言っても過言ではない「フーゼレーク(főzelék)」という食べ物。

例えば、上の写真(↑)は 9月12日の給食に出てきた「グリーンピースのフーゼレーク」で、

そしてコチラ(↓)は、9月18日の給食の「レンズマメのフーゼレーク」でございま~す。
レンズマメのフーゼレーク

ちなみに、「グリーンピースのフーゼレーク」には「ヴァグダルト(メンチカツに似ている)」が、「レンズマメのフーゼレーク」には「豚肉のロースト」が浮かんでいますが、これらはフーゼレークの範疇には含まれません。 

フニャ高給食のフーゼレークには、こういった『お肉モノ』の何かが付けられていることが多いの。 でも、それらの『お肉モノ』は 「フーゼレークという食べ物と一緒に食べるモノ(付け合せの一品)」であって、「フーゼレークではない」。 お分かりか? (←偉そう???)

で、「フーゼレーク」とは何かというと、『何らかの野菜(グリーンピースとか、レンズマメ、その他キャベツ、カリフラワーなど色々)を煮込んだ とろみのあるシチュー状の食べ物』で、メインとしていただく料理です。

ワタシのイメージでは「シチュー」って、どちらかというとメイン料理ではなく、前菜のスープの範疇に入るんじゃないかという気がするんですが、「フーゼレーク」はあくまでもメインディッシュ。 スープではありません。

ハンガリー料理で「フーゼレーク」と言ったら、それは『メイン料理として食べる 野菜の煮込みシチュー』と考えればよろしいかな…と。(^_^)

 

そういう決まりがあるのかどうか知りませんが、
フーゼレークの中で2つ以上の野菜が存在を主張しあっていることはありません。
レンズマメならレンズマメ、キャベツならキャベツのフーゼレークって感じ。
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そう考えると、ニンジン・ジャガイモ・玉ネギなど、
色々な野菜が入っている日本のクリームシチューは、
たとえ肉が入ってなくても フーゼレークとは言わないかもしれない。