ハンガリーで作られたカレンダーには絶対にあるモノとは

 

名前の日

ワタシが職場で使っている卓上カレンダー(↑)
日付の下に、Ágnes、Vince、Ártúr…などと書いてあるの、分かります?
これらはそれぞれ、アーグネシュ、ヴィンツェ、アールトゥール…といった、人の名前(ファーストネーム)です。

なぜカレンダーに人の名前が書いてあるのかというと、ハンガリーには「名前の日(névnap)」という習慣があるから。

1月21日はアーグネシュの名前の日。

だからアーグネシュって名前の人は、1月21日には 家族や友達や同僚から
「名前の日、おめでとう~♪(*^_^*)」とお祝いを言ってもらえることになっている。

ちょっと誤解しやすいんだけど、コレはあくまでも「名前の日」であって、「お誕生日、おめでとう~♪(#^.^#)」ではありません。 ハンガリー人には誕生日とは別に「名前の日」というモノがあるんです。

仲が良い人の場合や 身内なんかだと、お祝いを言うだけじゃなくって、ちゃんとお誕生日の時みたいにお祝いをしたり、プレゼントをもらったり…。 しっかりした祝い事をするみたい。

そんな大切な「名前の日」を忘れないように、ハンガリーのカレンダーには必ずその日の名前が書いてあるんですね~。 ハンガリーのカレンダーなら、どんなにチャチなカレンダーでも日付と名前の日だけは書いてあると断言してもイイ!!
(↑モチロン、ワタシの100円の卓上カレンダーも例外ではナイ!!)

カレンダーにも書いてあるくらいだから、名前の日の人にはちゃんとお祝いを言わなくてはいけないの。例えば同僚とか。それを忘れたら無作法者になりかねない。

ちょっとした知り合い程度だと、誕生日は知らないのが普通だけど、名前の日はカレンダーに書いてあるので、「知りませんでした」という言い逃れは効かない。(-“-)

ワタシは いつもつい忘れがちなので、名前の日ってちょっとプレッシャーです。(>_<;;)
自分には名前の日がナイのにね~。(^ ^;;

 

日本のカレンダーには大安とか友引とか書いてあるよね。
ワタシはあまり気にしないんですが…。(^ ^;;
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気にする人は気にするから、
やっぱ一家に一つは そういうカレンダーが必要かな?