サンタさんは冬眠中???


冬眠 サンタ1

週末(1月18日 土曜日)、ブダペストのとあるショッピングモール(ワタシがよく行くトコロの一つ)は相変わらずのクリスマスディスプレイがキラキラ~☆ そして、このモールでは毎年サンタクロースが休憩していくんです。(↑)

サンタさんが寝ているのはこういう場所。(↓)
冬眠サンタ2

サンタさんが今回ココで寝始めた(←変な表現?)のは、サンタクロースの日(12月6日)が終わった後。 たぶんサンタの日で大忙しだった12月6日が終わり、お疲れのところをココで休んでいる…という設定なんでしょうな。

「サンタさん、死んじゃったの?(>_<)」…という心配はいりませんョ~♪ 良い子の皆、安心して!このサンタさん、眠っている呼吸に合わせて ちゃんとお腹がスーハ―動いているから。

冬眠サンタ3
しかし、こんな感じで もう1ヶ月以上寝ているわけで…(^^ゞ

休憩というには長すぎる。 もはや『冬眠』の域ではないか…と思い始めた週末。

 

「サンタさん、いつお家に帰るの?」…と思ったりしますが…
でも、「頼むから もう帰って!」というわけじゃないの。
別に居てくれてもいいんだ。でもでも、「いつ帰るの?」(^^ゞ
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18日(土)以降はココへ行ってないので、
さすがに次に行くときは片づけてる…もとい、お帰りになっているかもね?

 

 


路面電車でミニツアー♪ (路面電車がブダペスト観光にオススメな理由3つ)


19番路面電車の中
(↑) 路面電車(19番)の車内

路面電車(トラム)(ハンガリー語ではヴィッラモシュ)に乗るのが好きです♡

ブダペスト市内の公共交通を牛耳って(?)いるのはBKV(ベー・カー・ヴェーと発音する)という会社。 市内を縦横無尽に走っている「地下鉄」「バス」「トローリーバス」「路面電車」そしてブダペストから郊外へ向かう路線を走っている「へーヴ」という通称の緑色の電車。  さらに『ブダ王宮』へ昇る「ケーブルカー」やドナウ川を運行する船にもBKVの定期運航便があり、「登山鉄道」『マルギット島』の中の観光遊覧バスもあったり♪  また、それぞれの乗り物に またそれぞれ色々な型の車体がある…たとえば路面電車も市内全部の路面電車が同じ形ではなく色々なんです。 

BKV(ブダペスト市内の交通)の他に、地方への路線を網羅する電車(MÁV)や、バス(Volánbuszなど)もあるので、市内を行き来している乗り物の種類が豊富! ブダペストって 乗り物好きな人には なかなか楽しめる街なんじゃないかな~と思います(#^.^#)

ブダペストは観光地ですので 観光客のためのガイド付き観光バス(二階建てバス)などもあり、観光でブダペストを周るならそういうバスも便利だと思います。(ワタシは乗ったことがないケド~(^^ゞ ) しかしワタシは、地元庶民の足であるBKV、なかでも路面電車は観光にもオススメだと思っています。

そこで今回は、ワタシがブダペストの路面電車が観光にオススメだと思う理由3つ!!

■ 路面電車オススメ理由1: 速度がゆっくり♪

ブダペストの中を早く移動したい場合、一番早いのはたぶん地下鉄だと思いマス。(自動車は渋滞に巻き込まれる場合があるので、いつも速いとは限らない。)でも、ブダペストは東京とは違って地下鉄網が張巡らされているわけではないので、目的地に地下鉄路線が通っているなら…という条件付きですが(^^ゞ   しかし地下鉄は景色が見えないので、観光向きではありませんね?

その点、地上をゆっくりめの速度で走る路面電車は、ゆったりと街の景色を観たいという観光のニーズに適していると思います♪

19番トラムツアー 1
(↑) 19番トラム、『バッチャーニ広場』から出発進行~♪

 

■ 路面電車オススメ理由2: ルートがなかなか良い♪

観光地で何をしたいか 何を見たいかというのは人それぞれなので、異論もあるかもしれませんが、ブダペストで路面電車が走っているルート沿いには観光名所が多く含まれています。 だから 路面電車に乗って外を眺めているだけで、ブダペストの名所のかなりの部分を網羅するコトができます。
(路線にもよるけれど)比較的に本数も多く走っているので、よく見てみたい場所があったら途中下車して、また次の電車に乗って先へ進む…なんてことも出来るんじゃないかなぁ?

19番トラムツアー 2
(↑) 『くさり橋』が近づいてきました。

19番トラムツアー 3
(↑) 『くさり橋』のライオンさん。

19番トラムツアー 4
(↑) 『くさり橋』を通り過ぎました。

 

■ 路面電車オススメ理由3: 経済的♪ 

実を言うと、「途中下車」をしてしまうと 切符を1枚使ってしまうことになるので、目的地の前で途中下車するのは経済的とは言えません。 ですが、BKVには24時間有効・72時間有効・1週間有効…といった『パス』があり、市内の地下鉄・バス・トローリーバス・路面電車・ヘーヴのブダペスト区域内・登山鉄道は何回でも乗り降り自由! 乗れば乗るほどお得になります♪ だから、自分の旅のプランに合わせたパスを買って、路面電車を乗ったり降りたり戻ったりしながら歩き回ったら、すぐに元がとれちゃいますョ。

路面電車は安価で自由に観光名所を楽に見て回るのに最適な乗り物。 観光客にもオススメです。

ちなみにこの記事にアップした写真は昨年末の大晦日(2013年12月31日)に、ブダ側のドナウ川沿いを走っている19番の路面電車の中から撮ったものです。(大晦日はさすがに人が少なかった。) こんな景色を眺めながら路面電車でブダペストをザッと見て回るのも良いんじゃないかなぁ~(^_^)??

以下、19番の路面電車で行くドナウ川沿いミニツアーの続きをどうぞ♪

19番トラムツアー 5
(↑) 『くさり橋』の次に通るのは 白い『エルジェーベト橋』。

19番トラムツアー 6
(↑) 『エルジェーベト橋』の次は、緑色の『自由橋』。

19番トラムツアー 7
(↑) 49番の路面電車は『自由橋』を渡ります♪

19番トラムツアー 8
(↑) 『自由橋』

19番トラムツアー 9
(↑) 他の路面電車とすれ違うところ。

19番トラムツアー 9
(↑) 『ゲッレールト広場』(ゲッレールト ホテルの前)の停留所から、ドナウ川沿いを離れます。

19番トラムツアー 10
(↑) こういった普通の街並みを眺めながらの路面電車ミニツアーも楽しいですョ♡

 

大晦日は人が少なく、路面電車の中でも写真が撮りやすくて良かったです。
乗客が多い時は、写真を撮るのはちょっと難しいかな。
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乗客が多い時でも、景色を眺めるのは問題なしだと思います♪
路面電車ツアー、いかがでしょうか?

 

 


すごく見たい! ダイナミックな光景☆


 

 

流氷のドナウ川

前回、今年は霧氷(ハンガリー語では「ズーズマラ(zúzumara)」を見られない、でも見たい!!!ということを書きました。 ついでなので今回は、ワタシが冬なので見たいモノ、その2!

ワタシが見たいもの、それは『ドナウ川を流れる流氷』です。

今冬は記録的な暖冬ですので、もちろんドナウ川は氷結していません。 ズーズマラと違ってドナウ川は毎年凍るわけじゃないみたいで、昨冬シーズンも流氷は見られませんでした。 そういうわけで、この記事に使っている写真は一昨年、2012年2月11日に撮影したもの。(↑ ↓)

2012年2月11日 国会議事堂
いつもは静かなドナウ川を、大きな氷がドンブラコドンブラコと流れていくのよ。 「キレイ」というよりも、ダイナミックな光景でした。 (そして寒かった(^^ゞ )

ドナウ川の氷

川が凍るっていうことは 間違いなくものすごく寒いってことなので、あまり手放しでは歓迎できない面もありますが、2年前に流氷の流れるドナウ川を見て以来、「ドナウ川を流れる流氷をもう一度見たい! できれば今度は動画も撮りたいぞ!!」…というのがワタシの小さい野望なの。

 

たぶん1日や2日寒い日があったくらいじゃ川は凍らないと思うので、
今冬もドナウ川の流氷は望み薄…でしょうね。 残念ですが。
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20年くらい前にはドナウ川が完全に凍結して「ドナウ川でスケートをした」そうです。
それも見たいな。下手だけどスケートもしてみたい♪
しかし、「どんだけ寒かったんだ!?」…とも思うケド(^^ゞ

 

 


今冬、まだ見るコトができない美しいもの☆


霧氷

今冬は これまでのところ、例年になく記録的に暖かいブダペスト。

冬なので、全然寒くないわけではないです。 寒いことは寒い。 でも、たしかに今冬はまだ雪が一度も積もってないし、今週も雪ではなく、雨が降っていたし…例年ほど寒くないのは確かなようです。

ワタシがブダペストの冬に楽しみにしているもので、暖冬のこの冬、まだ一度もお目にかかっていないのが『ズーズマラ(zúzmara)』。 日本語では『霧氷(むひょう)』って言うらしいです。 日本ではワタシ、一度も見たコトがなかった。 しかしブダペストに来てからは毎冬、何というかこう…キンキンに寒い 空気が凍り付いているような日に『霧氷』を見るコトができて、それがワタシの冬の楽しみになりました。

霧氷2
木の枝や葉っぱなどに、雪ではなくて、氷の結晶がくっついてるの。 だから雪みたいに「積もっている」のとは違うんだなぁ~。

霧氷3
霧氷の出来る日は すんごく寒いんだけどねぇ~(>_<)

でもキレイなんだもん(#^.^#)

霧氷4
大木も霧氷に包まれて白っぽく…。
霧氷5
この霧氷が今冬は見られない。淋しい…(>_<) 寒くないのは楽チンでいいけど、ワタシはズーズマラ(霧氷)が見たいんだぁ!! だって冬のお楽しみなんですもの…(^^ゞ

 

今冬はまだ霧氷の日がありませんでしたので
この記事にある写真はすべて昨冬に撮ったもの。
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ズーズマラ…今冬は見るコトができないまま終わるのだろうか…???

 

 


違う人みたいじゃね?…と思ってしまう(^^ゞ


シャインくん

英語の名前『ウィリアム(William)』は、ハンガリー語では『ヴィルモシュ(Vilmos)』になる。(前回の記事参照
元は同じ名前なのに、言語によって名前がちょっと変化する、それがワタシにはちょっと面白い。(^_^)

例えば 英語の『ジョン』と言う名前。
フランス語では『ジャン』(この変化は許容の範囲内)で、
ドイツ語では『ヨハン』または『ハンス』(あら? あらあら???)、
イタリア語だと『ジョヴァンニ』(これはもう似て非なるものでは?)
スペイン語では『ファン』(ちょっとは似てるけど、それとは気づきにくいくらいに違う…)、
ロシア語では『イヴァン』(イワンの馬鹿はジョンだったのか!!)、
オランダ語は『ヤン』(あ、ちょっとジョンに近くなった気がする)、
ポルトガル語は『ジョアン』(これもジョンに近いか)
スウェーデン語 『ヨハン』(あ、ドイツ語といっしょだ)
ラテン語は 『ヨハンネス』…だそうです。
おそらくオリジナルはラテン語で、ラテン語由来の文化圏の各言語に派生していくうちに変化していったんだろうと思う。(違う???)
ちなみに『ジョン』のハンガリー語は『ヤーノシュ(János)』です。

具体的に決まりがあるのかどうか知りませんが、日本では外国人の名前を言う場合、本人が名乗っている発音を そのままカタカナ化(日本語的な発音)にして呼ぶのが普通かと思います。 つまり、「ハンガリー人のヤーノシュさん」が日本へ行き、本人が「ヤーノシュ」と名乗っているものを、日本人の方が勝手に「ジョン」に翻訳して「ジョンさん」と呼びかけたりはしない…ですよね?

ハンガリーではこういった名前の変化をどう扱うのか、その決まりをワタシは知りません。 ですが、英国王室のウィリアム王子が『Prince William』から『Vilmos herceg』になっていたりすることから考えると、それを名乗る本人の母語名からハンガリー語名に翻訳してしまうのもアリだというコトは間違いなさそう。

わりと最近では、『フランシスコ法王』のことを ハンガリーのニュースでは『フェレンツ・パーパ(Ferenc pápa)』と呼んでいて、「へぇ~」って感じでした。(『パーパ』っていうのが法王のこと)
在位期間が長かった『ヨハネ・パウロ2世』の場合、ハンガリーでは『マーショディク・ヤーノシュ・パール・パーパ(II. János Pál pápa)』。(「マーショディク」は「2世」に当たるハンガリー語) 『ヨハネ・パウロ』を英語で『ジョン・ポール』って呼ぶのを聞くのも ちと違和感あったけど(法王というよりも『ビートルズ』みたい…)、『ヤーノシュ・パール』っていうのも 同じ人の名前だとは思えない感じ…(^^ゞ

 

以前、語学学校へ通っていた頃のドイツ人クラスメートが
『ミハーイ(Mihály)』と名乗っていたので 素直にミハーイだと思っていたら、
ドイツ人なので 実は『ミヒャエル』だったことがあった(^^ゞ
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『ミハーイ』と『ミヒャエル』も なんだか違うけど、
『ミヒャエル・エンデ』のミヒャエルと、『マイケル・ジャクソン』のマイケルが
同じ名前だなんて、面白いよねぇ~。