打ち捨てられたツリーにライフスタイルの変化を見る。


クリスマスツリーの末路

早いもので一月も もう後半!

前回の記事にも書いた通り、新年明けて半月が過ぎたというのに いまだにサンタクロースが寝ているショッピングモールがあったりもするブダペスト。 でも、さすがに近頃はクリスマスを全面に押し出すようなクリスマスディスプレイは見かけるコトが少なくなってきました。

新年をクリスマスツリーを飾ったまま迎えた一般家庭(ハンガリーでは正月飾りがないので、新年にツリーが飾ってあるのは極フツウ)でも、さすがにもうツリーはいらないでしょ。 もう片付けるでしょ、…という時期です。

ハンガリーのお宅では、今も本物の生のモミの木を切ったクリスマスツリーを飾るのが一般的なようです。 (クリスマス前になるとツリーの露天が立つので、そういうところで買う。)

そしてクリスマスも新年も過ぎた頃になると、道端にツリーが打ち捨ててあるのを良く見かけるようになる(T_T)

道端に捨てても良いってわけじゃないんだろうけどね~。 …と言うより、たぶんダメ!!なんだろうけどね(^^ゞ  まぁ、こういうのも 良く見る光景なんですよ。(↑ ↓)
クリスマスツリーだった。

切り落とされたモミの木の葉は時間が経つと枯れて落ちていきます。 だから来年のクリスマスにはまた新しいモミの木を買わなくちゃいけない。 そうすると、こんな大きな木をクリスマス以外の時期に保管しておく意味はないし、する余裕もないんでしょうね。 置き場所ないでしょ?

これはワタシの想像だけど、昔はお家に暖炉があって 台所でも薪を使っていたので、必要のなくなったツリーはそれぞれの家で薪にして…有効活用していたんじゃないのかなぁ? だから昔は『クリスマスツリーを道端に捨てる』なんてことは起こらなかったのではないか…と。

本物の薪を燃やして野外でグヤーシュを作って食べるのは、今もハンガリー人の大好きな娯楽の一つ。 だから、薪を使う必要がある時だってあるわけですが…冬は野外でグヤーシュ作る時季じゃないですからね。 住環境の近代化が進んだ今のご時世、クリスマスには皆をハッピーにしてくれたツリーも、1ヵ月後の今は はた迷惑な粗大ゴミになってしまう…と。 ちょっと世知辛いネ~(^^ゞ

 

ワタシにとっては本物の暖炉があるお家って、すごく憧れ~~♡
本物じゃなくって見た目だけのニセ暖炉でもイイ~♡
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でも、薪割りって思った以上に重労働なんだよなぁ(>_<)
あ、次回は薪割りに挑戦した 我が体験記を書こうかな?