今年2回目のお魚


1月23日の給食

あいかわらず お昼は給食を食べています。

お肉メニューは珍しくないフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食。 でも、お魚メニューはモノスゴク珍しい(^^ゞ

木曜日は久~~しぶりの お魚メニューでした。

記憶違いじゃなければ、今年2回目のお魚デイ。 「今年」っていうのは新年明けての今年、つまり2014年ではなくて、9月に学年度が始まってから今までの「今年」ですので!! 今学年(の給食)が始まってから4ヶ月は過ぎてるので、2ヶ月に1回の頻度か。 ワタシ基準では少なすぎるわね(-_-)

フニャ高の給食で出てくる魚は、いつでも『白身魚のフライ』です。 青魚が給食に出たことはないし、フライ以外の調理法で魚がでたのは過去6年の間で一回だけ。 いつもいつもいつもいつも『白身魚のフライ』なの。(あ、でも「いつもいつも」と強調するよりも、魚の日そのものがほとんどないんだヮ。) ハンガリー人が大好きな『肉のフライ』を 『白身魚』に変えただけで、あまり お魚を食べてますぅ~♡ って感じがしないのよね(^^ゞ それでも、魚が出てくるだけで嬉しいけど。
白身魚のフライ

木曜日のメニューは、『蜂蜜入りプルーンのスープ』と『白身魚のフライとライス。タルタルソースがけ』『生野菜のサラダ』。

蜂蜜入りプルーンのスープ
(↑「蜂蜜入り」なだけあって、このスープはしっかりと甘かった。)

このメニューのことを
「今日は米と魚で スゴク日本らしいメニューだね!!」
…と言われたけれど、微妙~(^^ゞ
「はぁ、まぁ。 だいたいは…。」
そう答えたワタシ。

だってスープが最も日本らしくないスープの代表格『甘いフルーツのスープ』だし、魚の調理法だって肉の代わりに魚を使ってみました…ってだけの 給食フライそのものだしさ。 このメニュー、「日本らしい」と思います!?

 

フニャ高は学期制ではなく、前・後期制。
つい先日前期が終わったところで、今ちょうど学年後期が始まったところ。
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この『白身魚のフライ』が後期の最初で最後のお魚デイになるのかなぁ?
(フライに文句を言うくせに、やっぱり魚が食べたいワタシ…(^^ゞ)

 

 


いよいよ寒さが…


天気予報サイト

記録的な暖冬で、1月になっても外を歩くのがそれほどつらくない程度の寒さだったブダペスト。 そういう日が続くと、つい油断をしてしまうワタシです。

そんな ちょっと油断し始めていた頃だった今週水曜日、夕方 外出したら風が冷た~い!!  いよいよ寒さが到来したようです。

天気予報サイト(↑写真は1月23日の朝のもの)によると、昼間でもマイナス気温予報の日が この週末辺りから1週間ほど続くようです。 すっかり暖冬に慣れきっているので、ちょっと心構えをしておかなくっちゃ~!!

 

そういえば来週は父兄会があるんだった。
寒いから学校に来ない父兄が多いかもしれない。しめしめ…(^^ゞ
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ま、どうせワタシに会いにくる父兄なんて
ほとんどいないので、何も心配もありませんけど~~ヽ(^。^)ノ


テレビショッピングと『おばあちゃんの日常の家事』


キャンプファイヤー!

ハンガリーのテレビでも『テレビ ショッピング番組』があります。 けっこう、かなり頻繁にある。 (ジャパネットタ●ダは無いケド~(^^ゞ)

ハンガリーのテレショップで売られている物は、たぶん日本と同じようなモノ。 思わず使ってみたくなるような生活に便利なグッズ、化粧品や薬、それから痩せて見える下着とか 簡単に痩せる器具、一か月でスリムに痩せる薬(←そういうのって、毒なんじゃないのか!?)…という感じ。 痩身系は多いですね、ハンガリー人は肥満の人が多いですしね。(でも、日本はハンガリーほど肥満の人が多いわけじゃないけど痩身系、多いよね?)

ワタシは特別に テレショップ番組のファンというわけではありません。 最近はあまり見ない。 テレビをつけてテレショップやってると、チャンネルを変えちゃったり。

でもハンガリー語が全然分からなかった頃は、けっこうテレショップ番組を見ることがありました。 テレショップ番組ってね、言葉が分からないのに何となく理解できちゃうんですよ!  だから、普通の番組が理解できなくて退屈だったときはテレショップを見ることもあった(^^ゞ 「エルケーペストゥー(elképesztő)」(意味は、「うわぁ~スゴ~イ♡」みたいな感じ)なんて単語は、テレショップを見ていて覚えたかもしれない。

 

もう何年か前に見たテレショップ。 その番組で売っていたモノは薬(錠剤)。 言葉が完全には理解できなかったので『たぶん』ですが、その薬をのむと 関節痛がやわらぐ…か、消えてなくなるというものでした。

そしてテレショップの定番、その商品の利用者の声。
そこでもやはりその薬を服用してから痛みがなくなり大喜び~のおばあちゃんが登場してきました。 映像の背景から、ハンガリーの都市部ではなく ちょっと田舎の方に住んでいるかたと想像。 ハンガリーの老婦人に多い、とても小柄な「小さいおばあちゃん」というタイプ。

おばあちゃんの喜びの声。
この薬をのむ前はねぇ、何をするのも痛くって痛くって…(T_T) でも、これをのんでからはすっかり痛みもなくなって、何でも出来るようになったのよ。 本当にこの薬を試してみて良かったわぁ~♪」

で、そのおばあちゃんの喜びの声と共に、痛みが消えて何でも出来るようになったおばあちゃんの日常生活の映像が流れるの。

・お部屋に飾ってある鉢植えに お水をあげるおばあちゃん。
・ビニールハウスみたいなところで、軽い農作業にいそしんでいるらしいおばあちゃん。
・オーブンに何かを入れるところの お料理中のおばあちゃん。
…この辺りまでは、安心してみていられる日常生活だった。 逆にこのようなこと(↑)が痛みで一切できなかったとしたら、それはそうとう辛かったんだろうな…と。

しかし次に出てきたおばあちゃんの日常の家事が……

・鉈(ナタ)で薪を割るおばあちゃん。

コレは…(^^ゞ
関節が痛いとか何とかいう問題以前に、薪割りはこんな小さいおばあさんがするべき家事労働なんだろうか!?…と、思ったわ。 誰か代わりにやってあげろよ!! 近所の人とか? ねぇ???

しかし、このテレショップを見たときにはワタシはまだ『薪割り未体験者』で薪割りの大変さを良く理解していなかった。 そして今、『薪割り挫折体験者』(←前回の記事参照)として改めて思う。 あのおばあちゃん、本当に本当にスゴイわ…と。

 

ハンガリー語が分からなかった頃に
おばあちゃんのセリフが分かったのか?と思われるだろうけど、
それが分かっちゃうんだよねぇ~、テレショップだと…。
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このテレショップは、何回か見たので
内容をほぼ的確に把握できていたという自信があります!!
これを『テレショップ マジック』と呼ぼう(^^)

 

 


薪割り…我が挑戦と挫折の記録(-_-;)


グヤーシュ

文明先進国ニッポンで「もやし」に生きている皆さんは『薪割り』なんてすることがないし、したことがない人が多いと思いマスが、ワタシは薪割りをしたことがあるんです<(`^´)> だから経験者として断言する、「薪割りは重労働だ!!」…と。

 

ハンガリーの名物料理の一つ『グヤーシュ スープ(gulyásleves)』は、元はといえば ホルトバージ(ハンガリーの地方の町。ユネスコの世界自然遺産に指定されている)辺りの だだっ広い荒野の牛飼いさんたちが、野外で作って食べていたもの。 本来、野外料理なわけです。

上の写真(↑)にあるような、野外で『ボグラーチ(bogrács)』という大きなお鍋にグヤーシュを作って食べるのは、ハンガリー人の大好きな娯楽の一つ。(牛飼いに限らず、一般的なハンガリー人でも。) これは春から秋にかけて、気候が穏やかな時季のお楽しみ♪ 野外でお肉が柔らかくなるまで、じっくりと3~4時間かけて煮込みます。 この『野外グヤーシュ作り』に、本物の薪を使うんですよね。

だから生活が近代化されてきているとはいえ、『薪を見たコトがないハンガリー人が存在するとは信じがたい』わけ。 逆に日本人なら、「『薪』って何ですか?」とか言っちゃう若者がいても驚かないけど(^^ゞ

…で、グヤーシュ作りには欠かせない(←ウソ。ガスを使っても可!)、
本物の薪の割りかた。

まず、森かどこかで木を切り出してくる。(↓)
薪小屋
冗談です(^^ゞ 普通の人はさすがにココからはやらない。
でも、薪割りの前に、すでに このように「ざっくりと適度な大きさに切ってある木」が必要。

それから斧と薪割りの台(↓)
薪割り台

 

① 台の上に縦に置いた薪に、斧でガツンとやり、薪に斧を食い込ませる。
薪割り1
この段階では、いきなり斧を高いところから振り下ろすのではなくて、適度な高さから振り下ろします。 つまり、空振りした時 ものすごく危険なため、いきなり思いっきり高いところから振り下ろしたりしてはいけないの。

 

② 斧が薪に食い込んだら、薪ごと振りかぶり、力を込めて振り下ろす。 この「振り下ろし」を何回か繰り返すと 薪が割れます。
薪割り2

割った薪は、火のそばにしばらく置いて 少し乾かしてから火にくべます♪
ボグラーチ

 

 

人がやっているのを見ると、それほど難しそうには見えなかった。 だって単純でしょ? 最初にガツンと切り込みを入れて、その後はガンガンガン…とやればイイわけだ。

そこで、人目が少ないときを見計らって、挑戦してみたさ、ワタシも。

だが、①の段階さえ完遂できることなく、挫折(T_T)

思いのほか木が堅くですねぇ~、ガツンとやっても斧が木に食い込むどころか、ほんのちょっと跡がついた…くらいにしかならなかったのですよ。 それであえなく挫折。 だから、ただ一対の薪さえ作るコトができなかった(T_T)

そゆわけで、薪割りって重労働だし、見た目よりも難しいよ?…というお話(^^ゞ

 

ワタシの初めての薪割りは
このように残念な結果に終わったわけですが…
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それは木がとっても堅かったせいで、
もっと軟らかい木だったら きっと成功していたんだ!!!
…と、信じています。 えぇ。信じてますとも。

 

 


打ち捨てられたツリーにライフスタイルの変化を見る。


クリスマスツリーの末路

早いもので一月も もう後半!

前回の記事にも書いた通り、新年明けて半月が過ぎたというのに いまだにサンタクロースが寝ているショッピングモールがあったりもするブダペスト。 でも、さすがに近頃はクリスマスを全面に押し出すようなクリスマスディスプレイは見かけるコトが少なくなってきました。

新年をクリスマスツリーを飾ったまま迎えた一般家庭(ハンガリーでは正月飾りがないので、新年にツリーが飾ってあるのは極フツウ)でも、さすがにもうツリーはいらないでしょ。 もう片付けるでしょ、…という時期です。

ハンガリーのお宅では、今も本物の生のモミの木を切ったクリスマスツリーを飾るのが一般的なようです。 (クリスマス前になるとツリーの露天が立つので、そういうところで買う。)

そしてクリスマスも新年も過ぎた頃になると、道端にツリーが打ち捨ててあるのを良く見かけるようになる(T_T)

道端に捨てても良いってわけじゃないんだろうけどね~。 …と言うより、たぶんダメ!!なんだろうけどね(^^ゞ  まぁ、こういうのも 良く見る光景なんですよ。(↑ ↓)
クリスマスツリーだった。

切り落とされたモミの木の葉は時間が経つと枯れて落ちていきます。 だから来年のクリスマスにはまた新しいモミの木を買わなくちゃいけない。 そうすると、こんな大きな木をクリスマス以外の時期に保管しておく意味はないし、する余裕もないんでしょうね。 置き場所ないでしょ?

これはワタシの想像だけど、昔はお家に暖炉があって 台所でも薪を使っていたので、必要のなくなったツリーはそれぞれの家で薪にして…有効活用していたんじゃないのかなぁ? だから昔は『クリスマスツリーを道端に捨てる』なんてことは起こらなかったのではないか…と。

本物の薪を燃やして野外でグヤーシュを作って食べるのは、今もハンガリー人の大好きな娯楽の一つ。 だから、薪を使う必要がある時だってあるわけですが…冬は野外でグヤーシュ作る時季じゃないですからね。 住環境の近代化が進んだ今のご時世、クリスマスには皆をハッピーにしてくれたツリーも、1ヵ月後の今は はた迷惑な粗大ゴミになってしまう…と。 ちょっと世知辛いネ~(^^ゞ

 

ワタシにとっては本物の暖炉があるお家って、すごく憧れ~~♡
本物じゃなくって見た目だけのニセ暖炉でもイイ~♡
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でも、薪割りって思った以上に重労働なんだよなぁ(>_<)
あ、次回は薪割りに挑戦した 我が体験記を書こうかな?