車があったらイイのになぁ…

 

スピコン(パフォーマンス)
(↑ フニャ高生、第24回ハンガリー日本語スピーチコンテストにて パフォーマンスの発表中♡)

先週の土曜日(3月18日)、今年のハンガリー日本語スピーチコンテストが無事に終了しました。

今年のスピコン会場となった高校へは、ワタシ、コチラの記事に書いた通り 下見のために1回、それから3月17日に会場リハーサルのために 生徒たちを引き連れてもう1回、そしてスピコン当日の3月18日に…と、計3回訪れました。

それで分かったこと。
ウチの辺りから公共交通機関を使って会場校へ行くには、50分~1時間くらいかかる。(-“-)

電車(またはバス)・地下鉄・トラムを使うため、2回乗り継ぎをしなくちゃならないし、短い距離とはいえ、徒歩の時間も加わるので、なんだかんだで最低50分はかかっちゃう感じ。 いや、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)だって ブダペストの市内なんですけど!!(^^ゞ

スピコン当日、ワタシは荷物が多くてですね~、50分荷物担いでいくのは ちょっと大変だったですよ。(←スピコンの日の朝は雨だったし!!) ところが、帰りは荷物がさらに増えてしまってですね、もう、どうやって帰ったものか(>_<)…と途方に暮れそうだったわけ。

そうしたら、スピコン当日、ご両親と自家用車で来ていた生徒がいて、帰りはワタシも車に同乗させてくれ、しかも自宅のすぐ近くまで送ってもらえたのデス。ラッキー☆v(^_^)v

ラッキーだっただけではありません。
1時間かかるはずの会場校からの帰り道、車では30分だったです。
ビックリ。

スゴイ渋滞などはありませんでしたが、土曜日の午後で、それなりに交通量はあった。それでも30分。

自家用車って便利だわぁ~。
そっか、車ならブダペストの街中まで30分で行けるんだぁ…。
車あったら、便利なのになぁッ!!!

このように(↑) 溜め息混じりで思った土曜の夕方でした。(^^ゞ

 

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『モスクワ広場』だった。

 

元・モスクワ広場

約1年前、2016年2月のブダペストの『セール・カールマーン広場』(↑)

『セール・カールマーン広場』は、地下鉄・トラム・バスなどの乗り換えで 大勢の人が利用するブダペストの市内交通の拠点駅の一つです。

1年ほどもかけての大規模な修繕工事が行なわれ、上の写真(↑)を撮ったのは、工事も終盤にさしかかった頃でしたかね。この後 しばらく経った昨年の春頃に、修繕工事が終わったと記憶しています。

この広場、ワタシがハンガリーへ来た当初は『モスクワ広場』って名前だったの。

それが、ある日突然『セール・カールマーン広場』になった。

いえ、広場の名前が変わる前には色々色々あったと思いますケド、ワタシの周囲のハンガリー人でさえ、
「何て名前に変わったの??? で、いつから?」…という感じだったので、
名前変更の当時、それほど周知努力がされていたとは思えない…。(-“-)

『セール・カールマーン』っていうのがまた、ハンガリーでもあまり有名とはいえない昔の政治家の名前らしくて、あまり通じがよろしくない。
『モスクワ広場』のほうが、はっきり言って 断然分かりやすかった。

…そんなわけで、『セール・カールマーン広場』に名前が変更された後、数年経っても『モスクワ広場』と呼ぶ人がいたと記憶しています。(^^ゞ

まぁ そんな感じだったんですが、名前が変わってすでに7年くらいは経ったと思うので、さすがに最近では『セール・カールマーン広場』が定着し、『モスクワ広場』の名も廃れてきた感じかな。

ワタシは今も、セール・カールマーンさんが いつ頃の人で、どんな功績を残されたのやら存じ上げませんが。(^^ゞ

 

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深い

 

地下鉄エスカレーター

ブダペストの地下鉄は深いです。 

東京の地下鉄も クモの巣みたいにフクザツに張りめぐらされているので、深いところを走っている路線もありますケドね~。
ブダペストの場合、地下鉄の路線は4本しかないので全然フクザツじゃない。でも深~~い。(^^ゞ

噂によると、冷戦時代に核戦争が起こった場合の防空壕として利用するために地下鉄を深く掘ったんだとか。 まぁきっと、本当にそうなのかもしれない。

地下鉄が深い地中を走っているため、これまた地下鉄のエスカレーターが長~~いんです!!(↑)(↓) (この記事の写真は 地下鉄2番線のアシュトリア(Astoria)駅で撮影。)
地下鉄エスカレーター2

初めてブダペストに来て地下鉄に乗った時、エスカレーターが長いのにビックリしたのを 今も覚えています。 東京だとたぶん エスカレーターを二段階とかに分けるんじゃないかな?…という深さを一本のエスカレーターで…。(^^ゞ

そしてワタシはもう慣れたけど、日本のエスカレーターよりもスピードは かなり速めみたいデス。(^^ゞ

それから、ブダペストのエスカレーターでは、基本的に右側に立って、急いでいる人のためには左側を空けておきます。

ワタシの場合、下りエスカレーターの時は 左側を急いで下りる時もありますが、上りエスカレーターでは たいてい右側に立って上ります。

何故かって?

エスカレーターが長すぎて、左側を歩きで上ったりしたら、途中で息切れしちゃって大変なことになるからですョ~。(^^ゞ (←途中で息切れして立ち止まりたくなった時に、右側ラインが人で埋まっていて入れず、しかも後ろからは「早く上れ!!」という人がついて来ていたりしたら…と思うと、気が弱いワタシには うかつに行動できない。)

 

あ、それから欧州大陸では一番古い地下鉄だという
ブダペストの地下鉄1番線だけは浅いデス。
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やっぱ昔々に作ったヤツは地中の浅いところを走っている。
確か東京でも銀座線とかが浅かったよね?

トラバント

 

このクラシックな車(↑)、実際かなりの古さで 今では製造されていない。 『トラバント』っていうクルマです。

いつまで製造されてたのか知らんけど、東ドイツ製のクルマですからね。(←ドイツ製じゃなく、東ドイツ製ですから!) どんなに新しくても、20年は経っているはず。 (けっこう30年以上経ってるとかかもね?)

数は多くないものの、そんな年式の古いクルマが けっこう現役で走っているのを見かけるのが、またハンガリーのスゴイところ。(^^;;

ちょっと信じがたいんですが、このトラバントって「紙」で出来ているらしいですよ‼︎

「エェ〜!? 紙? 本当にぃ???」と、確認したけど、
「紙だよ。
だから、事故って火が出たら 終わりよ。」
…と、ハンガリー人が言ってた。

紙製のクルマ。
折り紙発祥の地・ニッポンでも、それはナイねぇ…。(^^;;

 

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路面電車でミニツアー♪ (路面電車がブダペスト観光にオススメな理由3つ)


19番路面電車の中
(↑) 路面電車(19番)の車内

路面電車(トラム)(ハンガリー語ではヴィッラモシュ)に乗るのが好きです♡

ブダペスト市内の公共交通を牛耳って(?)いるのはBKV(ベー・カー・ヴェーと発音する)という会社。 市内を縦横無尽に走っている「地下鉄」「バス」「トローリーバス」「路面電車」そしてブダペストから郊外へ向かう路線を走っている「へーヴ」という通称の緑色の電車。  さらに『ブダ王宮』へ昇る「ケーブルカー」やドナウ川を運行する船にもBKVの定期運航便があり、「登山鉄道」『マルギット島』の中の観光遊覧バスもあったり♪  また、それぞれの乗り物に またそれぞれ色々な型の車体がある…たとえば路面電車も市内全部の路面電車が同じ形ではなく色々なんです。 

BKV(ブダペスト市内の交通)の他に、地方への路線を網羅する電車(MÁV)や、バス(Volánbuszなど)もあるので、市内を行き来している乗り物の種類が豊富! ブダペストって 乗り物好きな人には なかなか楽しめる街なんじゃないかな~と思います(#^.^#)

ブダペストは観光地ですので 観光客のためのガイド付き観光バス(二階建てバス)などもあり、観光でブダペストを周るならそういうバスも便利だと思います。(ワタシは乗ったことがないケド~(^^ゞ ) しかしワタシは、地元庶民の足であるBKV、なかでも路面電車は観光にもオススメだと思っています。

そこで今回は、ワタシがブダペストの路面電車が観光にオススメだと思う理由3つ!!

■ 路面電車オススメ理由1: 速度がゆっくり♪

ブダペストの中を早く移動したい場合、一番早いのはたぶん地下鉄だと思いマス。(自動車は渋滞に巻き込まれる場合があるので、いつも速いとは限らない。)でも、ブダペストは東京とは違って地下鉄網が張巡らされているわけではないので、目的地に地下鉄路線が通っているなら…という条件付きですが(^^ゞ   しかし地下鉄は景色が見えないので、観光向きではありませんね?

その点、地上をゆっくりめの速度で走る路面電車は、ゆったりと街の景色を観たいという観光のニーズに適していると思います♪

19番トラムツアー 1
(↑) 19番トラム、『バッチャーニ広場』から出発進行~♪

 

■ 路面電車オススメ理由2: ルートがなかなか良い♪

観光地で何をしたいか 何を見たいかというのは人それぞれなので、異論もあるかもしれませんが、ブダペストで路面電車が走っているルート沿いには観光名所が多く含まれています。 だから 路面電車に乗って外を眺めているだけで、ブダペストの名所のかなりの部分を網羅するコトができます。
(路線にもよるけれど)比較的に本数も多く走っているので、よく見てみたい場所があったら途中下車して、また次の電車に乗って先へ進む…なんてことも出来るんじゃないかなぁ?

19番トラムツアー 2
(↑) 『くさり橋』が近づいてきました。

19番トラムツアー 3
(↑) 『くさり橋』のライオンさん。

19番トラムツアー 4
(↑) 『くさり橋』を通り過ぎました。

 

■ 路面電車オススメ理由3: 経済的♪ 

実を言うと、「途中下車」をしてしまうと 切符を1枚使ってしまうことになるので、目的地の前で途中下車するのは経済的とは言えません。 ですが、BKVには24時間有効・72時間有効・1週間有効…といった『パス』があり、市内の地下鉄・バス・トローリーバス・路面電車・ヘーヴのブダペスト区域内・登山鉄道は何回でも乗り降り自由! 乗れば乗るほどお得になります♪ だから、自分の旅のプランに合わせたパスを買って、路面電車を乗ったり降りたり戻ったりしながら歩き回ったら、すぐに元がとれちゃいますョ。

路面電車は安価で自由に観光名所を楽に見て回るのに最適な乗り物。 観光客にもオススメです。

ちなみにこの記事にアップした写真は昨年末の大晦日(2013年12月31日)に、ブダ側のドナウ川沿いを走っている19番の路面電車の中から撮ったものです。(大晦日はさすがに人が少なかった。) こんな景色を眺めながら路面電車でブダペストをザッと見て回るのも良いんじゃないかなぁ~(^_^)??

以下、19番の路面電車で行くドナウ川沿いミニツアーの続きをどうぞ♪

19番トラムツアー 5
(↑) 『くさり橋』の次に通るのは 白い『エルジェーベト橋』。

19番トラムツアー 6
(↑) 『エルジェーベト橋』の次は、緑色の『自由橋』。

19番トラムツアー 7
(↑) 49番の路面電車は『自由橋』を渡ります♪

19番トラムツアー 8
(↑) 『自由橋』

19番トラムツアー 9
(↑) 他の路面電車とすれ違うところ。

19番トラムツアー 9
(↑) 『ゲッレールト広場』(ゲッレールト ホテルの前)の停留所から、ドナウ川沿いを離れます。

19番トラムツアー 10
(↑) こういった普通の街並みを眺めながらの路面電車ミニツアーも楽しいですョ♡

 

大晦日は人が少なく、路面電車の中でも写真が撮りやすくて良かったです。
乗客が多い時は、写真を撮るのはちょっと難しいかな。
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乗客が多い時でも、景色を眺めるのは問題なしだと思います♪
路面電車ツアー、いかがでしょうか?