並木道のマヤーリシュ(写真)


 

並木道のマヤーリシュ

『マヤーリシュ(majális)』は、初夏の訪れを祝う ヨーロッパでは伝統的なお祭りで、たぶん『メーデー』よりも歴史が深いと思う。

このブログでお馴染みの並木道では、春から秋にかけて何回か恒例のお祭りが行われます。 (冬の間は一つもありません(^^ゞ) この5月1日にある『マヤーリシュ(majális)』が 年で最初のお祭りです。

ハンガリーのお祭りでは、かならずあると言って良いと思う、「フェイスペインティング」(↓)
フェイスペインティング
大人がやってるのは ほとんど見ないけれど、幼稚園くらいの子どもは お祭りで大勢フェイスペイントしています。

模様や絵、文字を描いてくれる「ヘナ屋さん」(↓)
ヘナ屋さん
漢字圏で育っていない人にしては、この『福』の字は上手!!

 

お祭りなので、やはりお菓子の屋台は欠かせません。(↓)
お菓子屋さん

しかし、「食べても大丈夫なんだろうか!?」と思わずにはいられない強烈なインパクトのあるお菓子がある。(^^ゞ (↓)
お菓子

 

小さな芸術家さんたち(↓)
色塗り中

工作中

工作

 

こちらは わんぱく広場(←勝手に命名)(↓)
輪投げ
このテの素朴な遊具は、タダで遊ばせてもらえるの。

巨大パチンコ(↓)
パチンコ

お兄さんと一緒に のこぎりで木を切るのも遊び。(↓)
のこぎり

これはちょっと離れた場所にあったので、ひょっとすると有料だったかも?(↓)
アーチェリー

一方、こちらは(間違いなく)有料の 移動遊園地(↓)
移動遊園地

滑り台

ボールの中に子どもと空気を入れて
ふうせん
プールにドボーンッ!!
ふうせんプール

 

それから、タイミングが良ければこんな人たちにも会えるかもしれない。(↓)
仮装

ワタシの主観で、自分が子どもだったらスゴク楽しい、大人でもそれなりに楽しい並木道のお祭り…を、ご紹介しました。(^_^)

 

しかし、毎回だいたい似たような感じなので、
最近はあまり目新しいものがなくって…(-“-)…
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などと、言ってみたりして…。
そう言いながら毎回覗きに行っているくせに…(^^ゞ

 

『メーデー』と『マヤーリシュ』


 

並木道のマヤーリシュ

ハンガリーでは、5月1日は『ムンカ ウンネぺ(munka ünnepe)』の祝日で休み♪

『ムンカ ウンネぺ(munka ünnepe)』は、日本語にすると『労働記念日』って感じになると思うので、つまり『ムンカ ウンネぺ(munka ünnepe)』っていうのは、日本では祝日ではないものの それなりに知名度はある『メーデー』の事なんだと思う。

毎年5月1日、このブログではお馴染みの ウチの近所の並木道は『マヤーリシュ(majális)』というお祭りで賑わいます。(上(↑)は、2012年のマヤーリシュの写真)(^_^)

『マヤーリシュ(majális)』は、『メーデー』とは ほとんど…というか、全然関係がないと思います。 『メーデー』って「労働者の日」で、労働者が団結して集会したりデモをしたりするイメージだけど、『マヤーリシュ(majális)』にはそういった趣は一切ありません。 ただの楽しいお祭りです。

『マヤーリシュ(majális)』では、『マーユシュファ(májusfa)(五月の木)』という リボンなどで飾り付けられた背の高い木をたてます。 (↓)
五月の木
この木をたてるのが『マヤーリシュ(majális)』のしきたりらしい。

五月の木2
「マーユシュファ」をたてているところ。(↑)

 

五月の木3

『マーユシュファ(五月の木)』をたてる以外は、いつも並木道で行われる その他のお祭りとそれほど違うところはナイ気がします。(^^ゞ

仮設ステージで 民族舞踊の披露があったり、(↓)
民族舞踊

食べ物屋さんがあったり、(↓)
ランゴシュケニェール

移動遊園地(有料)があったり、(↓)
移動遊園地

タダで勝手に遊ばせてもらえる素朴な遊び場もあったり、(↓)
素朴な遊び場

工作を教えてくれる人がいたり(↓)
工作コーナー

…と、こんな感じで、『並木道のマヤーリシュ(majális)』は お子さま向けのお楽しみがいっぱいな感じの 初夏のお祭りです。

 

今回は『並木道のマヤーリシュ(majális)』の雰囲気を
ざっとご紹介しました。
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写真(去年と一昨年のマヤーリシュ)がいっぱいあるので、
次回も『マヤーリシュ(majális)』の写真続々でお届けする予定♪

 

 


怪しい人じゃありません…ってば!!


 

プリ

ワタクシが個人的に「難易度が高い」と感じている ハンガリー原産のモップ犬『プーリー』の写真。(↑)

犬種見本になるようなプーリーのキレイな写真を撮るには、プーリーの飼い主さんと懇意にでもなって、飼い主さんのそばで お利口さん♡にしているプーリーの姿を撮るしかないのかな・・・と思っています。(そうでないと吠え付かれるから。

ウチの近所にはプーリーを飼っているお宅があるので、プーリーが居る場所は押さえてあるんですが、飼い主さんと知り合いじゃないのでねぇ~(^^ゞ 金網越しで 歯をむき出して吠えてくるプーリーの姿ならワタシにも撮る機会が いくらでもあるんだけど。

この記事にあるプーリーの写真(↑)は、ワタシの優秀なカメラの20倍ズームを駆使して撮影。 少なくとも10mくらい離れている場所から撮ったんです。 だから「金網越し」ではないし、ワタシに向かって吠えているところでもありません…が、それでも優秀な番犬プーリーくんは、不審者(ワタシ)を警戒しているように見えないこともない。(^^ゞ

でも、遠い所から撮ったので、このように…(↓)
プリと影
…余計な影みたいなものが写り込んで、ちょっと怪しい感じの写真も。(-“-)

実際、外見からはっきり外国人と分かるワタシが 庭付き一軒屋の奥のほうに向けて写真を撮っている姿は かなり怪しかったんだと思います。 通りすがりの人に、ものすごく不審そ~~~な目で見られてしまいました。(>_<)

怪しい者じゃありません!!
『モップ』の写真を撮っていただけなんですぅ(;△;)
(↑超~怪しい)

 

花盛りのマグノリアの写真とかを撮るのなら、
それほど怪しくは見えないと思うんですけどね?
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観光地でもなんでもない住宅街で写真を撮るのって、勇気がいるんです。
自意識過剰かもしれないケドぉ…(^^ゞ

TOSHIBA 愛


 

Toshiba

コレ(↑)は、ブダペストの地下鉄で見かけた パソコン屋さんの広告。
今のところハンガリーでパソコンを買おうという気がない予定がないものですから、パソコン屋のポスターとか 日頃はろくに見ないのですが、「愛」の字が目についたの。

TOSHIBAのパソコンの宣伝なのね。 だから漢字なんか使ってみちゃっているわけか。(漢字はあくまでもファッション(^^ゞ ハンガリーだから。)

中央部分に赤地白抜き文字で  ”SZERETETTEL JAPÁNBÓL” とあるのは、日本語にすると「日本より愛を込めて♡」…ということ。 日本製パソコン(たぶん日本国外生産だろうと思うけど?)であることを、広告で あえて強調しているわけですね。

こういう広告を見ると、いつも思う。 海外で・・・ 少なくともココ ハンガリーでは、『日本』または『日本製品』にたいする ブランドイメージは かなり良いんだなぁ…と。

たとえば、『スズキ』(←ハンガリーにも現地工場があり、ハンガリーの庶民に人気の 日本自動車メーカーの『スズキ』ね。 ハンガリーでのシェアは 『世界のトヨタ』を軽く超える。 その理由は高品質・低価格で、ハンガリーでは『トヨタ』は ちょっと高級車なイメージ。)なんかも、CMなどでよく『日本』をアピールする形で広告展開をしている。

『日本』や『日本製品』にたいするイメージが最悪だったりしたら、広告であえてそれをチラつかせる必要はなく、むしろ隠しておこうとするはず。 逆にそれらを強調しているというのは、「この製品はニッポンなんですョ!!」と言われて、「日本製か。…ならイイんじゃない?」と、つい買う気になってしまう人がいるってコトですよね。

このような『日本製品』や『日本』に対する信頼感とか、何となく良いイメージっていうのは、昨日や今日に出来たものではなく、敗戦後の日本の企業人たちが 誇張ではなく本当に「血を吐きながら」働いてきて、
「日本製なんて全~然ダメ!」というイメージから、
「日本製なら安心なんじゃない?」というイメージになるまで 何十年かかけて作り上げてきた
『日本』のブランドイメージなんだ。
・・・ということは、『プロジェクトX』とかを観るとよく分かる。(^_^)

この「よく分からないけど、何となくイイ」という日本のブランドイメージは、ワタシ個人にとっても すごく重要です。

今、ワタシはハンガリーという異国で 日本語を教えることで生活をしているけれど、コレは日本語習いたいという生徒がいるから成り立つこと。 フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では日本語は必修科目じゃないから、生徒のほうが自主的に「日本語やります!」って言わなければ、生徒が0(ゼロ)で ワタシは即、用無し!!になってしまう。
細々とでも、毎年自主的に「日本語やりたい!」という生徒がいるから ワタシの首はつながっているのす。

これは、はっきり言ってワタシ自身の努力…なんてものでは全~然無くて、元をただせば日本製品や日本のアニメなど等、『日本』のブランドイメージが高いおかげなんですよね。

だからワタシって、先人が作り上げてきたブランドイメージのおこぼれに与っている身なの。 他人様にキレイに敷いてもらった羽根布団に 気持ちよく寝そべっているようなものね。 イイご身分だわぁ、ワタシ。(^m^)♡

 

偶然だけど、
ワタシの愛機ピロシカちゃん(←パソコンの愛称)もTOSHIBA製。
ワタシのピロシカちゃんは、日本で買ったダイナブックだけど。
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ハンガリーでの日本のイメージは、製品に対する信頼性の他に、
地理的に遠いせいもあって 「何となく未知のエキゾチックな国」…というのもあるかも~。

 

 


白いフワフワの正体


 

シャインくん

緑の多いウチの近辺では、春、空中を白いモノがフワフワフワフワと漂っている。 ちょっと鬱陶しいほど…ということを、過去記事のコチラで書きました。

コレね。(↓)
白フワ
コレは、飛んできたフワフワが地面に「フワ溜まり」になっているところ。

この白いフワフワの出処を、その後、地元ハンガリー人に聞いてみたんですが、
「まぁ、何か、色々…」というような、はっきりしない答えをもらいました。(-“-)
何だかよく分からないけれど、このような白フワを発生させる植物が何種類かある…らしいです。 (ひょっとすると、「タンポポの綿毛」もそのうちの一つか。)

地元民の答えはあまり当てにならなかったんですが、 道を歩いていて偶然、白フワの発生源を発見!!

コレが犯人だ~!! (↓)
白フワのアップ
発生源の植物は この木以外にもあるのかもしれないけれど、コレは絶対に発生源の一つに間違いない。

このように けっこう背の高い木なので、今まで目に付くコトがなかったらしい。(↓)
白フワの木

ズームで撮影。(↓)
白フワ

白フワフワ

空中を綿みたいなモノがフワフワしている時は 目鼻口に入ってきそうで、鬱陶しいことこの上ないんですが、こうして見ると、けっこうキレイかも…???

 

やたらと種は飛んでくるし、秋は枯葉も多いけれど、
ウチの周辺は緑が多くて、いい環境だと思います。
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ワタシ自身は植物を育てる才能がないけど、
この環境のおかげで 緑に囲まれていられるもん…(^_^)