難民…なのか?(2)

 

聖イシュトヴァーン大聖堂

難民受け入れに消極的なばかりか、難民に対して非人道的な対応をとっていると 世界のメディアに叩かれまくりの ハンガリーからコンニチハ。

ハンガリーで不当な扱いを受けていると報道されている難民が、実は難民ではない…と、ワタシが考える理由。
その理由の一つは あっけないほど単純で、
あの人たちの大半が「難民登録していない(らしい)から」

目的がビジネスであれ、旅行であれ、または移住が目的だったりする場合でも、いったん外国の領土に入国する(国境を通過する)となったら 入国審査を通過しなくちゃいけません。 いわゆるアレ、空港でのパスポートコントロールってヤツですよ。

アレなしで他国に入り込むのは 違法です。

ハンガリーはEU加盟国で、シェンゲン条約にも加盟しているので、ハンガリーに入国することを許された人は、基本的にオーストリアや スロヴァキアなどのEU隣国、さらにその先のドイツ・フランスへも出入りは自由になります。 それはEU圏外国籍の外国人(例えば日本人)でも同じ。

でも通常、日本人なら まずEU圏に入国した段階で 入国審査を通過してるでしょ?
それは基本的に難民であっても同じことなんですよね。

EUの決まりでは、難民としてEUに入国する人は 最初にEU圏に入ったその国で「難民認定」を受けなくてはなりません。 難民認定を受けないまま、その国を通過して やっとの思いで(たとえば)ドイツまでたどり着いても、
ドイツの役所で、
ハンガリーでEU圏に入国したんだったら、まずはハンガリーまで戻って難民認定を受けてきてください。」…で、終わり。

だから、ハンガリーに押し寄せた難民たちは、とりあえず、まずはハンガリーで難民認定を受けなくてはいけない…のに、どういうわけだかハンガリーで認定を受けるのを嫌がって、難民登録を呼びかけるのを振り切り、集団で逃げ回っているらしいんですよ、あの人たちは!!
(配備された警官が留めおこうとしても、いかんせん人数が多いので集団で動かれてしまうと留めておくことなどできず、集団で逃走されてしまう。)

通常の方法で入国審査を通過していなくて、肝心の難民認定も「自らの意思で」受けようとしない。 そういう人たちって、ハンガリーの側からすると 難民というよりも「不法入国者」なのでは!? (少なくとも法律上は)

「難民」を「難民」と考えるコトができない まず第一の理由は、杓子定規な見方ですが、そういうコトです。

 

ホントに杓子定規な意見ですけどね~。
でも、難民認定されるのを嫌って(?)逃げ回っているという話ですから。
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そういった場合、当然 旅行とか別の理由で
通常の入国審査を受けるべきだと思わない???
(皆そういう決まりを守ってるんだからサ~)