フニャ高の国際婦人デー


2014年のお花とカード

先日 このブログで、
ハンガリーには『ひなまつり』はないけれど、習慣として『国際婦人デー』は定着している
…と書きました。(過去記事はコチラ

その記事にも書いたとおり、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では毎年3月8日には女性職員全員がお花をもらえます。 しかし今年の国際婦人デーは土曜日だったので、今年は「花なし」かと思っていたんですが、やはり恒例行事ですので、前日の7日に 今年も女性職員全員がお花をいただきました。(#^.^#)

今年のお花♡ (↓)
国際婦人デーのお花
花の種類は去年と同じでした。
このお花、後から新しい花が咲いてくるので けっこう長い期間楽しめるのョ~♡

フニャ高の女性の日のお花は 恒例で「カード付き」です。
カードにはいつも女性を讃える詩と、男性職員たちのサインが書いてある。(^_^)

フニャ高の場合 国際婦人デーには、休み時間(今年は2時間目と3時間目の間の休み時間だった)職員室に職員全員が集められます。 そして、女性職員のみ お花とカードをもらい、歌が得意な先生の歌がプレゼントされる。(↓)
歌手

これが毎年恒例、フニャ高の国際婦人デー (#^.^#)

 

国際婦人デーの当日、3月8日は
街中のあちこちで お花が売っているところを見かけました。
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「今日は婦人デーだから…」と、
お母さんや奥さんに お花を買ってく人がいるんでしょうね~。
羨ましい…(-“-)

 

 


ひな祭り♡ と国際婦人デー☆



 

2014年 ひな祭り

ひな人形を飾りました。(↑)

このお雛様は 数年前に母が作って送ってくれたもので、一応 毎年飾っております。 ハンガリーでも『ひな祭り』♡

一応、『ひなあられ』(←コレもウチから送ってくれた)もお供えしました。
『ひなあられ』ってさ~、甘くって フワッと軽くて、色もかわいいパステルカラーで、お雛さまに似合いの食べ物だよね。 …と言うワタシが好きなのは『ひなあられ』よりも 節分の『福豆』なんだけど~(^^ゞ

ハンガリーには『ひな祭り』はありませんが、3月8日は『国際婦人デー』です。(ハンガリー語では”Nemzetközi nőnap”)

『国際婦人デー』、日本ではあまり注目されていない気がしますが、ハンガリーではそれなりに定着した記念日になっている模様。 ご婦人がたの日頃の働きに感謝して、職場や家でお花をプレゼントしたりします。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)でも、毎年3月8日には 女性職員全員がお花とカードを貰います。(#^.^#)

去年の『国際婦人デー』のお花とカード(↓)
2013年 国際婦人デー

3月8日に町を歩いていると、「バラを一輪」とか持って歩いている女の人を見かけるんですョ~♪

 

我が母の愛がこもったワタシのひな人形。
良縁を運んでくれるご利益は今までのところナイようで…(^^ゞ
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「ひなあられより福豆が好き~♡」とか言っている
『花より団子な性格』のせいだろうか…(-“-)

 

 


片付けないクリスマス☆


ショッピングモールのクリスマス

今週は、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)がクリスマスには学校の中教室の中をクリスマス用に飾り付けをする・・・ということをご紹介しました。

日本ではクリスマスの後にはすぐ(クリスマスよりも重要な)お正月がやってくるので、クリスマスが過ぎたら早急にクリスマスのディスプレイの数々は片付けられますよね? 大事な門松とか立てなくっちゃならないですもんね!! それまでに邪魔な物は片付けなくっちゃ~!!!!

一方、こちらハンガリーでは門松を立てたりはしないです。(ま、コレは想像つくとおもいますけど~(^^ゞ ) ハンガリーでも新年の縁起物として、ブタ(仔豚)の飾りを飾ったりはすることはあるんですが、特別に新年にあたって飾り付けをするものは無いみたいです。

日本だと 門松、鏡餅だとか、松竹梅や新年の干支とか、お正月に飾る物って色々思いつきますけどね~。 ハンガリーには正月用の飾りは特に無い…と言ってもいいでしょう。(上記の『コブタ』は例外として。)

でも、ハンガリーでも元旦の1月1日は祝日です。(1月1日だけ! 2日からは普通の日だけどね~(;_;)。) クリスマスほどではないけれど、ハンガリーでだって新年は普通の平日ではない 特別な日。

でも、正月用の特別な飾りつけはない。
クリスマスの飾りが片付けられることなく、そのまま飾り付けられているのです。

ハンガリーの一般家庭では、毎年クリスマス前には本物のモミの木(けっこう立派なヤツ)を買ってきて、居間にしっかりクリスマスツリーを飾るのが当然!!みたい。 お家にツリーがないなんてダメ~。そんなの淋しいぃ~(;_;)」という感覚のようです。

そして、しっかりと飾り付けられたクリスマスツリーは、クリスマスが過ぎてもそのままで、年末、大晦日もそのままで、さらに新年が明けてもずっとそのまま 特別に「何日までに片付ける」というような決まりがないらしいです。 でも、少なくとも正月にはまだそのままなのが当たり前みたいョ。

フニャ高のクリスマス飾りの場合は、玄関のアドヴェント・リースやツリーは、冬休みが明けると片付けられます。 でも教室の飾りのほうは 1月になってもほとんどがそのままだし、教室によっては春になってもそのままだったりする(^^ゞ (たぶん飾りは生徒が自分で持ってきた私物だったりするので、持ってきた本人が持ち帰る気がないと そのままになるのかな…と?)

ショッピングモールなどの大々的なクリスマス・ディスプレイも、だいたい1月中旬くらいまではだいたいそのままデス。 ワタシが良く行くトコロも、まだツリーはもちろんのこと、サンタクロースも居るのョ! もう1月半ば近いのにね。

キリスト降誕図
昨年末に紹介した あるショッピングモールの『キリスト降誕図(本物の子羊付き)』(コレ↑)は、クリスマス過ぎにはもう無かったので、クリスマスが過ぎたら早急に片付ける飾りってモノもあるのかも。
でもクリスマスらしいキラキラのディスプレイは、新年が明けて一月になってもまだまだ全開なんですョ~☆☆☆

 

日本だと年が明けてもツリーが出てたりしたら
『モノスゴクだらしない人』みたいに見えちゃうかも?
でも、こちらハンガリーでは普通よ、普通!!
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フニャ高の教室なんて、
下手すりゃ春になってもキラキラのモールが残ってる~(^^ゞ

 

 

 


サンタさんだけではありません。


12月23日
ショッピングモールの中ですが… (↑)

ベツレヘムのキリスト降誕の図(写真右側に 本物の子羊がいる囲い付き)
(↓)
ベツレヘム

本物の子羊がいるので、大人のみならず、クリスマス前の買い物途中のお子さま連れが足を止めて見ていきます。(「動物に触らないでね」と書いてあったが みんな触っていた)
こういった降誕図の前では、小さい子ども(たぶん幼稚園に入る前くらいの子ども)には、お母さんが
「これは赤ちゃんのイエス様、聖母様、 これは天使…。」と説明しているのもよく見かける。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の同僚の中に、
「自分はアテニシュタ(無神論者)だ。」
そう公言している人がいます。 でも、そういう人でもクリスマスにはウチでしっかりクリスマスツリーを飾りつけ、アドヴェントの期間中、日曜日ごとにキャンドルを灯したりしているらしい。 

『日本のクリスマス』は伝統だとか信仰心とかをそぎ落とした いってみれば『ファッション』だけど、 『ハンガリーのクリスマス』は たとえ信仰心がなくても 人々の生活に根付いた習慣なのかな…と思ったりする。

教会へ行かなくても、クリスマスが近づけば 日常の中でこんなふうにベツレヘムの降誕図などに触れる機会があるわけですから(^_^)

 

写真にあるのとは別のスーパーの中にも
等身大の生誕図が作られているのを見ました。
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スーパーのは人間がマネキンさんで、本当に等身大。
でも上の写真の生誕図のお人形さんたちのほうがカワイイ♡

Boldog karácsonyt kívánok!


メリクリ

Boldog karácsonyt kívánok!
(↑ハンガリー語の「メリー クリスマス!」)
今回アップした写真にあるメッセージ、
„Kellemes Karácsony Ünnepeket!”もほぼ同じ意味で、こちらは「楽しいクリスマスの祝日をお迎えください。」という感じかな。

今日はクリスマス・イブ。 ハンガリーでは12月24日を ”Szent este(意味は『聖なる夜』『聖夜』)” と言います。クリスマスの祝日(つまり仕事は休みで、商店なども休業する祝日)とされているのは、12月25日、26日の二日間。 24日は祝日ではありません。

…ですが、24日はもう祝日モードというか、24日からクリスマスはもう本格的に始まっている感じになっちゃいます。 個人的には24日の午後が一番 祝日っぽいんじゃないか?…とも思ったり。

例えば、ブダペストの公共交通機関。 25日・26日は祝日の時刻表に従って運行。平日よりも本数は少ないものの、終日 運行はしています。
でも、24日の夜は全面運休してしまいます。地下鉄もバスも、トラムもトローリーバスも全~部!!

24日の午前中までは公共交通機関も動いているんですが、午後3時頃にはそれぞれの路線が終電・終バスを走らせて終わり。 公共交通機関が頼りのワタシなどは、24日の午後はもう遠出は出来ません(^^ゞ 自家用車のある人はイイけどね。

公共交通機関がこんな感じなので、24日はお店(スーパー)などもお昼過ぎくらいになるとドンドン閉めてしまいます。 たぶん銀行も昼までしかやってないんじゃないかな。 交通手段が絶たれるため、行って確かめることは出来ませんが、クリスマス・マーケットもお休み。

24日の午前中までは、祝日前の最後の買出しなどで あわただしい人の動きもまだありますが、午後にはそれも落ち着いて、夜は電車もバスも動かないし、静か~になります。 そして夜は家族が揃ってクリスマスのディナーを楽しむんでしょう。 …こちらに家族のいないワタシには関係ないケド~(^^ゞ

それでは、「クリスマスは祝日じゃなくて平日だ!」という ニッポンの皆さまにも
Boldog karácsonyt kívánok!  (=^・^=)

 

2年前のクリスマスにはポーランドのクラクフへ行ってました。
クラクフではクリスマスに
クリスマスマーケットもやっていたし、夜までトラムもちゃんと走っていた。
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「ポーランド人はハンガリー人よりも勤勉だ」
…と思った覚えが…(^^ゞ