ネコヤナギの『トヤーシュファ(tojásfa)』(写真)


 

ブランカのトヤーシュファ

今年は春が来るのが早かったので、イースター(復活祭)を前にして、ブダペストはすでに新緑の季節です。

ハンガリーではクリスマスのときにはクリスマスツリーを、そしてイースター(復活祭)のときには キレイに絵付けされたタマゴを吊るした『トヤーシュファ(tojásfa)(タマゴの木)』を飾る。 

新緑の木の芽が出た枝の『トヤーシュファ(tojásfa)』も意外と悪くない(←その写真がある過去記事)けれど、本来の『トヤーシュファ(tojásfa)』にはモクモクした芽のネコヤナギの枝を使うんですョ~♪ …というわけで、昔~に撮った写真を掘りおこしてきました(^_^) (↑)

綿毛みたいな芽のついたネコヤナギと、黄色い花のレンギョウ、紫色のヒヤシンス、加えてチューリップによるアレンジ。 春らしいでしょ? 昔、ある同僚のお宅で撮らせてもらったモノです。(^_^)v

写真の色合いは上(↑)のほうが好きだけど、フラッシュを焚いた写真のほうが素材は見やすいかもしれません。(↓)
トヤーシュファ

プラスチックや発泡スチロールのものなど、既製品の絵付けタマゴも手に入りますが、この写真のトヤーシュファに飾ってあるのは 絵付けタマゴも娘さんの手製!!
イースターエッグ
キレイでしょ? ♡

色つきタマゴに模様を描きこむの、ワタシも挑戦したことあるんですけど けっこう難しいんですョ~!! こんなふうには なかなか描けない(>_<) 自分でやってみて分かる、彼女がいかに絵付けの名手であったか…が!!!

タマゴを全体的に染料で染めるまでは、ワタシがやっても けっこう上手くいくんだけどねぇ~。 柄を描きこむのが難しいのョ(^^ゞ

 

さぁ、春休みだ!!
思いっきりダラダラするぞぅ~d(^_^)b
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こんな自分は何かが間違っている気がしてならない。
しかし、冬休み終わってから今まで長かったんだから 休まなくっちゃ~♪

 

 


来週はイースター、だからもうすぐ春休み!

 


 

タマゴの木

来週はイースター(復活祭)です。…ということは、春休み~\(#^.^#)/

イースター(復活祭)って、日本ではキリスト教徒の人たち以外には ほとんど馴染みがありませんけど、キリスト教徒が多いハンガリーでは、クリスマスと同様に重要な祭日です。 ハンガリーでは、『イースターの日曜日』と その翌日の『イースターの月曜日』の二日間が祝日としてお休みになります(^_^)

イースター(復活祭)は、「春分の日の後の 最初の満月の 次の日曜日」

え~っと、春分の日(3月21日)の後の 最初の満月は~ 今年は4月15日(火)でぇ~、その次の日曜日は4月20日!! …ということで、今年のハンガリーのイースターホリデイは、4月20日(日)と 21日(月)です。 (イースターは 移動祝日)

ハンガリーの学校の春休みは、イースター(復活祭)の日にちに合わせてあります。 だから早い年には3月末にあり、今年のように4月後半になることもあります。 日本の学校と違って 春休みは学年末と新学年をわけるものでもなく、期間も短く 1週間もありません。(>_<)

今年の春休みは4月17日から22日まで の6日間。

6日間だけですが、今年は冬休み(クリスマス休暇)が終わってから 約3ヵ月半、三連休もないまま ココまで来たので、やっと待ちに待った まとまったお休みです~♡(#^.^#)♡

上の写真(↑)は、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の ある教室に飾ってあった ハンガリー伝統のイースター飾り。 『トヤーシュファ(tojásfa)』って言います。

『トヤーシュ(tojás)』は 日本語で『タマゴ』のことで、『ファ(fa)』は『木』。 だから『トヤーシュファ(tojásfa)』を直訳すると、『タマゴの木』。 枝に『色づけされたタマゴ』が下がっているでしょ?(#^.^#)

トヤーシュファ

例年ですと、イースター(復活祭)が来る時季は ちょうど春先、まだ新緑の木の芽が出ていない頃です。 だから普通、『トヤーシュファ(tojásfa)』を飾るのは 葉っぱも花もついていない モクモクした芽のついた『ネコヤナギ』の枝。

ネコヤナギとチューリップ
(↑ 左側の青い花瓶にあるモクモクがネコヤナギ。普通はコレに色付きタマゴを飾る。)

春の訪れを予感させるネコヤナギ(枝だけ)に キレイに色づけされたタマゴが下がっているのは、何となくイイものです(^_^)

しかし 今年はイースターが4月の後半と ちょっと遅め。 さらに今年は春の訪れが例年より早かったのでもうブダペストは新緑の季節です。 たぶんお花屋さん辺りでは、上手いこと保存された モクモク芽つきのネコヤナギが手に入るんじゃないかと思いますが、お花が咲いた枝にタマゴを付けた『トヤーシュファ(tojásfa)』も 意外と悪くないね???

春の再発見♪

 

クリスマスの時には 大なり小なりの形で各クラスが
クラスの教室をそれぞれに飾り付けするフニャ高ですが、
イースターの時は 特に飾りをしないクラスが多い。
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教室の飾りつけのあるなしは、
そのクラスの担任の先生が『飾りつけ好き』であるかどうかに
かかっているらしい…。

 

 


新年の…使い回し?


 

2014年新年国歌 M1

前回まで2回続けて『シャーロック♡』の話題でした。その1その2

シャーロックを観ている間は 雑念を払って画面に集中しつつ セリフを聞き取らなくてはなりませぬゆえ、テレビの写真など撮っている余裕はありません! だから、前2回分のブログに載せた写真は、今年の正月に撮ったテレビの写真です。 だから『シャーロック♡』とは何の関係もない…。 今回は、ハンガリーのテレビつながりで、ちょっと季節外れの ハンガリーでの新年の話題。

ハンガリーでは、日本ほどお正月(新年)は重要ではない。…とはいえ、1月1日は祝日です。 (1月2日からは完全に普通の日)

ハンガリーのテレビウォッチャー(チャンネル・ザッパー)のワタクシが観察してみたところ、ハンガリーには『ゆく年くる年』みたいな番組はないみたい。 (ひょっとするとあるかもしれませんけど、ワタシはみつけられなかった。)

ハンガリー人(少なくともテレビ)には 新年が明けることに 日本人ほどの思い入れがないのか、年が明けたその瞬間 1月1日の午前零時、大晦日の夜から放送中の映画が 日付(年)が切り替わったことなどお構いなしで そのまま放送を続けていたりするチャンネルがあったりします。
日本のテレビだと、「ゆく年くる年」じゃなくっても 午前零時になったところで どこのチャンネルでも「明けましておめでとう」の ひと言くらいはありそうだけどね。

しかし、もちろんハンガリーのテレビでも 新年が明けたことを知らせるチャンネルがあります。

そういうチャンネルが 1月1日 午前零時に どのように新年の訪れを知らせるのかというと、
ハンガリー国歌を流す。

1月1日 午前零時に 国歌を流すチャンネルは いくつかあって、流れる映像はそれぞれ別のものだし、音源も別だけど、流れてくる曲は同じ。(←国歌なので)

このブログの写真に使ったのは、M1というハンガリーのチャンネルで、2014年1月1日 午前零時に流れた国家の背景に映っていた映像のものデス。

2014年新年国歌 M1

厳かに始まる国歌の前奏をバックに画面に映し出される子どもたち。
「どこか」へと急ぎ、階段を駆け下りていく。
(↓)
M1

国歌を斉唱する子供たちで埋め尽くされている場所は…(↓)
くさり橋 M1

ブダ王宮を背後にした『くさり橋』だ! (↓)
2014年新年の国歌 M1

『くさり橋』を埋め尽くすほどの大勢の子どもたちが歌う国歌とともに迎える新年。
何とも美しく厳かで、しかも新年の希望に満ちている…☆☆☆
なかなか良く出来た『国歌映像』なのだ。

でも この映像、ワタシ 2013年の正月にも観たと思う。 1年前のことなので確信はないけど、でも去年の『国歌』も同じ映像だったよ。

新年なのに、使い回し…。
いったいアレに映っている子どもたちは「いつの子どもたち」なんだろう? あの映像、何年もず~っと使われているのかなぁ…???

そんなことが気になってしまった 2014年の幕開け(^^ゞ

 

これが日本のテレビだったら、
ほとんど内容同じのモノでも新しく撮影したのを流すと思わない?
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しかし、くさり橋を埋め尽くすほどの子どもを集めるのは大変だと思うので、
(通行止めにもしなくちゃならないし)
毎年、コレを撮影するのは大変か…というか、・・・余裕がないのか?

 

 


アンドラーシ通りでフサール目撃!!


騎馬兵

「時間と金は 羽が生えたかのように 飛び去っていく…(>△<)」…と思う 今日この頃。(^^ゞ  

今回の写真は「今のうちに披露しておかないとお蔵入りになるな…(-“-)」…と思いますゆえ、鮮度があまり落ちないうちに記事にしておきます。 (でも そう言っている今、すでにそれほど新鮮ではない(^^ゞ )

3月15日(土)はハンガリーの国民の祝日でした。
(だから もう10日近く前。時間がたつのはアッという間だぁ…(>_<))
グーグルのロゴ 3月15日
(3月15日はグーグルのロゴも祝日仕様だった ↑)

個人的には もともと休める日の土曜日が祝日だなんて 残念以外の何ものでもなかったんですが、15日には祝日ゆえのイベントなどがあちこちで行なわれていた模様。

世界遺産にも指定されているブダペストの『アンドラーシ通り』で、騎馬兵(の後姿)を目撃!! (↓)
騎馬兵

男性たちが身に着けているのは、『フサール』の衣装。 カッコいいデス(#^.^#)

『フサール』とは、18~19世紀頃に勇猛果敢にして高潔なことで名を馳せていた ハンガリーの騎馬兵のこと。 3月15日は このフサールの衣装を着けているような人たち…もとい、本物のフサールがリアルで存在していた時代、1848~1849年の間に起きた ハンガリー革命の記念日です。
だから、3月15日の国民の祝日で行なわれる式典には、フサールの衣装に身を包んだ 素の時よりも100倍くらい男っぷりの上がったハンガリー男の姿が見られたりするんですねぇ~。

騎馬兵

ワタシは フサール目当てで式典を見に行っていたわけではなく、全く別の目的で『英雄広場』から地下鉄に乗ろうと思っていたときに偶然、写真のフサールたちを遠目に目撃。 遠かったのでズームで写真を撮りました。 だから写真は後姿だけなのね…(^^ゞ

パレードをしていたとかいうわけではなく、どこかの式典会場へ向かって(または会場からの帰りに?)馬に乗ったまま移動中…という雰囲気でした。 遠目だったけど、祝日にふさわしいものを見られて ラッキーだった(#^.^#)

 

正面からの姿を撮影できていたら もっと良かったんですが、
偶然目撃しただけですので…(^^ゞ
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ちなみに去年の3月15日は
地下鉄で偶然こんな人たちに遭遇したの。(↓)
2013年3月15日
素敵でしょぉぉぉ~~~♡(しっかり前向きだし?)
なんて運の良いワタクシなんでしょう<(`^´)>

 

 


蛙チョコレート(ただしハリポタではない)


イースター・チョコ商戦

ハンガリー人はキリスト教徒の比率が圧倒的に多く、国の祝日も キリスト教由来のものが多い。 (全祝日の半数がキリスト教の祭日、残りの祝日は国の記念日など)

だから、
日本では クリスマスは休みじゃない。皆が働いている。<(`^´)>」…と言うと、
えぇぇぇぇええええ!? (T△T)」と、逆にこちらが困惑してしまうくらいに驚かれるコトがあります(^^ゞ  それはさておき。

ハンガリー人の多くが (たぶん)神さまよりも愛しているのではないか!? と思われるものがチョコレート。  だからハンガリーでは、チョコは一年中 時季を問わずに売れているんだと思います。 年間のチョコレートの販売量が、バレンタインに一点集中しているといわれている日本とは対照的ですね~(^^ゞ

ハンガリー人は年中無休でチョコを食う…とはいえ、やはりハンガリーにもチョコレート商戦のシーズンみたいなものは存在していて、そのピークは クリスマスとイースター(←両方ともキリスト教の祭日)の年2回!!! 過去記事のコチラにもあるように、スーパーでは広大な売り場面積を割いて 大々的にサンタクロースのフィギュア型等々々!!!!のチョコ菓子を売り出すわけですな。

来月に迫っているイースターの場合、サンタクロースに代わるキャラクターは『ウサギ』です。 それから、ハンガリーの場合はイースター・マンデイ(今年は4月21日)に女性から男性に美しく色づけした『タマゴ』をプレゼントする習慣があるため、色づけタマゴの代わりとして『タマゴの形のチョコレート』も人気があります。 (むしろタマゴよりチョコを欲しがるオトコのほうが多いんじゃないか?…と邪推(^^ゞ )

今年もすでにイースターに向けてのチョコレート商戦は始まっていて、それほど売り場面積の大きくないお店で こっそり撮ったのが本日アップした写真です。(↑ ↓)
(つまり これしきのチョコ・フィギュアの量では たいして多い方とは言えない。)
チョコ商戦
イースターのフィギュア・チョコでは何といっても『ウサギ』が大半を占めるのですが、イースターの場合は、『ヒヨコ』『子羊』『テントウムシ』そして『カエル』なども見かけます。

ワタシが今年見かけた中で、ちょっと気に入ってしまったのが このカエルたち(↓)
蛙チョコレート
この『リンツ(Lindt)』っていうスイスのチョコレートメーカー、もちろんウサギ・フィギュアも売っていたけど カエルに かなり力を入れているなぁ!! (^_^)

 

イースターは移動祭日なので、3月末から4月のあいだにあり、
ハンガリーの学校ではイースターに合わせて春休みをとります。
つまり、春休みの日にちは毎年違うの。
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今年は春休みまであと1ヶ月もあるよぅ…(>_<)
しかも今年は暖かいから春休みって感じじゃなくなってるかも…(^^ゞ