ハンガリーの子どもたちにとって夏休みは、2か月半にも渡る長丁場!!
あらかじめ お断りしちゃうケド、ハンガリーの大人たちが平均的に、どのくらいの期間の夏休みをとれるモノなのか、ワタシは知りません。 でも、子どもと一緒に2か月半もの夏休みをとれる大人はいない。 それは断言できる!
それから、ハンガリーの子育て世代は共稼ぎが普通。
そうすると、「長い長い夏休みの間、子供の面倒、誰が看るの?」ってハナシになりますよね?
子どもも高校生くらいになっていれば、親がウチにいなくても留守番くらいしていられるだろうけど、まだ幼稚園生くらいの子どもを夏休みでウチに一人で留守番はさせられないでしょう。
そんな場合の解決策として、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の同僚で まだ小さめの子供がいる人がとる方法が「子どもと一緒に通勤してくる」。 つまり子どもを職場に連れてきて、目の届くところで遊ばせておくんです。
フニャ高の場合、生徒が夏休みに入った後も 先生たちは半月以上 勤務が続きます。 その期間、子どもを連れて出勤してくる先生が何人かいるわけです。 そんな子ども達の中には、もうワタシとも顔なじみになって、近所の道で偶然会ったときなんかでも挨拶してくれるようになった子もいたりするのです…。(^_^)
近くに子どもを預ける事ができる親戚とかが居ればイイけど、
そういうお家ばかりじゃないですもんね。
フニャ高(学校)の場合は子供連れ出勤も特に問題ないけど、
(通常授業がある期間ず~っと…はマズイかもしれないですが)
『お母さんは刑事さん☆』みたいなお宅は どうするんでしょうね…???