「雑草」と呼ばないでと言われても…


雑草?

例年より早めにレンギョウが咲き、道端の雑草もカワイイ花を咲かせはじめた 春のブダペストからコンニチハ(^_^)

ところで、「雑草という草はない。」というようなことを、かの昭和天皇がおっしゃったそうです。
確かにねぇ~、あまりに可愛らしくてキレイなので「雑草!」…なんて言うのは申し訳ない気が…(^^ゞ
しかし、言葉ってのは それを他の人に理解してもらわないことには仕方がないわけで、雑草と言わなかったら 他の言葉で補わなくっちゃならない。 でも、道端に勝手に生えてくる草々の それぞれの個別の名前を覚えて呼ぶなんて、無理ムチャ不可能ってもんョ?(^^ゞ

ウチの前では(やはりこれも例年より早く)ヒヤシンスが咲きだしました。(↓)
ヒヤシンス
このように、名前が分かる植物ならイイ。 植物に関心のない人でも、チューリップ・スイセン・ヒヤシンスくらいは分かるもんね?

いわゆる「雑草」の中でも、タンポポ・つくし・ぺんぺん草とかなら分かる。 しかし、道端や庭に種を蒔いてもいないのに勝手気ままに生えてくる生命力の異様に強い植物たち、一般的に「雑草」って言われている植物で名前が分からないモノを、雑草と言わなかったら 何て呼ぶ???
道端
可愛らしい雑草たち…(#^.^#)

仮にワタシが「雑草」に代わる呼び名を思いついて使い始めたとしても、ワタシ一人で使っているだけでは 結局はいちいち何のことか説明しなくちゃ他人には理解してもらえない。 それじゃダメだもんね?

「雑草」に代わる言葉が、流行語のように あっという間に広まりでもしなければ、何だかんだ言っても 『雑草』って言うしかないよねぇ?…と思うんですが~(^^ゞ

 

ちなみにハンガリー語では、ヒヤシンスのことを『Jácint』って言って、
発音しているのを聞くと、「ヤーツィン」って感じ。
(語尾のtは、あまりはっきり聞こえないから)
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最初は「ヤーツィン!?」って思ったけれど、
「ひヤシンす」…ということか、と あとで納得(^_^)