車中のマナー


車内のゴミ

1年のほとんどをハンガリーで過ごすようになってから 約6年半。 今では日本の流行などにはすっかり疎くなってしまいました(^^ゞ (元々 流行に敏感だったわけでもないし~?)

ワタシの知っている ちょっと昔の日本では、電車の車内でお化粧をする若い女性がいて、「アレは一体どうなんだ(-“-) 電車は自分のウチじゃないぞ!!」…な~んて眉をひそめられたりしていましたが、あれは今、日本ではどうなったのかしら? 相変わらず日本では わざわざ電車で化粧してる女の子がいるの? それとも、あの『車内お化粧パフォーマンス』は下火になった??

ハンガリーでは、今までのところ 公共交通機関の車内でお化粧をしている人を見かけたことはありません。 でも、車内で飲食する人は見かける。 …というか、車内飲食は日常的な光景と言ってもイイと思う。

ハンガリーに来たばかりの頃、立ち食い・歩き食いをする人の多いことに ワタシは少々面食らいました。 ハンガリーの人たちは、けっこう トコロを構わずモノを食う。 リンゴを丸かじりしながら道を歩いているとか、公共の乗り物の中でパンを食べていたりとか…。 ま、ちょっと誇張ぎみなことを言ってしまえば、トイレで飲み食いしちゃう人だっているのよ。まさかトイレの個室の中では食べてないと思うけどさぁ~(^^ゞ

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の先生たちを観察してみると、休み時間に職員室で 立ったままサンドイッチに齧りついて、途中まで食べたところで授業時間が始まり 急いで教室へ…という人は本当に多い。 つまり、『立ったまま食べる』とか、『歩きながら食べる』のはお行儀が悪い!…という考えが全く無いみたいなのね~。

だから(?)、公共の乗り物の車内での飲食は奨励されているわけではないでしょうが、全く問題視されていないみたい。 『車内で飲むな、食うな!』のピクトグラムは貼ってあるケドね~(^^ゞ  ワタシも今では「ココは日本ではないから、こういうものなんだ…」と思うようになってしまいましたよ。

ただ、車内でモノを食う人に驚かなくなったワタシも、食べたあとのゴミをそのまま放置していく人がいるのには……(-“-)……。
バスで証拠写真を撮ったので晒してやるぅ~!! (^^ゞ(↑ ↓)
ゴミ

 

 

食べた後に残った袋とかを放置していくばかりじゃなくて、
落花生やら、オレンジを剥いて食べた後の皮などを放置するケシカラン輩もいる。
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車内で飲食しているだけなら何とも思わなくなってしまったワタシも、
ゴミを捨てていく人がいるのには……イヤだねぇ~~(-“-)

 

 


マル(○)とバツ(×)と、ペケ(✔)…問題。


注意書き

(↑)コレはブダペストの公共交通の車内に貼ってある注意書き。

『禁煙』…今の時代、車内禁煙は世界の(?)常識。 さすがにブダペストでも車内ではタバコを吸う人は見かけないです。 (バスやトラムの停留所も禁止されているけれど、そちらは事実上の無法状態(-“-))

『飲食禁止』ハンガリー人にとって「立ち食い・歩き食い」はマナー違反でもなんでもなく、極普通のことです。 ですが、公共交通の車内では禁止なんですねぇ~。 全然守られていませんケド? 車内で堂々と酒を飲んでいる者あり、アイスクリームを舐めている者もあり…。 無法地帯ですな?(こと飲食に関しては)

右下のピクトグラムは『スリ(または ひったくり)にご注意』ですね。
ピクトさんなのにネックレスをつけていたりして、おしゃれさんです。 ビックリしている顔がカワイイかも。

そして、左下のピクトグラム。 コレ(↓)ね。
ヒゲのピクトさん
このピクトグラムは、日本人にはちょっと解りにくいんじゃないかと思うんですが、どうでしょう~?

意味するところは 、他の乗客の迷惑にならないよう『大きい荷物は肩にかけずに 足元へ!!』

しかし、肩にかけてあるカバンにはバツ(×)、一方の足元にあるカバンにはペケ(✔)。 
ワタシ、このピクトグラムを最初に見たとき、
カバンを肩にかけちゃダメ、足元もダメ? それじゃ 何処におけばいいのさ!?」と思ったデス(^^ゞ

だって、日本ではペケ(✔)って、あまり宜しくないとき…、要はバツ(×)と同様に使わない? ワタシが小学生のときは、テストで先生にペケ(✔)をつけられたら、ソレは間違いだってことだったよ???

ところが、ハンガリーの先生は 正解だったときにペケ(✔)をつけます。 ハンガリーのペケ(✔)は、日本で言うマル(○)と同じなのね。

だから写真のピクトグラムの場合も「足元のカバンはOKですよ」…の意味。 (両方ともダメの意味じゃないのだ(^^ゞ)

これは、ワタシ自身にとって要注意事項の一つです。 ワタシは ついペケ(✔)を「コレはダメ!!」の意味で使ってしまいそうになるのね~、だって日本人だもんっ(^^ゞ

新学期、新規の生徒を相手の授業では、1回目のレッスンのうちに(1回目で言い忘れた場合は2回目までには)
「ワタシは日本人ですから、正解のときはマル(○)、不正解のときはバツ(×)か ペケ(✔)を書きます。 とっても良い場合は『ハナマル』です。」
…と、注意しておかなくちゃいけない。(忘れずに!!)

それでも やはり生徒は✔がつくと褒められたと勘違いするので、✔は極力使わないようにしているのです。 (だって紛らわしいもんね?)

 

ワタシが小学生だったのなんて もう遠い遠い昔のことなので、
今の小学校では✔が正解の意味に変わっていたり、
地域によって違ったりするのかもな…と思ったり。
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ハンガリーの先生は『ハナマル』書かないみたいだけど、
『ハナマル』書いてあげると生徒はたいてい喜びます。(^_^)

 

 


テレビショッピングと『おばあちゃんの日常の家事』


キャンプファイヤー!

ハンガリーのテレビでも『テレビ ショッピング番組』があります。 けっこう、かなり頻繁にある。 (ジャパネットタ●ダは無いケド~(^^ゞ)

ハンガリーのテレショップで売られている物は、たぶん日本と同じようなモノ。 思わず使ってみたくなるような生活に便利なグッズ、化粧品や薬、それから痩せて見える下着とか 簡単に痩せる器具、一か月でスリムに痩せる薬(←そういうのって、毒なんじゃないのか!?)…という感じ。 痩身系は多いですね、ハンガリー人は肥満の人が多いですしね。(でも、日本はハンガリーほど肥満の人が多いわけじゃないけど痩身系、多いよね?)

ワタシは特別に テレショップ番組のファンというわけではありません。 最近はあまり見ない。 テレビをつけてテレショップやってると、チャンネルを変えちゃったり。

でもハンガリー語が全然分からなかった頃は、けっこうテレショップ番組を見ることがありました。 テレショップ番組ってね、言葉が分からないのに何となく理解できちゃうんですよ!  だから、普通の番組が理解できなくて退屈だったときはテレショップを見ることもあった(^^ゞ 「エルケーペストゥー(elképesztő)」(意味は、「うわぁ~スゴ~イ♡」みたいな感じ)なんて単語は、テレショップを見ていて覚えたかもしれない。

 

もう何年か前に見たテレショップ。 その番組で売っていたモノは薬(錠剤)。 言葉が完全には理解できなかったので『たぶん』ですが、その薬をのむと 関節痛がやわらぐ…か、消えてなくなるというものでした。

そしてテレショップの定番、その商品の利用者の声。
そこでもやはりその薬を服用してから痛みがなくなり大喜び~のおばあちゃんが登場してきました。 映像の背景から、ハンガリーの都市部ではなく ちょっと田舎の方に住んでいるかたと想像。 ハンガリーの老婦人に多い、とても小柄な「小さいおばあちゃん」というタイプ。

おばあちゃんの喜びの声。
この薬をのむ前はねぇ、何をするのも痛くって痛くって…(T_T) でも、これをのんでからはすっかり痛みもなくなって、何でも出来るようになったのよ。 本当にこの薬を試してみて良かったわぁ~♪」

で、そのおばあちゃんの喜びの声と共に、痛みが消えて何でも出来るようになったおばあちゃんの日常生活の映像が流れるの。

・お部屋に飾ってある鉢植えに お水をあげるおばあちゃん。
・ビニールハウスみたいなところで、軽い農作業にいそしんでいるらしいおばあちゃん。
・オーブンに何かを入れるところの お料理中のおばあちゃん。
…この辺りまでは、安心してみていられる日常生活だった。 逆にこのようなこと(↑)が痛みで一切できなかったとしたら、それはそうとう辛かったんだろうな…と。

しかし次に出てきたおばあちゃんの日常の家事が……

・鉈(ナタ)で薪を割るおばあちゃん。

コレは…(^^ゞ
関節が痛いとか何とかいう問題以前に、薪割りはこんな小さいおばあさんがするべき家事労働なんだろうか!?…と、思ったわ。 誰か代わりにやってあげろよ!! 近所の人とか? ねぇ???

しかし、このテレショップを見たときにはワタシはまだ『薪割り未体験者』で薪割りの大変さを良く理解していなかった。 そして今、『薪割り挫折体験者』(←前回の記事参照)として改めて思う。 あのおばあちゃん、本当に本当にスゴイわ…と。

 

ハンガリー語が分からなかった頃に
おばあちゃんのセリフが分かったのか?と思われるだろうけど、
それが分かっちゃうんだよねぇ~、テレショップだと…。
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このテレショップは、何回か見たので
内容をほぼ的確に把握できていたという自信があります!!
これを『テレショップ マジック』と呼ぼう(^^)

 

 


薪割り…我が挑戦と挫折の記録(-_-;)


グヤーシュ

文明先進国ニッポンで「もやし」に生きている皆さんは『薪割り』なんてすることがないし、したことがない人が多いと思いマスが、ワタシは薪割りをしたことがあるんです<(`^´)> だから経験者として断言する、「薪割りは重労働だ!!」…と。

 

ハンガリーの名物料理の一つ『グヤーシュ スープ(gulyásleves)』は、元はといえば ホルトバージ(ハンガリーの地方の町。ユネスコの世界自然遺産に指定されている)辺りの だだっ広い荒野の牛飼いさんたちが、野外で作って食べていたもの。 本来、野外料理なわけです。

上の写真(↑)にあるような、野外で『ボグラーチ(bogrács)』という大きなお鍋にグヤーシュを作って食べるのは、ハンガリー人の大好きな娯楽の一つ。(牛飼いに限らず、一般的なハンガリー人でも。) これは春から秋にかけて、気候が穏やかな時季のお楽しみ♪ 野外でお肉が柔らかくなるまで、じっくりと3~4時間かけて煮込みます。 この『野外グヤーシュ作り』に、本物の薪を使うんですよね。

だから生活が近代化されてきているとはいえ、『薪を見たコトがないハンガリー人が存在するとは信じがたい』わけ。 逆に日本人なら、「『薪』って何ですか?」とか言っちゃう若者がいても驚かないけど(^^ゞ

…で、グヤーシュ作りには欠かせない(←ウソ。ガスを使っても可!)、
本物の薪の割りかた。

まず、森かどこかで木を切り出してくる。(↓)
薪小屋
冗談です(^^ゞ 普通の人はさすがにココからはやらない。
でも、薪割りの前に、すでに このように「ざっくりと適度な大きさに切ってある木」が必要。

それから斧と薪割りの台(↓)
薪割り台

 

① 台の上に縦に置いた薪に、斧でガツンとやり、薪に斧を食い込ませる。
薪割り1
この段階では、いきなり斧を高いところから振り下ろすのではなくて、適度な高さから振り下ろします。 つまり、空振りした時 ものすごく危険なため、いきなり思いっきり高いところから振り下ろしたりしてはいけないの。

 

② 斧が薪に食い込んだら、薪ごと振りかぶり、力を込めて振り下ろす。 この「振り下ろし」を何回か繰り返すと 薪が割れます。
薪割り2

割った薪は、火のそばにしばらく置いて 少し乾かしてから火にくべます♪
ボグラーチ

 

 

人がやっているのを見ると、それほど難しそうには見えなかった。 だって単純でしょ? 最初にガツンと切り込みを入れて、その後はガンガンガン…とやればイイわけだ。

そこで、人目が少ないときを見計らって、挑戦してみたさ、ワタシも。

だが、①の段階さえ完遂できることなく、挫折(T_T)

思いのほか木が堅くですねぇ~、ガツンとやっても斧が木に食い込むどころか、ほんのちょっと跡がついた…くらいにしかならなかったのですよ。 それであえなく挫折。 だから、ただ一対の薪さえ作るコトができなかった(T_T)

そゆわけで、薪割りって重労働だし、見た目よりも難しいよ?…というお話(^^ゞ

 

ワタシの初めての薪割りは
このように残念な結果に終わったわけですが…
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それは木がとっても堅かったせいで、
もっと軟らかい木だったら きっと成功していたんだ!!!
…と、信じています。 えぇ。信じてますとも。

 

 


打ち捨てられたツリーにライフスタイルの変化を見る。


クリスマスツリーの末路

早いもので一月も もう後半!

前回の記事にも書いた通り、新年明けて半月が過ぎたというのに いまだにサンタクロースが寝ているショッピングモールがあったりもするブダペスト。 でも、さすがに近頃はクリスマスを全面に押し出すようなクリスマスディスプレイは見かけるコトが少なくなってきました。

新年をクリスマスツリーを飾ったまま迎えた一般家庭(ハンガリーでは正月飾りがないので、新年にツリーが飾ってあるのは極フツウ)でも、さすがにもうツリーはいらないでしょ。 もう片付けるでしょ、…という時期です。

ハンガリーのお宅では、今も本物の生のモミの木を切ったクリスマスツリーを飾るのが一般的なようです。 (クリスマス前になるとツリーの露天が立つので、そういうところで買う。)

そしてクリスマスも新年も過ぎた頃になると、道端にツリーが打ち捨ててあるのを良く見かけるようになる(T_T)

道端に捨てても良いってわけじゃないんだろうけどね~。 …と言うより、たぶんダメ!!なんだろうけどね(^^ゞ  まぁ、こういうのも 良く見る光景なんですよ。(↑ ↓)
クリスマスツリーだった。

切り落とされたモミの木の葉は時間が経つと枯れて落ちていきます。 だから来年のクリスマスにはまた新しいモミの木を買わなくちゃいけない。 そうすると、こんな大きな木をクリスマス以外の時期に保管しておく意味はないし、する余裕もないんでしょうね。 置き場所ないでしょ?

これはワタシの想像だけど、昔はお家に暖炉があって 台所でも薪を使っていたので、必要のなくなったツリーはそれぞれの家で薪にして…有効活用していたんじゃないのかなぁ? だから昔は『クリスマスツリーを道端に捨てる』なんてことは起こらなかったのではないか…と。

本物の薪を燃やして野外でグヤーシュを作って食べるのは、今もハンガリー人の大好きな娯楽の一つ。 だから、薪を使う必要がある時だってあるわけですが…冬は野外でグヤーシュ作る時季じゃないですからね。 住環境の近代化が進んだ今のご時世、クリスマスには皆をハッピーにしてくれたツリーも、1ヵ月後の今は はた迷惑な粗大ゴミになってしまう…と。 ちょっと世知辛いネ~(^^ゞ

 

ワタシにとっては本物の暖炉があるお家って、すごく憧れ~~♡
本物じゃなくって見た目だけのニセ暖炉でもイイ~♡
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でも、薪割りって思った以上に重労働なんだよなぁ(>_<)
あ、次回は薪割りに挑戦した 我が体験記を書こうかな?