年に三回☆美術館・博物館の無料開館♪


 

国立博物館

ハンガリーで祝日のため休みになる日は、1年の間に12日あります。 そのうちの多くは キリスト教の風習に由来する休みの日。(←たとえばクリスマスとか。)

純粋に(?)ハンガリーの国としての記念日に由来する祝日は、年に3回だけ。
 3月15日 (1848年の革命と自由戦争記念日)
 8月20日 (建国者聖イシュトヴァーンの日)
 10月23日 (1958年ハンガリー動乱の記念日・共和国宣言の日)

実は、これら3つの祝日は、カレンダーなどには 単に「ネムゼティ・ウンネプ(nemzeti ünnep)(←日本語にすると、「国民の記念日」って感じかな?)」と、三つとも同じ名前で書いてることもある。

それぞれ別々の祝日を同じ一つの名称で…とは なんていいかげんな…と思わないでもないが、この3つの祝日は ハンガリー国として重要な記念日であるということなのでしょう。

ところで、年に三回の この3つの祝日がステキなのは、美術館や博物館が無料開館されるというトコロです。(#^.^#)

全ての美術館・博物館を網羅して調べるわけにはいきませんでしたが、ブダペストの主だった所は かなりの確率で無料で開館しているよう。(ブダペスト以外でも)

今日は10月23日☆
ハンガリーでヒマにしている人がいたら、美術館へ行ってみると タダで入館できるかもしれませんョ~♪

 

かなりの確率で無料入館できるらしいことまでは調べたけど、
もし万が一出来なかったとしても、責任持ちませんので悪しからず。
お目当ての美術館へ行く前に、一応調べておくことをオススメします。(^^ゞ
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記事上の写真は、ブダペストにある国立博物館のエントランス。
国立博物館の周辺は、ハンガリー動乱の重要な舞台の一つでもあるので、
毎年式典も行なわれています。

 

 


明日から秋休み\(≧∇≦)/


 

土曜出勤

明日、10月23日は 1956年ハンガリー動乱の記念日なので祝日、ハンガリーでは全国的にお休みです。

例年ですと、 フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、23日に祝日でお休みした後、また数日間は学校があり、10月末から11月初めにかけて1週間程度の秋休みがあります。

でも、今年は明日からずっと秋休みになるのダ!! \(≧∇≦)/
10月23日(木)から 11月2日(日)まで、11日間。
こんなに長い秋休み、ワタシ 初めて~~~♡♡♡♡♡(#^.^#)♡♡♡♡♡♡

実を言うと、10月24日の金曜日を休みにして四連休にするために、10月18日(土)に 前もって代わりに働いていたんですがね。 まとめて休むためなんだから、週末半分でも我慢しなくっちゃね!

確実な秋休み中の重要な予定は、10月28日に歯医者へ行くこと。(-“-)

それ以外は、基本のんびり、ちょっとは近場でお出かけ…くらいしか、考えていません。(泊まりで旅行の予定はナイということ。) ま、お休みですので、休もうと思ってます。

ブログの更新はするつもりです。(^_^)
最近しばらく モバイル更新をしていないので、秋休みの間は モバイル更新の日を増やそうかな~?…なんて考えておりまする。 通常、このブログは、ほとんど更新も定時でやっていますが、モバイルで更新する場合には、更新時間がバラバラになるかと思います。
いつも通りの時間に更新してなくても、怒らないでねぇ~。(^^ゞ

では、楽しいお休みに入りま~す。(#^.^#)/ 

 

今回の写真(↑)は、代わりに働いた10月18日のフニャ高での一場面。
「オイ、働いてないじゃないか!!」という指摘は受け付けません。
これも仕事のうちなのョ~!! 仕事仕事。
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「いったいコレは何をしているのダ!?」と思う人が絶対にいると思う。
近いうちにコレに関する記事をアップしたいです。
が、写真の準備があるので、まだもうちょっと先に!!

 

 


並木道のマヤーリシュ(写真)


 

並木道のマヤーリシュ

『マヤーリシュ(majális)』は、初夏の訪れを祝う ヨーロッパでは伝統的なお祭りで、たぶん『メーデー』よりも歴史が深いと思う。

このブログでお馴染みの並木道では、春から秋にかけて何回か恒例のお祭りが行われます。 (冬の間は一つもありません(^^ゞ) この5月1日にある『マヤーリシュ(majális)』が 年で最初のお祭りです。

ハンガリーのお祭りでは、かならずあると言って良いと思う、「フェイスペインティング」(↓)
フェイスペインティング
大人がやってるのは ほとんど見ないけれど、幼稚園くらいの子どもは お祭りで大勢フェイスペイントしています。

模様や絵、文字を描いてくれる「ヘナ屋さん」(↓)
ヘナ屋さん
漢字圏で育っていない人にしては、この『福』の字は上手!!

 

お祭りなので、やはりお菓子の屋台は欠かせません。(↓)
お菓子屋さん

しかし、「食べても大丈夫なんだろうか!?」と思わずにはいられない強烈なインパクトのあるお菓子がある。(^^ゞ (↓)
お菓子

 

小さな芸術家さんたち(↓)
色塗り中

工作中

工作

 

こちらは わんぱく広場(←勝手に命名)(↓)
輪投げ
このテの素朴な遊具は、タダで遊ばせてもらえるの。

巨大パチンコ(↓)
パチンコ

お兄さんと一緒に のこぎりで木を切るのも遊び。(↓)
のこぎり

これはちょっと離れた場所にあったので、ひょっとすると有料だったかも?(↓)
アーチェリー

一方、こちらは(間違いなく)有料の 移動遊園地(↓)
移動遊園地

滑り台

ボールの中に子どもと空気を入れて
ふうせん
プールにドボーンッ!!
ふうせんプール

 

それから、タイミングが良ければこんな人たちにも会えるかもしれない。(↓)
仮装

ワタシの主観で、自分が子どもだったらスゴク楽しい、大人でもそれなりに楽しい並木道のお祭り…を、ご紹介しました。(^_^)

 

しかし、毎回だいたい似たような感じなので、
最近はあまり目新しいものがなくって…(-“-)…
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などと、言ってみたりして…。
そう言いながら毎回覗きに行っているくせに…(^^ゞ

 

『メーデー』と『マヤーリシュ』


 

並木道のマヤーリシュ

ハンガリーでは、5月1日は『ムンカ ウンネぺ(munka ünnepe)』の祝日で休み♪

『ムンカ ウンネぺ(munka ünnepe)』は、日本語にすると『労働記念日』って感じになると思うので、つまり『ムンカ ウンネぺ(munka ünnepe)』っていうのは、日本では祝日ではないものの それなりに知名度はある『メーデー』の事なんだと思う。

毎年5月1日、このブログではお馴染みの ウチの近所の並木道は『マヤーリシュ(majális)』というお祭りで賑わいます。(上(↑)は、2012年のマヤーリシュの写真)(^_^)

『マヤーリシュ(majális)』は、『メーデー』とは ほとんど…というか、全然関係がないと思います。 『メーデー』って「労働者の日」で、労働者が団結して集会したりデモをしたりするイメージだけど、『マヤーリシュ(majális)』にはそういった趣は一切ありません。 ただの楽しいお祭りです。

『マヤーリシュ(majális)』では、『マーユシュファ(májusfa)(五月の木)』という リボンなどで飾り付けられた背の高い木をたてます。 (↓)
五月の木
この木をたてるのが『マヤーリシュ(majális)』のしきたりらしい。

五月の木2
「マーユシュファ」をたてているところ。(↑)

 

五月の木3

『マーユシュファ(五月の木)』をたてる以外は、いつも並木道で行われる その他のお祭りとそれほど違うところはナイ気がします。(^^ゞ

仮設ステージで 民族舞踊の披露があったり、(↓)
民族舞踊

食べ物屋さんがあったり、(↓)
ランゴシュケニェール

移動遊園地(有料)があったり、(↓)
移動遊園地

タダで勝手に遊ばせてもらえる素朴な遊び場もあったり、(↓)
素朴な遊び場

工作を教えてくれる人がいたり(↓)
工作コーナー

…と、こんな感じで、『並木道のマヤーリシュ(majális)』は お子さま向けのお楽しみがいっぱいな感じの 初夏のお祭りです。

 

今回は『並木道のマヤーリシュ(majális)』の雰囲気を
ざっとご紹介しました。
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写真(去年と一昨年のマヤーリシュ)がいっぱいあるので、
次回も『マヤーリシュ(majális)』の写真続々でお届けする予定♪

 

 


イースター・エッグの作り方(伝統編)


 

ブランカのトヤーシュファ

ハンガリーのイースター(復活祭)伝統の飾り、『トヤーシュファ(タマゴの木)』に飾るイースター・エッグは ゆで卵ではなく、中身を抜いて絵付けをした後にリボンを付けたものです。

タマゴの上下に小さい穴を開けて… (↓)
タマゴに穴を開ける

タマゴを吹いて、中味を出す!! (↓)
タマゴを吹く
コレ(↑)、結構重労働です。

さらに、空になった卵に水を少量入れてカラの中を洗う。 そうすれば、ゆで卵と違って中味が腐る心配が要らないので、キレイに絵付けをしたあとは何年でも飾ることができます♪ (←割れたりしなければね(^^ゞ)

それから、前回「Tojásfesték」というタマゴを染めるための染料があることを紹介しましたが、玉ねぎの皮を煮だして作った染料を使って卵を染めることもできます。 (←きっと このほうが伝統的。) 玉ねぎの皮が染料になるということは、草木染に使うような染料はタマゴを染めるのにも使えるということかも。
玉ねぎの皮

 

それから最後に、この写真(↓)にあるようなイースター・エッグの絵付け技法について。
イースター・エッグ13

これは、前回紹介した技法とは手順が逆になり、
  ①  タマゴに蜜蠟(?)で絵を描く。
  ②  タマゴを染める。
  ③  蜜蠟(?)をふき取る。
以上の手順で作ります。

蜜蠟が(?)付きなのは、実を言うと 正確には何なのかよく分からないから。 たぶん蜜蠟だと思うんですが、ひょっとすると違うかもしれないので…(^^ゞ  熱を加えると液状化して、かつ、染料が浸み込むのを遮る素材です。

その道具はこのようなモノ。(↓)
ロウを融かす
上のカップみたいなところに、融かした蜜蠟(?)が入っていて…
この写真(↓)にある道具で絵を描きます。
ロウ描き用のペン

この手法も体験させてもらった事があるんですが、筆で絵を描くよりさらに難しかった(>_<)  蜜蠟(?)が あっという間に固まってしまって、なかなか描けないの。
しかし、こちらの蜜蠟(?)で絵を描いて、玉ねぎの皮か何かで作った染料でタマゴを染める手法が、前回の記事で紹介した手法よりも、もっと伝統的でポピュラーな手法だったんじゃないかなぁ~と想像しています(^_^)

 

美しいイースター・エッグを見ると、
つい 自分でも作ってみたいとか思っちゃうんですが…
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イースター・エッグは誰でも作れるけれど、
キレイに作れるかどうかは全く別だ…と、悟ったワタシ(^^ゞ