日本人が海外生活をすることになった場合、まず頭に思い浮かぶのは「言葉の問題」じゃないですかね? 海外行くと、日本語通じないから 大変だもんね。(ホント、大変!!)
言葉(外国語)問題ほど重要視されない(または実際に重要でない)かもしれないけれど、ハンガリー生活が7年を過ぎたワタシが思うに、
「現地の食べ物を食べられるかどうか!?」
…というのも、海外生活できるかどうかの かなり重要なポイントになると思うんです。
食べ物に好き嫌いがないので、基本的に出てきた料理は何でも食べるワタシ♡ たとえ粉砂糖で味付けをされたパスタ、『マーコシュ・テースタ』(↑上の写真参照。)であろうと、食べ物は食べ物。食べられないことはな~い!!(←好き好んでで食べるのかどうかが別問題。) このような食べ物にたいする柔軟性(…なのか?)は、日本食に乏しい海外でサバイバルするのに、向いているといえるかもしれません。
例えば、和食が命♡のヒトがハンガリーで生活するとしたら。
ハンガリー人は陸に囲まれた海なし国だし、ハンガリー人、あんまり魚食べないし…というわけで、魚介類が手に入りにくい。 でも、手に入りにくいのは魚介類だけじゃないのよ。
例えば、「葉っぱモノ野菜が全然ナイ!!」というのは、ハンガリーへ来た日本人駐在員の奥方さまがたが 口をそろえて言うところ。 ま、皆無ではないんですケドね、白菜とか、なんか堅いキャベツとか、あることはあるんですが、日本のように葉っぱモノ野菜が多くないのは確かョ。
また、ちゃんとした日本食材を扱うトコロは少ないだけに高価。
金に糸目はつけないので、とにかく自分が食べたくて美味いモノだけを喰う!!…というならハナシは別かもしれないけれど、質素に暮らすなら 現地で普通に手に入る食材を食べていたほうが断然安上がりさね。
そんなわけで、意外と語学力よりも切実かもしれないのは、何でも受け入れる強靭な胃袋の持ち主かどうか、という点かもしれないですわョ!!…と、かなり真剣に思う。
日本食しか受け付けられない身体だったりすると、ただ普通に食べるだけでも苦労が多いよ、ハンガリー生活。(そして、食べることとは 生きることだ。)
つまり、このような(↑)甘いパスタも臆さず食べる節操のなさが海外生活を楽にしてくれるの!! (^^ゞ
駐在員の奥様ネットワークで、
「何処そこのアジア食材店で、日本の☆☆が売っていたわよ!」
…みたいな情報が流れたとする。
すると、皆がこぞって押し寄せて買占めをするので、
あっという間に売り切れになるとか…。(^^ゞ
でも ワタシはそういうのは蚊帳の外デス。