新学年度の2日目

始業式

9月になりました。
ハンガリーでは、新学年度の始まりです。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、初日は始業式とホームルーム、あとは教科書配りなどだけで、昼前に終了しますが、その翌日、2日目からは授業。
7時半開始の1時間目から、しっかり授業が始まります。

ハンガリーの高校の夏休みは、6月16日から8月31日までで、しっかり2ヶ月半。日本の学校の夏休みよりだいぶ長いです。
夏休みの宿題なんてモノはありません。

長く自由な夏休み明けに、朝7時半から教室に座るのは、かなりツライだろうなぁ…。
(^_^;)

 
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3年経過

東京オリンピック・パラリンピック

ワタシがハンガリーから日本に完全帰国したのは、2021年8月26日で、日本では東京パラリンピックの真っ最中でした。

もう3年経ったんですね〜〜。
早いなぁ…。

3年経ってしまうと、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では ワタシの在籍当時の生徒は、もうほぼ卒業してしまっているし、伝え聞くところによれば同僚の先生たちも辞めてしまった人がけっこういるらしく…。

日本の公立高校みたいな先生の転勤は フニャ高にはナイので、変わりなくフニャ高にいる同僚も居るはず。でも、職員室の雰囲気なんかも、かなり変わったかもしれないなぁ…。

まぁ、ハンガリーどころか、海外へ行く予定もナイので、確かめる術はないのですけれども!
(゚∀゚)


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追試

始業式前

 

8月末、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では「追試」が行われます。

追試……夏休みの初めに受け取った前学年の後期成績の中に赤点があった生徒が受ける試験。新学年を目の前にして、この追試を受け、もし再び赤点を取ってしまった場合、その生徒は落第、前の学年の時と同じ学年をもう一度繰り返すことになります。

追試者は、年によって多かったり少なかったりするのですが、ま、対象者0人で今年は追試ナシ…って事はなく、毎年誰かしら追試を受けている。

たとえ1科目でも落とせば落第。ずいぶん厳しいと思って、他の先生たちに聞いてみたことがあったんですが、 「1科目でも進級する水準に達しなかったってことだから…仕方ないよね」という見解でした。

そりゃそうか。でも厳しい…(;_;)

稀ではあったけれど 2回落第した生徒も居て、その子、同じ学年を3回繰り返したんだよね〜。4年で卒業するはずの高校生活を、6年間かけて卒業。
でも途中で転向したり、止めたりしなかった。あの子はある意味、根性あった。

苦手科目があって同じ学年を3回繰り返したとはいえ、他の得意科目とかの成績がすごく向上したりとかいうこともなくて、卒業するまで劣等生グループを脱することがなかった。それも不思議といえば不思議だったなぁ…。

 
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年に2度目の BÚÉK!!

フニャ高校庭

BÚÉK! というのは、
Boldog Új Évet Kívánok! という
ハンガリー語の新年の挨拶の頭文字をとった略語です。

新年のあいさつ言葉なので、日本語の「明けましておめでとう」にあたる言葉だと言ってもイイのですが、「Boldog Új Évet Kívánok!」の意味は「良い年を!」ということなので、「明けましておめでとう」とはちょっと違うのです。

で、「良い年を!」という意味ゆえ、夏休みが終わって新学年の準備を始める8月終わりの今、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では「Boldog Új Évet Kívánok!」、「BÚÉK!」と言い合い、新年度の仕事を始めるんですね。

最初の頃はちょっと違和感があったけど、そのうちに慣れてきて、自然と自分でも言うようになってました〜。
(⌒▽⌒)

 
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ムクゲの花が咲きました

ムクゲ

昨日、我が家のムクゲの花が咲きました。
今年最初の一輪です。

これ(↑)と同じピンクのムクゲの花が、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)のウラの通用口のところと、ワタシのフラットの入口のところにも生えていて、夏が終わる頃まで咲いていたのを思い出します。

フラットの入口に生えていたムクゲは、時々バッサリと短く伐採されたりしていたのですが、また伸びて夏には花を咲かせていたので、思えば丈夫なヤツだった。

日本に帰国してきてからも、ムクゲが咲くのをみてはブダペストを思い出し、春にマグノリアが咲けばブダペストを思い出すなぁ…。

 
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