言葉の分からない異国の空港で出入り口を間違え、迷子になる。
乗り継ぎ便の出発時間は刻々と迫ってくる。
さぁ、どうしましょう~!?
ワタシの場合、例の回転扉の目の前のカフェの店員さんに助けを求めました。(^^;
空港職員らしい人が近くにいたら その人に聞いていたと思うけどさ~、それらしい人は見当たらなかったのよね。かと言って、自分と同じ旅客に聞いても仕方ないだろうし。
だからとにかく地元の土地勘がありそうな人なら誰でもいいやと、最初に目についた人に声をかけたザンス。 出口を間違えたと気がついてから、30秒以内だったと思う。とにかく時間との戦いだったんで!!(^^;
「すみません。出口間違えちゃったんですけど!!」
「乗り継ぎ便に乗るはずだったの? 出発ゲートは何番?」
「33番!!」
「それじゃ~ね、まずここから左に行って、左に曲がって、上の階に上がって。 上がったらまた左に行って、セキュリティチェックを通れば行けるよ。」
今になって考えると、あのカフェの人の指示は非常に的確であった。そのおかげでワタシはヘルシンキ・ヴァンター空港の迷宮から生還できたのだから。
なんか、聞いた時には、「左、左」で すごく不安だったケド。(^^;
きっとあの人、
到着ロビー出口前のカフェで働いていて、毎日のようにワタシのような出口を間違えたおっちょこちょい野郎を助け、日々 徳を積んでいるかただったんだわ。そうに違いない。