健康に悪く・・・はないかもしれないが(^^ゞ


テイベリジュ

給食にでてくる『甘いメインディッシュ』シリーズ!!

今回は、最近のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食で出てきた『お粥・二種』をご紹介しようと思います。 お粥はお粥でも、日本でワタシが慣れ親しんできたお粥とは随分趣が異なるお粥ですので(^^ゞ

まず、上の写真(↑)にあるお粥。 『テイベリジュ(tejberizs)』という名前です。 コレは、ドイツ圏で『ミルヒライス』と言われているものと同じだと思います。 ゆえに、日本でも「あぁ、アレのことか!」と思われるかたも多いかも♪

このお粥はですね、
お米を牛乳で柔らかく炊いてお好みの量のお砂糖を加える。 さらに仕上げにはシナモンとか、ジャムなどの甘いもので風味付けをしていただく・・・という食べ物。

作り方はそれほど難しくなさそう・・・だけど、自分で作ってみる気には全然なれそうもないのは、やはり日本食で「ご飯というものは、醤油・味噌・塩などしょっぱい系の調味料で味付けしてあるのが一番美味しい!!」と骨身に沁みて刷り込まれているせいでしょうか?

しかしこの『テイベリジュ』、カップに入ったのがスーパーのデザートのコーナーで必ず売っている、ハンガリーではポピュラーな食べ物です。 だから、デザートとしてならアリかな?・・・とワタシでも思いますが、ぬくぬくの温かいお粥として、しかもメインディッシュとしてシナモンシュガーをふりかけて出されると、おっとぉ~~(^^ゞって感じ。

 

もう一つのお粥はコレ(↓) 『テイベグリーズ(tejbegríz)』
テイベグリーズ

上の『テイベリジュ』と見た目が似ているでしょ(^^ゞ
それもそのはず、『テイベグリーズ』と『テイベリジュ』は材料がちょっと違うだけで似たようなモンですから!!

こちらには『ブーザダラ(búzadara)』という、小麦を粗挽きした粉(小麦粉ほど粉状になっていなくて細かいツブツブの小麦)が売っています。 『テイベグリーズ』は、『テイベリジュ』でお米を使う代わりにブーザダラ(粗挽きの小麦)を使っているものだと思えばよろしい。 ゆえに、もちろん甘い。 さらに『テイベリジュ』と同様、シナモンやジャムなどで甘く風味付けをする。 写真にある給食のときは、ココアシュガーをふりかけてありました。

フニャ高給食のテイベグリーズは温かいサラサラのお粥状でしたが、昔、生徒が作ってきてくれたテイベグリーズはもっと水分が少なくてモタッとしていた。 そして、デザートとして冷たいのを食べた。 ワタシはそっちの食べ方の方が好きかな(^^)

実を言うとワタシ、『テイベグリーズ』は自分でも作ってみたコトがあるのダ! (やはり「何ぃ!? 米を甘く煮込むだとぉぉ!!!」・・・という先入観が働かないせいではないかと(^^ゞ ) たぶんお米よりもブーザダラのほうが煮込み時間が少なくて済むので簡単だと思います。 お料理好きでないかたでも挑戦できる簡単デザートとして、いかが~???

 

ま、お粥なのでお腹に優しい感じがするよね?
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甘さを控えめにしておけば、健康的な食べ物かもしれない。