季節はめぐりめぐる。

グリーン

暦の上ではもう秋だそうですが、今日はまた暑い日でしたね~。いつも帰省が夏なので、日本に居られる時はいつも容赦なく暑いデス。この暑さはしばらく続くと聞いたので、来週には暑い日本から暑いブダペストへと移動することになりそう…。ま、いつもの事ダ。

ブダペストも、今、暑いらしいですョ~。今日は39℃だったらしい。(マジで!?って感じですが。)ブダペストでは、普通の住宅にはクーラーが無いことが多いので、そういう暑い日はショッピングモールみたいなところで暑さをしのぐ人が大勢います。ワタシも今ブダペストにいたら、そうやって暑さをしのいでいるでしょうね~、ウチにもクーラーが無いから…。ブダペストでは今日もアイスクリームもいっぱい売れただろうな~。

この下の写真に写っている黄色い葉っぱは、自宅前で昨年の秋に撮ったモノです。↓
イエロー

この黄色い葉っぱ、上の緑色の写真と同じ葉っぱです。緑色のほうは、今年の初夏のころに撮りました。広葉樹が見せる季節の変化は劇的ですね~。

↓サボー・サボルチ(←ワタシのサボテンの名前)の変化の無さも、逆の意味で劇的かも…。
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サボルチ、多肉ちゃんたち、生きてるかなぁ……


 

そろそろ夏休みが終わります…

メルヘンドール・すいか
(母が作ったお人形↑ ワタシも今日、スイカをいただきました♡)

日頃ハンガリーにいる間は、ほとんど時間も同じくらいで定期的にブログの更新をしてきたワタシなんですが、このところブログの更新が不定期になってしまいました。ブログを引っ越ししたところなので、新しくなったブログを期待して覗きに来てくれている人がいらっしゃったら、本当に申し訳ないデス m(_ _)m

7月もあっという間に過ぎて8月になってしまった今、ワタシはちょっと淋しい気分になっています。なぜなら夏休みもそろそろ終わりなんです…。来週にはもうハンガリーへ出発します。その後は間もなく仕事も始まるんですよね~。日本からハンガリーへ行くときは、貴重な日本のモノをなるべくたくさん持っていこうとするので、荷造りも大変!! 荷造りが下手でキライなワタシとしては、気が重いデス。

ハンガリーにいる間は、勤め人をしているので毎日の時間のテンポが決まっていて、ブログを書いたり更新したりするのも、その日々のテンポの中に組み込まれています。でも、今は夏休みで帰省中なので、自由な時間は今のほうがあるはずなのに、逆に意外と毎日のルーティーン・ワークのテンポがつかめないでいます。それから、ブダペストに居る間は単独行動が多いので、時間配分がやりやすいのかもしれません。日本に居られるのは夏の一か月半の間だけなので、ちょっと欲張って外出したりしちゃうんですよね~。家族で旅行したり、友達と会ったり♪♪♪ それにテレビも日本のほうが面白いので、ついテレビを観ている時間が多くなる… (^^;;

加えて、自分の意志でブログの引っ越しをしたくせに、実を言うと、ワタシ自身が新しいブログに慣れてないんですね~。以前のブログでは、絵文字使をいまくっていたんですが、今度のブログでは今までのようなカラフルな絵文字が使えないのも変な感じ。それにブログ引っ越しを機に、今までのような日記ブログではなく、少し役に立ちそうな情報量が多いブログにしよう…とかいう野望を抱いたもので、逆に緊張してブログを気楽に書くことができない悪循環…。本音を言えば、今、このブログのデザインが気に入らなくて、何とか変えたいと思っているんです。ある日、画面が(内容も?)ガラリと変わったりすることがあるかもしれません。上手くいくかどうか分からないので、期待しててくださいとは言えませんが…。

引っ越し後のこのブログ、ワタシがまたハンガリーへ行った後には通常運行に入りたいと思っていますが、今はまだちょっとガタガタと危なっかしく、更新頻度もバラバラになってしまいそうです。

(役にたつ情報満載のブログを目指したはずなのに、今日は早くも元の通りの「つぶやき日記ブログ」になってしまいました。自分から変化を求めたのに、変わるって難しいですね~。)

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スープは『食べる』なんだな~と、今なら分かるその理由。

グヤーシュ
(ハンガリー名物『グヤーシュ スープ』 ↑

調べてみると、日本語で「みそ汁を」…に続く動詞には
「飲む」「食べる」「吸う」「すする」などがあるようです。
地方によってとか、人によっては具があるかどうかなどによって
上記の動詞を使い分けたりしているみたい。
ワタシの場合は、
「ご飯を食べる」に対して、「みそ汁を飲む」というのが
子どもの頃から一番親しんできた言い方です。
ちなみに、スープの場合でも「飲む」で特に違和感は感じません。

でも、英語では”eat soup”、つまり「スープを食べる」ですよね。
英語で”drink soup”という表現は正しくない。
“soup(スープ)”は”eat(食べる)”物です。
ハンガリー語の場合も、英語と同様
『スープ(leves)』に対応する動詞は『食べる(eszik)』です。

実を言うと、この「スープを食べる」という表現には
個人的に違和感を感じていました。
「スープは汁物なんだから、
『食べる』じゃなくて『飲む』じゃない??」…ってね。
でも、ハンガリー暮らしを6年やっているうちに、
「スープを食べる」と言うわけが
何となく分かるようになってきました。

フルコースの洋食では、スープは前菜として
主食のメインディッシュの前にいただくものですが、
『前菜』と言いながらも 和食のみそ汁とは違って
結構しっかりどっしり…腹保ちするボリュームが
あることも少なくありません。

例えば、ハンガリーの名物料理『グヤーシュ スープ』
(上の写真参照↑)
コレもかなりのガッツリ系スープです。
スープが濃厚で少々脂っこくて、しっかりとお腹にたまる感じ。
グヤーシュは元は野外料理で、ボグラーチという大きなお鍋に
野外で火を焚いてグツグツ煮込んで作るものです。
そういう場合、グヤーシュはメインの前の前菜というよりも、
グヤーシュにパンを一緒に食べてお腹いっぱいにする…
グヤーシュがメインディッシュという感じになったりします。

また、『コンソメ スープ』に似たようなタイプの
わりとサラッとした感じのスープもあるんですが、
そういうスープにはパスタが入っていたりして
汁ものにしっかりボリュームをプラスさせていたりします。
こんな感じ↓
スープ
(『ツェルナ』という素麺みたいな細いパスタが入ったスープ ↑
給食にも良く出てくるけど、一般家庭でもよく使われるみたい。
コレをスプーンで食べるのは難しいのョ~!)

どうもワタシが観察したところ、
ハンガリーでスープとは、もちろん前菜であるわけですが、
その後のメインディッシュが無いような場合でも
スープだけである程度お腹がふくれるような
ボリューム感をも求められているモノみたい。
飲み物というよりも、食べ物なんですね。

だから
「スープを飲む」ではなく、「スープを食べる」という表現が
事実に合っているわけだなぁ…と思うようになったわけなのでした。

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