アンドールは親切な男


シャインくん

ハンガリー語の試験勉強をしています。

文法の本の練習問題を解いたりしているんですが、それが時々 ものすごく楽しい(#^.^#)

今回は、ワタシが楽しませてくれるハンガリー語の文法問題を一つ ご紹介しましょう(^_^)↓

 

問)アンドールは誰に対しても進んで手助けを申し出る親切な男です。アンドールは何と言いますか?
[↑『アンドールが何というかの部分』を文法的に正しく言いかえる問題なの(^_^)]

a) 上司は空港へ急いでいる。そこでアンドールはこう言った。
  「タクシーをお呼びましましょうか?」
b) ラヨシュ(男)はチッラ(女)と『お知り合い』になりたい。そこでアンドールはこう言った。
  「チッラを紹介しようか?」
c) 会社に取引先のアメリカ人が来た。しかし上司は英語がダメである。そこでアンドールはこう言った。
  「通訳しましょうか?」
d) おばあちゃんは郵便局まで小包を持っていくことができない。そこでアンドールはこう言った。
  「小包を送ってきてあげようか?」
e) イギリス人のガールフレンドは、ハンガリー語の「命令形」がよく理解できない。そこでアンドールはこう言った。
  「文法を説明しようか?」
f) お父さんは新しいビデオカメラのマニュアルを理解できない。なぜならマニュアルは日本語だからだ。そこでアンドールはこう言った。
 「翻訳してあげようか?」
g) お年寄りのご婦人が大きなかばんを持ってバスに乗ろうとしている。そこでアンドールはこう言った。
  「お手伝いしましょうか?」

アンドール、スゴイ奴だ。 親切だし、気がきくし、英語はペラペーラ(らしい)。 しかも日本語のマニュアルを翻訳できるんだって!

アンドールに会ってみたいねぇ…v(^▽^)v

 

全ての問題がこのように面白いわけではありませんが…(^^ゞ
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時々ですが、「在りえないキャラクター」の人物が登場してくるの。
楽しいョ~(#^.^#)

 

 


テスト嫌いが試験勉強(^^ゞ


アドヴェント・リース9.d

ハンガリーでは12月25日、26日は2日連続のクリスマスの祝日。 お役所などはモチロン、商店なども休み。 26日朝のニュースによると、25日 わずかに開店していた日用品雑貨店は買い忘れたパンなどを買おうとするお客で賑わったとか。 クリスマスにブダペストで開店している店を見つけるのは至難の業です。

かく言うワタシは、25日・26日の二日間、自宅から一歩も外に出ずに過ごしました(^^ゞ
独り者ですので、ウチにこもってハンガリー語の勉強をしていたんです。 エライでしょ? 羨ましいとは思われないだろうけど~(T_T)

実はハンガリー語の語学試験を受けることにしたんですよね。 だから、そのための試験勉強。

初めての受験で 試験に関してあまり情報もなく、合格できない可能性も高いので、ブログに書くのは躊躇われたんですが、書いちゃった~(~_~;) もし合格したらまたブログに書くかもしれないけど、落ちたら黙っていることにします(^.^;; だからその辺、察してください。

「テストを受けるのが大好きだ♡」という人もあまりいないでしょうが、ワタシはテストがキライです。 しかしまぁ大人になってしまえば、仕事上の必要に迫られて職場に強制されるような場合を除けば、テストを受けるのがイヤなら テストなんて受けなければ良いわけで…(^^ゞ
(こういった向上心の無い 後ろ向きな態度がイイと思っているわけじゃないけどね。)

ハンガリー語試験も、受験しなくちゃいけないような原因があるわけではありません。 何というか、勢いで受験料を払い込んでしまったので、ケチのワタシは受験料がもったいなくて逃げられなくなったんだ~(~o~;)

試験の準備もしなくちゃ~しなくちゃ~…と思いつつ、全~然(^^ゞ

仕事がある時はともかく、仕事が休みの今は「時間が無い」という言い訳もできないし、クリスマスの祝日の間、ちょっと頑張ってみたわけです。

幸運を祈っていてくださいm(_ _)m

 

定期的にTOEICを受験しているとか、または資格試験に次々挑戦しているとか、
そういった向上心に満ちた人って、立派だよね。
ワタシには真似できそうもないなぁ…(~_~;)
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しかし、休みでお家籠りしていても 勉強時間を一日5時間とるのが精いっぱい!
ブログ書いたり、テレビ観たりもしてるからだね~(^^ゞ

 

 


柿、かき、カキ、Kaki、Khaki?…の災難


柿

ハンガリーのスーパーでも『柿』を買うコトができます。

売り場では „Datolyaszilva” „Khaki szilva” „Khaki” などの名前で柿が売っています。 たぶんハンガリーで柿はそれほどポピュラーな果物ではなさそう。 でも最近はけっこう見かけるかな~?…って感じ。

„Szilva(シルヴァ)”は 日本で言うと『プルーン』にあたります。 ハンガリーではプルーンは生でも食べるポピュラーな果物。 „Khaki szilva”(直訳すると「柿プルーン」?)という名称は、おそらく柿を見慣れていないハンガリー人がどんな果物なのか思い浮かべやすいようにしているのでは?…と想像しています。

(↓ 給食に出てきた 生のプルーン)
生プルーン

„Datolyaszilva” の „Datolya” は『ナツメヤシ』。  „Datolyaszilva” を直訳すると「ナツメヤシ プルーン」…ナツメヤシと柿が植物上同じ仲間なのかどうか知らないけど、『柿』をローマ字書きでそのまま『Kaki』と書いてあるのは見たコトがない。

でも、„Khaki”(発音は「カーキ」って感じになるのかな…と?)という名前もあるところから察して ハンガリーで手に入る『柿』も、元々日本で柿と言われている果物がヨーロッパに輸入され、こちらでも栽培されるようになったんだと思うわけ。

それならば、ハンガリーで『キウイフルーツ』を『キゥイ』って感じに言っている、そんなふうに『柿』を『カキ』と、なぜ言わないのか!? 地元にはない新顔のフルーツが入ってきた場合、新しい名前をつけるよりも、原産国のオリジナル名をそのまま採用してしまえば簡単なのに。(『リンゴ』と『アップル』が両立していたりもする、外来語を多用する日本語ではよくあること。ハンガリー語でも外来語がけっこう使われている。)

しかし、おそらくハンガリーでは『柿』という果物がポピュラーになることがあったとしても、『カキ』という名前では『柿』は浸透しない。  それには『言いにくい事情』があるから~~(^^ゞ

ハンガリー語で『カキ(kaki)』と言ったら、それは『排泄物の大きい方』のことを指します。  つまり『う●ち』(@@;;

日本のスーパーで新しい輸入果物が売り出されるとして、その名が『う●ち』だったら…と考えると…たしかにハンガリーのスーパーで『Kaki』にHを付けて、せめて„Khaki”としているのは、「妥当だな。」…と思うんですよね。(^_^;;

 

『柿』の発音が「カ」より「キ」の音が高音であるのに比べ、
ハンガリー語のkakiは、kaが高音で強勢がつき、kiが低音。
だから発音すれば「違う」と言えないこともない。
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でも、kakiと書いてあるものを見たら、
ハンガリー人なら当然『う●ち』を思い浮かべるわけで…(^^ゞ
柿には悪いが、ハンガリーでは別名を名乗ってもらうしかないですヮ。

 

 


外線電話の恐怖(ToT)


犬

日本語で話す場合はともかく 不自由な外国語で会話する時には、ジェスチャーや表情でのコミュニケーションが効かない電話で会話するのは難しい。 だからフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)職員室で内線電話はOKでも、話す相手と内容の予想がつかない外線電話に出るのはイヤだ…(>_<)……というのが前回までのハナシ。(前回記事へのリンクはコチラ)

 

今年10月の初め頃だったと思うんですが、ワタシ、お昼過ぎ頃の時間に職員室の電話が鳴ったので出たんですね。 そうしたらソレ、外線電話だった
『あぁぁぁぁ、失敗した!!! 電話に出るんじゃなかった(ToT)』…と思っても後の祭りよ。
電話の相手はコッチがハンガリー語の不自由な外人だとは気付かずに普通に喋ってくる。

それでも、ま、電話をかけてきたのはP先生あてだということくらいは分かったので、P先生がその場にいれば「Pさん、電話だよ(^_^)」…で済んだんですが、運の悪いコトにその日はP先生、もう家へ帰ってしまった後だった。

しかしその場では、P先生がその日帰っていくところを見たような気がするな~ってくらいで、確信はなかったので、
「P先生はココ(職員室)にはいません。 たぶん今日はもう帰ったと思いマス。」と答えた。
内心、『だから今日のところはもう諦めてくれ!!』…と思いつつ(^^ゞ

しかし、電話の相手は諦めてくれる気配がなかった(>_<)

しょーがないので、 「時間表を確かめてくるので、ちょっと待ってください。」って言って、時間表を見に行った。
その日、P先生の時間表は3時間目までしかなかったので、やっぱり帰ってしまった後なのはほぼ確実。

「すみませんが、今日は授業が3時間目で終わっているので、P先生はもう帰りました。」
『だからもう諦めろ。頼む!!』(←ワタシの内心の叫び)

それでも相手はまだあきらめてくれない気配…。

「あのぉ~、急ぎですか?」とワタシ。
(「急ぎだ!」って言われても、だからどうするという当てもナイけど、一応聞いてみた。時間稼ぎ。)
「えっ、何!?」
(ワタシの発音がよろしくないので分からなかったらしい。すまんのう(^^ゞ)
「え~~、とっても急ぎでしょぉ~か~?」
たぶんこの辺で、向こうもワタシが粘っても埒があかない相手だと分かったんだと思うのね。 ワタシの話し方から、電話にでたのがフニャ高のハンガリー語が良く話せない日本人だと気が付いたかもしれない。

 

結局、向こうが折れて、
「P先生に、『(人の名前)の件』で、明日の10時頃にまた連絡する、と伝えておいてくれ。」
「かしこまりましたでござる。」

内心『勝ったd(≧∇≦)b』…と思った瞬間だった。 いや、本当は全然勝ってないけど…(^^ゞ

でもさ、伝言をあずかったということは、この一件をP先生にメモで残しておかないといけないわけで。 当然P先生への伝言はハンガリー語で書かないといけないわけで…(>_<)

スペルに自信のない単語を辞書で確かめながらメモを書き、さらにその場にいた他の先生に
「今、コレコレこういう電話があったんだけど、このメモでPに伝わると思う?」
…と添削を受け(-“-)、P先生の机にメモを残しておいたのであった…。

だから外線電話はイヤなんだ~!!! (ToT)

 

日本語でだったら、
「Pと連絡をとり、折り返しお電話させます。お電話番号をいただけますか?」
…とでも言って、対応するところだったであろう。
…んが!
ワタシ、P先生の電話番号なんて知らないし。
P先生に連絡とって、電話してもらうまでの果てしない道のりを考えると、
そんなコトは面倒くさくて 言うことが出来ても言えなかった…(^^ゞ
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流暢に言う自信はないので、
言ってたとしたら理解してもらうのに苦労したと思うし?

 

 


内線電話(?)の恐怖


子猫

ネイティブ相手にハンガリー語を話す場合、会話相手と対面して話すほうが易しいです。 お互いにジェスチャーや表情も使えるし、こっちの顔を見れば相手もワタシが外人だと分かるので、向こうも多少は加減をして理解しようとしてくれる。(全然してくれない人も居るが・・・(^^ゞ)
それに比べると、電話で話すのは対面で話すよりも難しい。
コレは知り合いの日本人にも同じような事を言っていた人がいるので、たぶんワタシに限ったことじゃないと思うんですが・・・どうでしょうね?

 

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の職員室には、内線電話(?)が一台あります。 (なぜ内線電話に (?) 付きなのかは後で説明するとして。)

この電話、内線電話(?)なので、かかってくるのはほとんどフニャ校内の別の場所から。
「A先生、今、職員室にいる?」とか、
「B先生、今、授業中かな。どこの教室にいるか、時間表見てくれない?」とか、
そういった用事でかかってくることが多いデス。

ワタシの席は電話のある場所から遠いので、他にたくさん人がいる時には電話を受けなくても済むんですが、授業時間中は職員室に数人しかいない、またはワタシ一人ってこともあるので、そういう時はしょーがないので電話に出ます(^^ゞ
(昔、ハンガリー語が全然話せなかった頃は、職員室に自分一人の時でも絶対に電話を受けなかった。 だから電話に出られるようになったのはそれでも大きな進歩♪)

今ではハンガリー語を話すとはいえ、いまだに流暢であるとは言い難いレベルのワタクシ(;_;)   でも、A先生が今現在職員室にいるかどうか、またはB先生がどこの教室で授業中なのかを時間表で調べて電話相手に答えることくらいなら出来るんですわ、ワタシでもね<(`^´)>

自画自賛になるけれども、9月に新学期が始まったばかりの頃は、今年からきた新任の先生たちはまだ同僚の顔と名前が覚えきれていなかったし、フニャ高の時間表は先生のイニシャルだけで書いてあるため同僚のフルネームのイニシャルが分からないと解読できないの。・・・ということで、9月頃は電話近くに席がある新任のハンガリー人の先生たちではなく、ワタシが内線電話を受けていたいたくらいョ~。 エヘン。

そんなわけで、決まりきった内線電話に受け答えをすることは出来る程度になったワタシなんですが、フニャ高職員室の内線電話(?)には、時々、外線電話がかかってくるんです(○ _ ○;)

外線電話、つまりフニャ高外部からの電話。 当然、外線電話の相手はワタシの知らない人だし、相手のほうもコッチがハンガリー語が不自由な外人だとは知らないわけ。 これは大変ョ、外線電話の相手は何を言ってくるか分からないし? 何かに怒り狂って電話をかけてくる生徒の父兄だったりする可能性だってあるし(*_*)

ワタシとしては、内線電話はともかく、外線電話はなるべくとりたくない。 学校としても、つたないハンガリー語の受け答えで学校の評判を落としたくはないだろうし~(^^ゞ

だからワタシ、内線電話だけをとるようにしたくて外線と内線でベルの音が違うとかいう目印がないか聞いてみたのよ。 でも、特に区別はないらしい。 つまり外部からかかってきた電話かどうかは電話に出てみないと分からない・・・と(T_T)

そんなのってあるの!? 職員室の電話は内線だけにしてよ!!・・・と思うワタクシでありマス…(>_<) 

 

ちなみに、私以外の同僚も職員室の電話は
基本的に内線だと思って電話にでていると思うの。
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だって「はい、職員室」って言ってでていたりするもん。
外線だと思ってたら「はい、フニャ高です」でしょぉ~?