言語パレード (Nyelvparádé)


 

言語パレード

ブダペストでは、毎年9月に「言語パレード (Nyelvparádé)」という催しがあります。

語学関連の出版社や、言語学校、語学試験を主催しているところとかがブースを出店して、出版物を売ったり、新規受講者を募ったりするイベントです。 日本にも同様の催しがあるかどうか知らないケド、あるとしたら「言語・語学フェア」って感じでしょうか。

今年の言語パレードは、9月12日(金)から14日(日)までの3日間でした。

毎年、言語パレードには、ハンガリー日本語教師会も MOMIJI(もみじ)っていうブダペストにあるハンガリー唯一の日本語専門の語学学校(日本語を勉強できる語学学校は他にもあるけれど、日本語が専門のところは たぶんMOMIJIだけ)と共同で出店しています。

MJOTブース

ワタシも一応、教師会のメンバーに入れてもらっているので、土日の13・14日は 言語パレードの日本語ブースに入って 折り紙してました。(^_^)
(教師会の教材を買ってくれる人が現れた時には、店員に早変わりもする。)

折り紙はハンガリー人の間でも知名度の高い日本文化の一つで、日本に関心のないハンガリー人でも「ORIGAMI」という言葉は たいてい知っているし、何だか紙を折って作る何かだ…というくらいの知識もあるみたい。

今年は去年よりも少し小さい会場に移ったみたいで、ちょっと全体的なスペースが手狭になった感じ。(ブースそのものは変わりないけど、お客さんが通る通路とかが狭くなったような…)

言語パレード2

しかし、手狭になったおかげで(?) 人が多くて活気がある感じに見えないこともなかったかも~♪ (^_^)v

 

折り紙も人気があるといえばあるし、
わりと気軽にプレゼントできるので喜ばれます。
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でも、折り紙のツルを一個もらって帰った人が
それを、その後どうするかは?????です。
大事にしてくれる人もいるだろうけど、大半はゴミになっちゃうんだろうなぁ…? (^^ゞ

 

 


ハンガリー語試験の結果


証明書表紙

このブログで昨年末ころ、ワタシが「ハンガリー語の語学試験を受ける!」と書いたのをご記憶の方はいらっしゃるでしょうか~???

受けたんですよ、試験。 そんで、半分は落ちて、半分は受かった。 それで、上の写真(↑)は合格した分の証明書。

どうして半分合格などということが在りうるのか説明しましょう。

ワタシが受験したの語学試験は、
『イーラシュベリ(írasbeli)という筆記試験にあたる試験(以下、筆記試験)』と、
『ソーベリ(szóbeli)という、リスニング試験と面接試験が合体した試験(以下、リスニング&面接試験)』の二つがあり、
それらを別々のものとして合格不合格の結果を出すんです。

つまりワタシの場合、初受験だったので『リスニング&面接試験』(←2014年1月10日に受験)と、『筆記試験』(←2014年1月11日に受験)の両方を受けた。

その結果、『筆記試験』は合格できたけど、『リスニング&面接試験』には落ちた。

だから合格した『筆記試験』の分だけ合格証明書が送られてきたわけです。(上写真↑)

 

けっこう立派な証明書だョ~。半分落ちたくせに、かなり嬉しい(#^.^#)
(↓)
証明書内側

筆記試験のほうは合格したので、もう受験する必要がなくなりました。
残りのリスニング&面接試験を 再び受験予定です。(←もう受験料を払い込んでしまった。)
勉強しないとぉぉ~~~(^^ゞ

 

語学試験については、また改めて詳しく書きたいと思っています。
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今回は、とりあえず半分合格・半分不合格の中間報告でした~(^^ゞ

 

 


理想の夫、カーロイ。


へーヴ

前回に続いてハンガリー語の勉強に使っている文法の問題より。

今回紹介するのは「カーロイ」。 カーロイは前回記事で紹介したアンドールよりもさらにスゴイ(とワタシは思う)人物です(・o・)

問) カーロイは理想的な男性です。カーロイはどんな人物ですか。
[↓文章の前半部分を文法的に正しく書くことがこの問題の課題]

a) 妻を喜ばせるために、朝 コーヒーを淹れる。
b) 妻がゆったりテレビを観ていられるように、毎晩 皿洗いをする。
c) 妻が美容院へ行くことができるよう、子どもたちの面倒を看る。
d) 妻が目を覚まさないように静かに掃除をする。
e) 妻と女友達を邪魔しないよう、居間に入っていかない。
f) 妻が靴を買えるように、妻にお金をあげる。

ね? スゴイでしょ、カーロイって。
…というかさ、あまりに理想的な夫すぎて、「このヒト、奥さんに何か弱みを握られているんじゃないのか!?」…とか思っちゃったりするケド(^^ゞ 

ワタシのハンガリー語の文法本には、アンドールやカーロイのような理想的好人物(?)の他に、とことん主張が対立し合っていて 相手に対する不満が大爆発中のアドリエン(女)とチャバ(男)というカップルが登場したりします。

ハッキリ言ってアドリエンとチャバの場合、この二人はもう早いうちに別れたほうが良いねっ!…ってか、そもそもこの二人がカップルになったのが間違い!!…とか思いながら問題を解くワタシ。 退屈しなくってイイですヮ~~(^_^)v

 

『チャバ』って名前、ハンガリーへ来る以前は聞いたことがなく、
お茶っぱの『茶葉』を連想するので「変な名前ぇ~^^ゞ 」とか思ったもんです。
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しかし、『チャバ』って名前の男性は結構いるので慣れました。
もう名前だけではいちいち面白がれない…(^^ゞ


 

 

アンドールは親切な男


シャインくん

ハンガリー語の試験勉強をしています。

文法の本の練習問題を解いたりしているんですが、それが時々 ものすごく楽しい(#^.^#)

今回は、ワタシが楽しませてくれるハンガリー語の文法問題を一つ ご紹介しましょう(^_^)↓

 

問)アンドールは誰に対しても進んで手助けを申し出る親切な男です。アンドールは何と言いますか?
[↑『アンドールが何というかの部分』を文法的に正しく言いかえる問題なの(^_^)]

a) 上司は空港へ急いでいる。そこでアンドールはこう言った。
  「タクシーをお呼びましましょうか?」
b) ラヨシュ(男)はチッラ(女)と『お知り合い』になりたい。そこでアンドールはこう言った。
  「チッラを紹介しようか?」
c) 会社に取引先のアメリカ人が来た。しかし上司は英語がダメである。そこでアンドールはこう言った。
  「通訳しましょうか?」
d) おばあちゃんは郵便局まで小包を持っていくことができない。そこでアンドールはこう言った。
  「小包を送ってきてあげようか?」
e) イギリス人のガールフレンドは、ハンガリー語の「命令形」がよく理解できない。そこでアンドールはこう言った。
  「文法を説明しようか?」
f) お父さんは新しいビデオカメラのマニュアルを理解できない。なぜならマニュアルは日本語だからだ。そこでアンドールはこう言った。
 「翻訳してあげようか?」
g) お年寄りのご婦人が大きなかばんを持ってバスに乗ろうとしている。そこでアンドールはこう言った。
  「お手伝いしましょうか?」

アンドール、スゴイ奴だ。 親切だし、気がきくし、英語はペラペーラ(らしい)。 しかも日本語のマニュアルを翻訳できるんだって!

アンドールに会ってみたいねぇ…v(^▽^)v

 

全ての問題がこのように面白いわけではありませんが…(^^ゞ
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時々ですが、「在りえないキャラクター」の人物が登場してくるの。
楽しいョ~(#^.^#)