中国のSAKURA

Sakura

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の職員室にて。
ある同僚の机の上に『このような箱(↑)』がありました。

ローマ字だけど、「SAKURA」という日本語に反応してしまったのですよ。 日常的に外国語(←主にハンガリー語)に囲まれて暮らしているので、日本語に反応しちゃうんです。
(^ ^;;

「日本製なのかな~?
でも箱が古そうだから、中味はもう違うのかも…」
…などと思いつつ眺めていたら、桜の図案が ちょっと梅っぽいような気がしてきましたョ!(^ ^;;

日本人にとって、桜と梅は別物!
コレって、ホントに日本製?

そう思って見てみたら、
『原産国:中国』でした。(↓)
中国製

何か、納得…。(^ ^;;
中国では桜よりも梅とか桃のほうが好まれていそうだもんね? 何となくイメージですが。
 

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可愛いビンボー(^ ^;;

つぼみ1

先日、バス待ちしながら撮ったお写真。(↑)(↓)

つぼみ2

モチロン小さくて白いお花が咲いているのもキレイですが、白くて丸っこくて 小さな真珠のような蕾がカワイイと思うんですよね~♪

ところで、
ハンガリー語で「蕾(つぼみ)」にあたる単語は「ビンボー(bimbó)」です。

Bimbóという綴りから分かるとおり、「ン」音の部分が「m」なので、唇を閉じた形での「ン」。 (←「n」の唇が開いた状態での「ン」ではない。)

しかし日本人としては「ン」が「m」か「n」かというコトよりも、
「ビンボー」って……「貧乏」???
そっちのほうが気になるのであります。(^ ^;;

外国語勉強すると、「そういう単語」ってありますよね。 妙に面白おかしく感じてしまう面はあるが、記憶に残りやすいという意味ではとても良い。v(^ ^)v

ハンガリー人の日本語学習者にとっての「そういう単語」の一つは、「ブタ」

ハンガリー語で「ブタ(buta)」とは、日本語に訳すと「馬鹿」のこと。
だから、ハンガリー人の日本語学習者たちは、「豚」という単語は(馬鹿を連想しながら)一発で覚えます。
(^ ^;;

 

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タンポポはハンガリー語で…

 

道

この写真(↑)、何を撮りたかったのかといいますと、
タンポポの大群(↓)です。
タンポポの大群

今頃の時期 外を歩いていると、このような大群で咲き誇るタンポポを よく見かけます。
ホント、タンポポって生命力強いわぁ~。

このように写真に撮ってみると、写真ではあまりたいしたことナイ感じにしか撮れないんですよね。 でも、毎年撮っちゃっうのよね、タンポポの写真…。(^ ^;;

ところで、タンポポのこと、ハンガリー語では『pitypang』といいます。

最後が『g』…つまり子音で終わるので、これを『グ(GU)』と U付きで発音してしまうと あまり宜しくナイ。

語尾の『G』の発音は控えめにして、『pang』の部分は『パン』ではなく、『パン』、『G』ははっきりと発音せずにキモチだけでくらい…がちょうど良い。

それでワタシ、数年前まで『pitypang』を『ピティパン』って感じに発音していたんですよ。

でもでも、
そう発音すると、必ず生徒たちに笑われる。笑われちゃう。(>_<)
「何でだよ!!(怒)」…と思ってたんだけど。(^ ^;;

どうも『pitypang』の、『T』と二つ目の『P』の間に『I』音を入れて
(ピ『ティ』パン)と発音していたのが奇妙だったらしい。

つまりハンガリー語の発音では、『pitypang』の正しい発音は『T』 音と『G』 音が限りなく小さくなって、聞こえる音としては『ピッパン』に近いようなのでアル。

その証拠に、『T』 の後に意識して『I』音を入れないように発音するようになったら、笑われなくなったもん。

ハンガリー人の生徒たちにとって日本語の『タンポポ』という言葉は、とても面白い音に聞こえるらしくて、別に重要単語とはいえないのに とても定着率が良い言葉なんです(←当社比)。

ワタシから言わせてもらえば、『タンポポ』よりも『ピッパン』のほうが、よっぽどおどけた響きだと思うけどね!!

 

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「キレイですね」と言われたかったが…

掲示板

先週は 毎朝7時半にはキモノ姿で出勤していたワタクシ。

その前の週、あるクラスの授業で『褒める練習』をしていたんですよね。
家族の写真を見ながら、「カッコいいですね~!」とか、「カワイイですね~!」「お若いですね~!」「キレイですね~!」とか、写真に写っている相手の家族を褒めるわけ。

「オマエ、授業で そんな練習をしているのか!?(-“-)」と、思われるかもしれませんが、「ハイ、していたんです。(^^;;)」

そして、生徒に命令しておいた。
「来週はワタシ、キモノですから、廊下で会ったら ちゃんと褒めてくださいね!!」

ワタシが褒められたいのではない、実践での練習、コレは生徒たちのためなのです!!(^^ゞ
…と言って、一体何人の人が信じるだろうか。ワタシ自身も信じない。

その結果。
「カワイイですね。」と、上手に(適切に)褒めてくれた生徒がいましたが、どうしてもなかなか褒め言葉が出てこない生徒もいた。

彼が必死に「う~ん、う~ん…」と思い悩んだ結果、発したセリフは
「カッコいいですね。」
「スゴイですね。」
「エライですね。」
……褒めてくれてはいたのだが、キモノ姿の時に 誰かから言ってもらいたいセリフとは ちょっと違うような…???(^^;;;

ワタシは、
「almakkiiさん、おキレイですね~♡」と言われて、ちょいとイイ気分に浸りたかったんですが…。(-“-)

 

実際にキレイではなかったので
そういう褒め言葉が貰えなかったという可能性もあるが…。(-“-)
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でも、ハンガリー人にだって社交辞令ってモンがあるでしょう。
将来、日本人のお嬢さんを口説くことができるようになるには、
もうちょっと頑張ってもらわなくっちゃねぇ~。(^^ゞ

言語パレード (Nyelvparádé)


 

言語パレード

ブダペストでは、毎年9月に「言語パレード (Nyelvparádé)」という催しがあります。

語学関連の出版社や、言語学校、語学試験を主催しているところとかがブースを出店して、出版物を売ったり、新規受講者を募ったりするイベントです。 日本にも同様の催しがあるかどうか知らないケド、あるとしたら「言語・語学フェア」って感じでしょうか。

今年の言語パレードは、9月12日(金)から14日(日)までの3日間でした。

毎年、言語パレードには、ハンガリー日本語教師会も MOMIJI(もみじ)っていうブダペストにあるハンガリー唯一の日本語専門の語学学校(日本語を勉強できる語学学校は他にもあるけれど、日本語が専門のところは たぶんMOMIJIだけ)と共同で出店しています。

MJOTブース

ワタシも一応、教師会のメンバーに入れてもらっているので、土日の13・14日は 言語パレードの日本語ブースに入って 折り紙してました。(^_^)
(教師会の教材を買ってくれる人が現れた時には、店員に早変わりもする。)

折り紙はハンガリー人の間でも知名度の高い日本文化の一つで、日本に関心のないハンガリー人でも「ORIGAMI」という言葉は たいてい知っているし、何だか紙を折って作る何かだ…というくらいの知識もあるみたい。

今年は去年よりも少し小さい会場に移ったみたいで、ちょっと全体的なスペースが手狭になった感じ。(ブースそのものは変わりないけど、お客さんが通る通路とかが狭くなったような…)

言語パレード2

しかし、手狭になったおかげで(?) 人が多くて活気がある感じに見えないこともなかったかも~♪ (^_^)v

 

折り紙も人気があるといえばあるし、
わりと気軽にプレゼントできるので喜ばれます。
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でも、折り紙のツルを一個もらって帰った人が
それを、その後どうするかは?????です。
大事にしてくれる人もいるだろうけど、大半はゴミになっちゃうんだろうなぁ…? (^^ゞ