春の空を飛ぶ謎の白い物体


 

白いフワ溜まり

ウチの周辺は緑が多い。 秋の落ち葉の量はハンパないし春になればプラタナスの種が飛ぶ。(過去記事参照はココとかココ

春のお天気の良い日には、空中を白いフワフワしたものが舞い飛びます。 そして その白いフワフワは、プラタナスの種の茶色いフワ溜まりと同様、 地面に白いフワ溜まりを形成するのです。(↓)
白フワ
コレって、いったい何なのかしら~?

春の「茶色いフワ溜まり」の正体は『プラタナスの種』ってことで、我が疑問は解決済みになっているんですが、この「白いフワ溜まり」および「春の空中を漂う白いフワフワ」の正体は 謎だ~!! 

この写真(↓)にあるような、白い綿毛付きの種ができる植物があるらしいので…、
綿毛の植物

綿毛付きの種
ひょっとするとコレ(↑)なのかな?…とも思ったんですが、それほど頻繁に見かける植物でもないので 「フワ溜まり」ができるほどの量の種が飛び回っているとは考えにくいです。

またはタンポポ?
タンポポ
…とも思ったんですが、タンポポは今、黄色い花がいっぱい咲いている最中で、綿毛の数はまだ少ない感じ。 だからタンポポの綿毛が溜まっているとも考えにくいんですよね。
それに、タンポポの綿毛がこんなふうにフワ溜まりを形成するなら、ワタシ、日本でもフワ溜まりを目撃していたはずだと思うんだ。 だってタンポポって、日本の我が家周辺では春最強の雑草だったもの。(^^ゞ

プラタナスの種の場合も かなりの量が飛び散っているものと思われますが、意外と飛んでいるのが見えるわけではありません。 この白い謎の物体は、フワフワと空中を漂っているので飛んでいるときから目に付くんですよね。 そして思わず吸い込みそうになったりするので、ある意味プラタナスの種よりも厄介(-“-)

春の風物詩といえば聞こえは良いが、この白フワの正体は何なのでしょう…???

 

白フワは曇りの日にも飛んでいるんだと思いますが、
晴れてないと見えないんですよね~。
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しかし、毎年これだけ目につくんだから、
ハンガリー人たちは当然 白フワの正体を知ってるんだろうな。
聞いてみたことないケド…(^^ゞ

 

 


春のプラタナス


 

春のプラタナス

前回の記事にも書いたけど、ウチの近所は『プラタナス(スズカケノキ)』と『ゲステニェ(トチの木)』の大木が多い。 

ワタシが住んでいるフラットの窓から見える街路樹もプラタナスの大木です。 だから毎日 イヤでも目にするのがプラタナス。(←別に見るのがイヤなのではない。単なる言葉のアヤ(^_^))
日本では身近なところにプラタナスが生えていなかったので ほとんど馴染みがなく、最初はゲステニェと間違えていたりしたワタクシでしたが今では ちゃんとプラタナスと ゲステニェの 区別はつくし、四季の移り変わりによって見られる変化も分かるようになりました。(^_^)v

そこで今回は、春先のプラタナスの姿を写真でご紹介するの巻(#^.^#)

前回の記事にも書いた通り、秋に葉が散った後も、春まで しぶとく「実(種子のかたまり)」を生らせたままのプラタナス。 すべての種子が春風にのって飛んでいくのを待たず、春になってくると次の芽吹きが始まっています。
スズカケノキ
この写真(↑)で 鈴のように垂れ下がっているのは冬を越した『種子のかたまり』ですが、その元の枝についているヒラヒラしているのは春になって伸び始めた若い芽。

そして新緑の若芽と一緒に 次世代の「実」も育ってきています。
プラタナス春

プラタナスの春

プラタナス 春

プラタナス 春
カワイイ(#^.^#)…と思いません?
ワタシ、数年前に初めて この小さい実(たぶん蕾の状態)を見つけた時、ちょっとだけ感動した~(^^ゞ

そしてコレはたぶん「花が咲いている」ところ(@O@;)
プラタナス 花
枝が揺れて写真がブレるので、枝を押さえて撮った(↑)(^^ゞ

プラタナス 花

プラタナス 花
コレ(↑)は花も終わりの頃っぽい?

「コレが花か!?」って感じのお花ですよね? プラタナスって面白~い(^_^)

 

記事に出てきた『ゲステニェ』。
ワタシはハンガリーで呼ばれている『ゲステニェ』という名称を使っていますが、
ちょっと調べてみたところ、日本語では『橡の木(トチノキ)』、
またはフランス名の『マロニエ』として知られているようです。
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「マロニエって聞いたことがあるケド、マロニエってゲステニェ!?」
インターネットって便利~♪(^_^)

 

 


こんなトコロにも春


桜もどき 駅

見事に咲いた「桜もどき」(←前回の記事参照)に、イヤでも春爛漫な気分をかき立てられている今日この頃。(^_^)

地面に目を向けると、そこにも春がやって来ています。
黄色い花
そこら中の地面に勝手に生えてくるヤツだけど、黄色いお花がカワイイぞ(#^.^#)

しかし、こういうのが生えている場所は「線路」だったりする。(↓)
線路

まるで廃線になって何年後かの線路…とかのようにも見えるかもしれない。 ですがコレは、れっきとした現役路線…というか、頻繁に電車が走っている線路です。(^^ゞ

日本では線路に草が生えているのなんて、見た覚えがないわ。
線路が草ボーボーでも 関係なく、電車って走るコトができるんだね!!!(^_^)

 

日本の線路に草 生えてますか?(ワタシは覚えがない…)
日本では線路に除草剤でも撒いて
草が生えないようにしているのかなぁ…???
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日本で線路に草を生やかしていたら、
あっという間に丈の高い草でいっぱいになっちゃうだろうから 当然か?

 

 


サクラに似た花々


駅の桜もどき

先週には「レンギョウが咲いた☆ 春だぁ♡♡♡」と浮かれた気分だったワタクシ。
その後、ブダペストでは風が強くてちょっと肌寒い日もあったりしましたが、大きい天候の崩れはなく 順調にレンギョウに続く花々が開花してきています(#^.^#)~♪

日本人にとって 春といえば桜!!!

ブダペストの我が家の周辺には桜の木はないけれど、ちょっと桜に似た感じの花が咲く木はあります。 今週は そんな「桜もどき」の花たちも次々と花を咲かせ始めていました(^_^)

このように木を全体的に見ると 我らがこよなく愛するソメイヨシノとは明らかに違いますが…(↓)
広場の白い花

近づいて見ると ちょっと似ているような気がする。(^_^)
広場の桜もどき
でも、もう何年も本物の桜を見ていないから、そんな気がするだけ…だろうか??? 桜に似ているかどうかはともかく、この木もキレイだよね♪

このピンクのは、以前 誰かが『アーモンド』だって言ってた(↓)
アーモンド?

桜と似ているけれど、やっぱりちょっと違う…。
アーモンド? アップ
しかし、この写真(↑)を撮っているとき、通りかかった親子連れのお母さんが 子ども(二歳くらい)に、
「サクラ(ハンガリー語で『チェレスニェ(cseresznye)』)」
…と教えていた。
違うと思います、お母さん!!! (^^ゞ

……でも、「桜(ソメイヨシノ)ではない!」と断言できるワタシでも、コレが「アーモンド」なのか、それとも「ソメイヨシノとは別の桜のひとつ」なのか…その辺は良く分からないのです。(>_<)
何だかそんなふうに、よく分からない人たちが「チェレスニェ(桜)」って言っているうちに、ハンガリーではこの「桜もどき(アーモンド?)」が「桜(チェレスニェ)」って呼ばれるようになっていくのかもしれないな(^^ゞ…な~んてコトを思った午後でした。

 

ハンガリーで「日本の桜があるよ!!」って言われて見に行くと、
とってもキレイな八重桜だったりする…。
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八重桜もキレイだけどね~。
でも日本人が考える「桜」は八重桜じゃないんだよねぇ~~(^^ゞ
(↑個人的意見)

 

 


プラタナスの雪帽子


プラタナス
ワタシが 雪が降ったとき その姿を特に好むものといえば『プラタナス』(↑)

日本では『スズカケノキ(鈴掛けの木)』というらしい。 日本ではあまり馴染みがなかったけれど、ブダペストへ来てからは ウチの近所にたくさんあるのでお馴染みさんになった植物の一つです。(『ゲステニェの木(トチの木)』もブダペストに来てから馴染みになった。)

何故、雪が降ったときのプラタナスが好きなのかというと、カワイイから~(#^.^#)
プラタナスの雪帽子1
実が雪帽子を被ったみたいでしょ?
プラタナスの好き帽子2
愛らし~い♡♡♡

プラタナスは落葉樹で、晩秋には葉っぱが落ちてしまいます。 でも、葉が落ちたあとも 『実』は落ちないで残り、まるで鈴を吊るしたようになるんですね。 (『スズカケノキ(鈴掛けの木)』という和名はそこからきているらしい。)

鈴を吊るしたように見える このプラタナスの『実』、ですが、一個の大きな実ではなく、小さい種子が球状に固まって一つの実のようになっているものです。 春頃になると、一つ一つの種子が独立して風に飛ばされていくの。

冬枯れの殺風景な季節、プラタナスの枝に コロコロの実(実際は種子のかたまり)がついている様は、それだけでもちょっとカワイイと言えないこともないと思う。 でも、雪が降って 雪帽子を被ったようになったときは、本当の本気でカワイイのだ~(#^.^#) 好きだ♡

 

プラタナスは葉っぱの形もキレイ。
だから落ち葉も好き(…ということは過去記事のココで書いた)。
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唯一 厄介なのは、春に飛ばされてくる種子ですかねぇ…?
それについては、チャンスがあったらそのうちに書こうと思いマス(^_^)