フニャ高での4年間で

卒業式

当ブログで「ハンガリーの高校生」といっているのは、基本的に9年生から12年生までの4学年のことで、日本の学校で中学3年生から高校3年生までの年頃の子供らに当たります。

さらにフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、1学年4クラス中の1クラスだけ 卒業まで5年間かかるカリキュラムになっているため、そのクラスの生徒が卒業する時は 日本の大学1年生にあたる年齢になっています。

で、9年生で入学してくる段階では「ピヨピヨのヒヨコちゃん♡」と呼びたいような見た目の幼い生徒が混ざっていたりするのですが、その一方で、同じ新入生なのに「おじさん・おばさん」な生徒も居るんですよね〜〜。

正直、「ピヨピヨちゃん」と「おじさん・おばさん」が同じ教室で学ぶ姿は、奇妙。^^;

でも、フニャ高で4年間(または5年間)を過ごして卒業する頃には、「ピヨピヨちゃん」も成長して大人になってるし、「おじさん・おばさん」も元々あった大人っぽさが上手いこと馴染んで ふつうに大人に見えるようになり…。

要は、同い年なのに 見た目10歳以上の年の差があるような子供らが、18歳になった頃には同じ年頃の若い子たちになっているんです。

思春期の不安定さは内面だけじゃなく、外見にも表れているなぁ…とか、思ったものです。

 
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大豆ミート

ドトール

最近、ドトールで大豆ミートのバーガーを食べてみました。(↑)(↓)

大豆ミートバーガー

大豆ミートは「ちゃんとお肉の味がするのかどうか?」とか聞かれると、正直、よく分かんな~い。(^^;
自慢じゃないけど、ワタシ、味覚がそんなに繊細じゃないからさ~~。
( ̄▽ ̄)

でも、ホンモノのお肉と遜色がないのかどうかはともかく、大豆ミートバーガー(↑)は美味しかったですョ。
ちゃんと野菜も入っているので、どこかの大手ハンバーガーチェーン店の野菜ナシのチーズバーガーとかよりも満足感アリでした。

しかし、ハンガリーで大豆ミートが歓迎されるかどうかは微妙だなぁ…とも思ったり…。(^^;
ハンガリー人の肉への執着心、スゴイから…。
「別に不味いとは言わんが、コレはホンモノじゃない!!」…とか、ハンガリー人は言いそうな気がする。
( ;∀;)

 
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謎が解けた!?

石畳

ワタシ、ハンガリーでは三輪車に乗っている幼児を見ることが、ほとんどありません。 全くゼロではナイけど、めったにナイ。
加えて、補助輪をつけた自転車に乗っている子も見な~い。

でも、「ずいぶん小さいケド、もう小学校には行ってるくらいなのかなぁ…???」くらいの、児童というより幼児に近いようなのが、補助輪ナシの自転車で広場とかを暴走しまくっているのを、けっこう見かけるわけ!

怖がりで自転車の補助輪をなかなか外せなかったワタシとしては、ハンガリーのおチビたちが どうして幼くして自転車を乗りこなせるようになるのか、不思議だったのですよ。

最近、道を歩いている時に見かけた自輪を操る親子連れ。(↓)
二輪

この子どもらの操る二輪は、ペダルがついてないんですね。
だから足をついてバランスをとりながら、二輪を走らせている!!

こういうペダルのない二輪車でスピードやバランスをとるのに慣らしているから、三輪車とか補助輪つき自転車ナシで、幼くして二輪を乗りこなせるようになるのかぁ~!!

長年の謎が解けた!!( ;∀;)


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遊牧騎馬民族の末裔たちよ

広場

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)前の広場は、基本的に車が入って来られないので、遊具などはありませんが、子どもを連れてきて遊ばせるには良い場所だと思います。
…とゆーわけで、仕事の合間に広場を眺めると、小さい子供連れの親子とかを見ることがよくあります。

車は入ってこないけど、自転車は入って来られるので、広場を子どもが自転車で走り回っていることもしばしば。(↑)(↓)
自転車

ワタシは子どもの頃、ものすごい「ビビり」で「怖がり」だったので、自転車につけた補助輪を なかなか取ることが出来ませんでした。(´;ω;`)

でも、ハンガリーでは補助輪を付けた自転車を、あまり見た覚えがありません。
そして、けっこう小さい子供でも 補助輪ナシの自転車でスイスイ走ってるんですよねぇ~。
大したもんだよ。

ハンガリーの起源は、元は中央アジア辺りにいた遊牧騎馬民族が、馬に乗って今のハンガリーまで辿り着き定住したと言われていて、そのせいなのか、ハンガリー人は馬が好き。

おチビなくせに自転車でブイブイ走り回っている子供を見ると、『跨って乗る速い乗り物』に「ハンガリー人の血」が騒ぐのだろーか…とか、思う。
(^ ^;;

 


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共産主義時代の名残り

ビルヂング

お若い皆さんにはピンと来ない話でしょうが、ワタシが子どもの頃はソビエト連邦(以下ソ連)っていう国があって、共産主義国家の親玉として健在じゃった。そしてワタシが今住んでいるハンガリーは、そのソ連傘下の共産主義国家の一員だったのよね。

体制が変わってから もう30年経つので、2000年以降に生まれた世代のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)生徒たちも、たとえハンガリー人でも そーゆーコト、ピンと来てないんじゃないかと思いますけどね。

しかし時々、フニャ高からもそう遠くはないフツーの場所、地味なビルの前に突然、このような『共産主義時代の匂いが漂う彫像』があったりする(↑)ので、やはり、共産主義時代はあったんだなぁ…と思う。

(↓)共産主義時代の匂い、するでしょ~?
像

30年前の体制変換が起こっていなくて 今もソ連が健在だったら、ワタシは一生ハンガリーに来ることがなかったかも…と思う。 なんか不思議~。

 


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