向こう側の秋

落ち葉

今年は いつまでも真夏みたいな暑い日があったりして、なかなか秋らしくなりませんでしたが、ようやく山の上のほうから徐々に紅葉が始まってきた今日このごろです。

ブダペスト在住だったころ、ワタシの根城だったフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)には大木があって、職場にいるだけでも美しい黄葉を眺めることができました。

それからフニャ高から道を隔てただけの近所の公園の敷地内は、プールやテニスコートや運動場などのスポーツ施設や公民館的なもの、集合住宅や大学などもあり、かなりの広さ。プラタナスの並木道もあって緑も豊か。

お天気の良い秋の日にはその公園の黄葉を眺めながら散歩するのも楽しみでした。

しかし実はその公園、共産主義時代にはソ連の軍施設の本部があったところだそうで、もちろん一般のハンガリー人は立ち入り禁止。

…というか、フニャ高とその公園を隔てている道さえ、一般ハンガリー人がうろついているとソ連軍に銃撃されたんだそうです。

その道、ワタシはほぼ毎日歩いてた道で、いつものどかなもんでしたけどね〜。

 

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