イースター・エッグの作り方(シンプル編)


 

イースター・エッグカゴ

イースター(復活祭)のときには 美しく絵付けをされたイースター・エッグが欠かせない。 前回まで3回に渡って宝石レベルの美しいイースター・エッグの写真をご紹介しました。(過去記事『イースター・エッグ(1)(2)(3)』)

博物館のショーケースにあるような、または ワタシの同僚のお嬢さんのような名手が絵付けをしたイースター・エッグには遠く及ばないものの、ワタシもイースター・エッグの絵付けをしてみたことがあります。その結果が上の写真。(↑)

イースター・エッグの伝統柄(というものがある)を目指して描こうとしたものの、難しくて挫折。 柄は自己流だし、ラインに繊細さがありませんが、まぁ、イースター・エッグには見えるでしょ?

今回は、こんなのをどうやって作るのかをご紹介しましょう。

大雑把な手順は
①  タマゴを茹でる。
②  タマゴを染める。
③  タマゴに絵の具で絵を描く。
以上です。(^_^)

 

まず、タマゴをゆでます。
タマゴ茹で
要は カラを割らないように気を付けて、まずは「ゆで卵」を作る♪

ゆで卵

ゆで卵を作るかたわら、タマゴのカラを染める『染料』を準備します。
『染料』として使うのはコレ(↓)
タマゴ染料
「Tojásfesték」という タマゴを染めるための染料。 お年玉のポチ袋くらいの大きさの袋に 粉末の染料が入っています。(タブレットタイプもあるけど、タブレットは融けにくかったので 粉末のほうが手軽だと思う。)  イースター(復活祭)が近くなると、大型スーパーや手芸雑貨店などで売っています。 色は、赤・青・緑あたりがスタンダードですが、紫とかピンクなどもあり。

この染料をマグカップくらいの大きさの入れ物に入れ、水で溶かします。
染料

よく染まるように、酢をちょっとだけ加えましょう。
酢

茹でたタマゴを染料に投入。(↓)
タマゴ投入

こぼさないように気を付けて。(^^ゞ
こぼれないように

タマゴが染まるまで、しばらく浸けておきます。(↓)
タマゴ染め中

タマゴが染まったら、染料から だして乾かしましょう。(↓)
染めタマゴ

残った染料には、次のゆで卵を投入。 一袋の染料で、タマゴ2~3個は十分に染められるョ♪

タマゴがよく乾いたら、白い絵の具で絵を描きます(^_^) (↓)
絵の具

絵の具

描いた絵が乾いたら、タマゴの表面にラードをちょっと塗って、ティッシュでキレイに拭き拭きします。 この最後の磨き作業をすることで、ツヤツヤしたイースター・エッグになるわけ。

イースター・エッグの出来上がり~♪

 

おそらく 以上の作り方が一番簡単な方法ではないかと思います。
(もっと簡単な方法→スーパーで「チョコエッグ」を買ってくる)
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ゆで卵なので、しばらく見て楽しんだら割って食べちゃう。
カラが割れていなくても、染料が少し白身に浸み込んでいたりするけど…(^^ゞ

 

 


イースター・エッグ(3)


巨大イースター・エッグ26

ワタシの『イースター・エッグ写真コレクション』発表会♪
今回(3回目)で終わりにしますので、つべこべ言わず、写真いっぱいでお届けします。

 

前回アップした写真にあるほどではないけれど、わりとデコラティヴなタイプのイースター・エッグ(↓)
イースター・エッグ24

白が基調で色合いがシックな感じ♪

イースター・エッグ7

 

コレ(↓)、あまり色合いがくっきりしていないです。 おそらく本物の葉っぱやお花をタマゴに貼り付けて染め、染めた後に剥がし取る型染め手法で作ったイースター・エッグ。
イースター・エッグ10

何でそんな手法があるのを知っているのかというと、一回その手法に挑戦してみたコトがあるからサ。

イースター・エッグ11

でも意外とむずかしくて挫折 キレイに型染めできなかったのだよぉ~~(T_T)

 

こんなの絵付けする人ってスゴイと思う。(↓)
イースター・エッグ15

イースター・エッグ14

イースター・エッグ23

イースター・エッグ20

イースター・エッグ19

イースター・エッグ18

芸術的なイースター・エッグの数々。 いかがでしたか?

 

この展示を見に行ったときは、
ハンガリー語が全~然 出来なかったころでした。
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だから、絵付けの素材とか産地とかが書いてあったとしても読めなかった。
今なら少しは解読できるだろうに…。 残念(-“-)

 

 


イースター・エッグ(2)


巨大イースター・エッグ27

今回も ワタシの『イースター・エッグ写真コレクション』発表会♪

上下の写真(↑ ↓)にある巨大タマゴは、もちろん本物ではないですが、その柄は伝統にのっとったラインで描かれているみたい。
巨大イースター・エッグ3

イースター・エッグの模様見本(?)みたいなパネルもありました。(↓)
イースター・エッグ25

でも、ショーケースには伝統柄とは程遠い豪華版のタマゴも。(↓)
イースター・エッグ9

この辺は もうホントにタマゴ?って感じ。(卵型なだけか!?) (↓)
イースター・エッグ8

 

やっぱり色がカラフルなヤツのほうがカワイイな♡ (↓)
イースター・エッグ21

イースター・エッグ16

イースター・エッグ22

我が『イースター・エッグ写真コレクション』の発表会は次回で終了予定ですので、あともう1回だけ おつきあいを~♡

 

ワタシ、卵型って好きなんです♪
だからイースター・エッグも好きなのかなぁ?
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卵型ってカワイイよね?

 

 


イースター・エッグ(1)


巨大イースター・エッグ1

日本で暮らしていたときは、
「イースターって いつあるの?」という感じだったワタクシ。(だってキリスト教徒じゃないし?)
たぶん誰かに「イースターは11月15日にあるんだよ。」…とか、大嘘をつかれても、素直に信じ込んでいたことでしょう。(^^ゞ

今はキリスト教徒の比率が圧倒的に高いハンガリーで暮らしているし、イースターは祝日で休み、しかもイースターに合わせて学校は春休みになるという 個人的な実利に関わる大切な日なので、「イースターは秋にある」とかいうウソにはもう騙されません。 イースターは春にあるのよ!!
(移動祝日なので、正確な日付は 新年にカレンダーで確認するまで分からないけど~(^_^)

ハンガリーに住んでいると、キリスト教徒ではないワタシも 自然とキリスト教関連の習慣などをかいま見る機会があったりします。
たとえば、タマゴとウサギは、豊穣のシンボルなのだそうで、イースター(復活祭)といったら、『タマゴ』なのです。

前回の ネコヤナギの『トヤーシュファ』の記事に貼った写真を 数年前の写真フォルダから掘り起こしていたら、その当時 博物館へ『イースター・エッグ』の展示を見に行った時の写真が ごっそり出てきました。 そのまま埋もれさせておくのは惜しいと思いましたゆえ、ブログでご紹介するの巻。(^_^)

上下の巨大タマゴ(↑ ↓)は もちろん本物ではない。 中を覗き込むとクイズが書いてあって、子供たちが答えを紙に書き込んでいた。 正解すると、何か賞品が貰えたのかな?
巨大イースター・エッグ2

 

このような巨大タマゴのイースター・エッグも面白かったけれど、イースター・エッグのショーケースもあって、立派なショーケースに展示されているだけあって、どれも宝石のようなタマゴでした。(↓)
イースター・エッグ6

なんだろう? 柄が盛り上がっている。 デコラティヴなタマゴたち。(↑ ↓)

イースター・エッグ5

 

以下の写真二枚(↓ ↓)にあるのは、ハンガリーの人がお家で自分で絵付けをするタイプに近い感じの ちょっと素朴な感じのイースター・エッグ。(^_^) もちろんショーケースに入っているくらいだから、クオリティは高い!!
イースター・エッグ12

イースター・エッグ13

 

コレは柄が細かいヮ~。 コレだけの数があると圧巻♪ (↓)
イースター・エッグ17

イースター・エッグ4

この時の写真はまだまだあるので、次回も続けてタマゴ責め~!の予定(^_^)

 

 

こういった大量写真は
フォトギャラリーでアップできればイイんですけど。
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フォトギャラリー復旧の見込みがないまま、早半年くらいか?
なんか、すみませんね。

 

 


ネコヤナギの『トヤーシュファ(tojásfa)』(写真)


 

ブランカのトヤーシュファ

今年は春が来るのが早かったので、イースター(復活祭)を前にして、ブダペストはすでに新緑の季節です。

ハンガリーではクリスマスのときにはクリスマスツリーを、そしてイースター(復活祭)のときには キレイに絵付けされたタマゴを吊るした『トヤーシュファ(tojásfa)(タマゴの木)』を飾る。 

新緑の木の芽が出た枝の『トヤーシュファ(tojásfa)』も意外と悪くない(←その写真がある過去記事)けれど、本来の『トヤーシュファ(tojásfa)』にはモクモクした芽のネコヤナギの枝を使うんですョ~♪ …というわけで、昔~に撮った写真を掘りおこしてきました(^_^) (↑)

綿毛みたいな芽のついたネコヤナギと、黄色い花のレンギョウ、紫色のヒヤシンス、加えてチューリップによるアレンジ。 春らしいでしょ? 昔、ある同僚のお宅で撮らせてもらったモノです。(^_^)v

写真の色合いは上(↑)のほうが好きだけど、フラッシュを焚いた写真のほうが素材は見やすいかもしれません。(↓)
トヤーシュファ

プラスチックや発泡スチロールのものなど、既製品の絵付けタマゴも手に入りますが、この写真のトヤーシュファに飾ってあるのは 絵付けタマゴも娘さんの手製!!
イースターエッグ
キレイでしょ? ♡

色つきタマゴに模様を描きこむの、ワタシも挑戦したことあるんですけど けっこう難しいんですョ~!! こんなふうには なかなか描けない(>_<) 自分でやってみて分かる、彼女がいかに絵付けの名手であったか…が!!!

タマゴを全体的に染料で染めるまでは、ワタシがやっても けっこう上手くいくんだけどねぇ~。 柄を描きこむのが難しいのョ(^^ゞ

 

さぁ、春休みだ!!
思いっきりダラダラするぞぅ~d(^_^)b
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こんな自分は何かが間違っている気がしてならない。
しかし、冬休み終わってから今まで長かったんだから 休まなくっちゃ~♪