来週はイースター(復活祭)です。…ということは、春休み~\(#^.^#)/
イースター(復活祭)って、日本ではキリスト教徒の人たち以外には ほとんど馴染みがありませんけど、キリスト教徒が多いハンガリーでは、クリスマスと同様に重要な祭日です。 ハンガリーでは、『イースターの日曜日』と その翌日の『イースターの月曜日』の二日間が祝日としてお休みになります(^_^)
イースター(復活祭)は、「春分の日の後の 最初の満月の 次の日曜日」
え~っと、春分の日(3月21日)の後の 最初の満月は~ 今年は4月15日(火)でぇ~、その次の日曜日は4月20日!! …ということで、今年のハンガリーのイースターホリデイは、4月20日(日)と 21日(月)です。 (イースターは 移動祝日)
ハンガリーの学校の春休みは、イースター(復活祭)の日にちに合わせてあります。 だから早い年には3月末にあり、今年のように4月後半になることもあります。 日本の学校と違って 春休みは学年末と新学年をわけるものでもなく、期間も短く 1週間もありません。(>_<)
今年の春休みは4月17日から22日まで の6日間。
6日間だけですが、今年は冬休み(クリスマス休暇)が終わってから 約3ヵ月半、三連休もないまま ココまで来たので、やっと待ちに待った まとまったお休みです~♡(#^.^#)♡
上の写真(↑)は、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の ある教室に飾ってあった ハンガリー伝統のイースター飾り。 『トヤーシュファ(tojásfa)』って言います。
『トヤーシュ(tojás)』は 日本語で『タマゴ』のことで、『ファ(fa)』は『木』。 だから『トヤーシュファ(tojásfa)』を直訳すると、『タマゴの木』。 枝に『色づけされたタマゴ』が下がっているでしょ?(#^.^#)
例年ですと、イースター(復活祭)が来る時季は ちょうど春先、まだ新緑の木の芽が出ていない頃です。 だから普通、『トヤーシュファ(tojásfa)』を飾るのは 葉っぱも花もついていない モクモクした芽のついた『ネコヤナギ』の枝。
(↑ 左側の青い花瓶にあるモクモクがネコヤナギ。普通はコレに色付きタマゴを飾る。)
春の訪れを予感させるネコヤナギ(枝だけ)に キレイに色づけされたタマゴが下がっているのは、何となくイイものです(^_^)
しかし 今年はイースターが4月の後半と ちょっと遅め。 さらに今年は春の訪れが例年より早かったのでもうブダペストは新緑の季節です。 たぶんお花屋さん辺りでは、上手いこと保存された モクモク芽つきのネコヤナギが手に入るんじゃないかと思いますが、お花が咲いた枝にタマゴを付けた『トヤーシュファ(tojásfa)』も 意外と悪くないね???
春の再発見♪
クリスマスの時には 大なり小なりの形で各クラスが
クラスの教室をそれぞれに飾り付けするフニャ高ですが、
イースターの時は 特に飾りをしないクラスが多い。
教室の飾りつけのあるなしは、
そのクラスの担任の先生が『飾りつけ好き』であるかどうかに
かかっているらしい…。