ハンガリー的同姓同名識別法の余波と負け犬の遠吠え

Eger

ワタシはハンガリーという国に、外国人として長期滞在している身の上なので、ハンガリーで合法に滞在するため、ハンガリーのお役所から滞在許可をもらってあるわけデス。
それをしないと「不法滞在者」とか、ワタシの場合は働いてもいるので「不法就労者」とか、そういうのになってしまう。( ;∀;)
だから、ハンガリーの役所に滞在許可の申請をしました。ちゃ~んとね。
<( ̄^ ̄)>
 

そういったハンガリーの役所への申請書類には、同姓同名親子の個人識別のためにある「アレ」…つまり、『自分の生まれた時の姓名』および『母親の結婚前の姓名』を書く欄があるです。

たとえ滞在許可を申請する外国人が記入する書類であっても!!
率直に言って、一体何の意味があるのか…という気がしないでもない。(^^;

だからワタシ、ハンガリーに来てからというもの、自分にとっては馴染みの薄い「我が母の旧姓名」を何度も何度何度も書いております。

正直、なんか変な感じ。(^^;

自分の親の名前を書く機会というのは 子供のころから何度となくあったので、父と結婚後の母の名前を書いたことは数えきれないけれども、母の旧姓名を公式文書に書くことなんて、ハンガリーに来る以前にあったかなぁ???

あと、もちろん『自分自身の旧姓名(生まれた時の姓名)』を書く欄もあります。そこに記入するとき、夫婦同姓を強制される日本から来たワタクシとしては、
「どうせワタシは今も昔も生まれた時からずぅぅぅぅぅうっと同じ姓名ですよ。結婚してなくて悪かったナ!!!…と、
僻んだキモチになるのでもあった。
(;^ω^)

 

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ハンガリー的同姓同名の識別法

くさり橋

すみません。
またハンガリー人の名前の話題、続きます。
(過去記事123もヨロシク)

さて、ハンガリー人女性の 結婚後は「夫の姓名のあとに『ネー(né)』をくっつけただけの名前を正式名とし、元々の自分の名前は消え失せる」…という、なんともビックリ仰天な風習。(過去記事1はコチラ)

加えて、ハンガリーでは子供の名づけに、「長男には父親の姓名を『そのまんま』受け継がせる」という、父子同姓同名の風習。(過去記事3はコチラ)

そうすると、三世代同居のお宅などでは
祖父・父・息子の3人が『ナジ・ペーテル(Nagy Péter)』と同姓同名。
祖母・母の2人が『ナジ・ペーテルネー(Nagy Péterné)』と同姓同名。
「一家5人がほぼ同姓同名」
…ということも想像できちゃうわけで。

m( ゚Д゚)m

ヤヤコシイけど、それが公の公式文書にある正式名なんですもんね。
そういうヤヤコシイ一家を、どうやって個人識別するのか!?

まず、親子孫の生年月日が同じってことはナイので、生年月日で一応の区別はつきます。

あと、ハンガリーのお役所に提出する公式な文書には、「自分の生まれた時の名前(旧姓だけでなく、旧姓名ね)」と、「自分の母親の旧姓名(コレも旧姓だけでなく、旧フルネームです)」を書く欄があるんです。

だから、上記の「(三世代同居)一家5人がほぼ同姓同名」のナジさんご一家の場合。

お祖母ちゃんの旧姓名を 仮に「キシュ・マルギット(Kiss Margit)」お母さんの旧姓名を「コヴァーチ・アンナ (Kovács Anna)」とすると、

お父さんは、「ナジ・ペーテル」、母親の旧姓名「キシュ・マルギット」
息子のほうは「ナジ・ペーテル」、母親の旧姓名「コヴァーチ・アンナ」
…だから、この二人は別人である…ということになるわけ。

一方、
お祖母ちゃん(姑)「ナジ・ペーテルネー」は生まれた時の名前が「キシュ・マルギット」
お母さん(嫁)「ナジ・ペーテルネー」は生まれた時の名前が「コヴァーチ・アンナ」
…なので区別はつく。

区別はつく…ったってねぇ(´;ω;`)…とは、昔のハンガリーでは考えなかったらしいと思われますな。

もし万が一、お祖母ちゃんとお母さんの旧姓名まで同姓同名だった…などという超・稀な場合でも、さらにその母親の旧姓名まで書かされたら、そこまで同姓同名などということは…、確率はほぼゼロに近いでしょ?

…と、このように区別をしていたわけなんですね~。
でもヤヤコシイね。(^ ^;;

ま、実際問題としては 結婚後に「夫の姓名+ネー」を名乗るという選択をする女性は今現在ではほとんど居ない!!…と言っても過言ではナイ(←過去記事2参照のこと)ので、実際にはこんなヤヤコシイ御一家なんて、今ではそうそう見つからないとは思いますケドね~。(^ ^;;

でも逆を言えば、昔のハンガリーでは こんな御一家がけっこうあったのではないかと思われます。
イヤですねぇ~~。( ;∀;)

 

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一家で3人(ほぼ)同姓同名

子どもの日

ハンガリー人の名前の話題、再び!

ハンガリーでは、長男に父親の名前、そして長女には母親の名前をつけることが珍しくありません。

ほら、英語圏でも名前に「何とかジュニア」だとか「セカンド」「サード」とかいう人、いるじゃないですか。 そういう感じデス。

しかしハンガリーの場合、父親の名前の後に「ジュニア」に相当するハンガリー語をくっつけたりはしない。父親の名前、そのまんまです。

例えば、父親の名前が「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」だとすると、長男の名前も「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」。
それに加えて、伝統的なハンガリーの既婚女性の結婚後に改名するパターンから考えると、母親の名前は「ナジ・ペーテルネー(Nagy Péterné)」になるわけで。
参照過去記事はコチラ

そうすると、夫・妻・子の親子三人が、ほぼ同姓同名だという事態に。
(゚Д゚;)

また、父親の名前をそのまま息子につけるような家は、その前の代のお祖父ちゃんも「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」だったりするのよね。(^ ^;;

三世代同居のご家族だったら、お祖父さん・お祖母さんを含めて、一家に3人の「ナジ・ペーテル」と、2人の「ナジ・ペーテルネー」ですか!?

おいおいおい…ですよねぇ。(^ ^;;

 

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フニャ高☆先週の給食 シーズン6-18(2020.01.27~01.31)

2020年1月27日給食

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

当ブログ唯一の人気シリーズ、「フニャ高☆先週の給食」~!
ハンガリーの高校の給食を週一ペースでお届けしています。

先週は1月の最終週。
そして、フニャ高暦で言うと、後期日程の最初の週でした。(^ ^;;

すでにこのブログにも書いた通り、後期が始まるからといって フニャ高では始業式があるわけでもなく。 月~金曜日まで普通に授業日でした。 だから給食も普通にある週。

そゆわけで、先週の給食  2020年01月27日(月) ~ 01月31日(金)までの5日間分です。ドゾ!!

まず上写真(↑)は、01月27日(月)のフニャ高給食。

メニューは、
●タラゴン風味の七面鳥のラグースープ
●カッテージチーズのクリーム入りヌドゥリ、粉砂糖がけ(←甘いメインディッシュ)

 

次、01月28日(火)は、
2020年1月28日給食
●コンソメスープ
●黄色いエンドウ豆のフーゼレーク、ソーセージのレチョー添え
●リンゴ

 

次、01月29日(水)は、
2020年1月29日給食
●フルーツスープ(←ハンガリーの名物料理。フルーツを具にした甘いスープ)
●チーズを挟んだハムのフライとジャガイモ
●サラダ

 

次、01月30日(木)は、
2020年1月30日給食
●パスタ入りトマトのスープ(←ハンガリーのトマトスープには砂糖が入っててちょっと甘い。)
●肉入りターホニャ(←ターホニャとは米粒大くらいのパスタ)
●ビートのピクルス

 
 

次、01月31日(金)は、
2020年1月31日給食
●リンゴジュース
●白身魚のフライとメキシコ風ゴハン、タルタルソースがけ
●ミューズリーバー

 

 

先週の給食のメニュー(ハンガリー語)はコチラ(↓)
6-18メニュー

 

2019-2020年度第18週目の給食写真、お楽しみいただけましたか~?

 

金曜日のメインディッシュ、『白身魚のフラ~イ』!。(↓)
白身魚のフライ
『魚のフライ』、出た~!!
何だか、魚のフライはすごく久しぶりな気がする。 気のせい???

数か月前から、金曜日のフニャ高の給食には スープの代わりにジュースが出てくるようになってしまいました。(>_<)
ワタシは個人的にスープが好きなので、ジュースの日がイヤ!(;O;)

だからもう、金曜日は給食やめちゃうかなぁ~~…と思ったりもする。

でも近頃、『魚のフライ』は、その「ジュースの日」に出てくる確率が高いんだよね~。魚は食べたいんだよねぇ~~~。(^ ^;;
それから、金曜日はワタシの授業の始まりの時間が早いので、ウチへ帰って食べたりする時間が惜しい。だから学校でいつも通りに給食を食べたほうがラク。

…そんなこんなで、金曜日の給食をやめる決心がつかないのですョ。( ;∀;)

以上、フニャ高給食 一週間でした~♪ (^_^)/

 

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「つんつるてん」にも限度が……

図書室

ワタクシ今、先々の仕事に関連して、ちょっと気がかりなことが…。
(-”-)

ワタシ、職場のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)で、必要に迫られて自分の生徒に浴衣の着つけをしているうち、なんとなく着つけが出来るようになっちゃいました。v(⌒∇⌒)v

ま、下手くそなんだけど、それが分かる人はフニャ高には居ないから、ま、許されるでしょう…という程度にはね~。ヾ(  ̄▽)ゞ

ハンガリー人は、ヨーロッパの中では それほど身長が高い人たちではナイと思うんです。
身長が約165センチのワタシより小さい人も けっこう多いです。

ただ、165センチのワタシが、ハンガリーでは だいたい自分くらいが平均身長くらいなのかな…と思う感じなので、やはり日本人よりも体格大きい人が多いと思う。 男性の場合、女性よりも身体大きいから、やはり男性のほうも日本人の平均より大きめでしょう。

実際、男子生徒に浴衣を着せると、みんな背が高くて 例外なく「つんつるてん」になっちゃう。 ま、浴衣だから短めでもOKでしょう…と、思うしかない。

で、女子生徒の場合は、やはり自分自身よりも ちょっと大きいかな~くらいの子が多数。 ただし、お胸の辺りがワタシよりも だいぶふっくら大きめですな。 それでいてウエストはキュゥゥッと細い場合あり。( ゚Д゚)
妬ま羨ましい…。”(-”-)”
いえ、浴衣の着つけには あまり理想的とは言えない体型だったりします。(^ ^;;

しかし それよりも困りものなのが、全体的にふっくらさんの場合。
胸が大きいから襟元がピシッと決まらないのよね。
どうしても開いてきてしまう…。
帯もねぇ…長さのあるものとは言え、けっこうギリギリになっちゃうなぁ…と。

今、気がかりなのは、今の9年生の女子生徒のなかにバスケットボールやってる超~背の高い女の子がいるんですよ~。その子、絶対に190センチ超えてる。

その女の子に浴衣の気付けをすることになったら…と、それが今から気がかり。
ホントにワタシ、どうしましょう……。(´;ω;`)

 

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