最後の年の卒業式

卒業式

今からちょうど3年前、2021年6月11日(金)はフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の卒業式の日でした。(↑)

例年通りならハンガリーの高校の卒業式は、高校卒業試験の筆記試験の前、たいていは4月の終わりに行われます。でも、この年はコロナ禍で、授業日程のほとんどがリモート授業だった年で、卒業式も6月半ばというイレギュラーになったのでした。

ちなみにこの時の卒業生たちは、高校卒業学年前期の大イベント、サラガヴァトーが中止になってしまった学年。
だからコロナが下火のタイミングで、せめて卒業式はやって送り出そう…って事だったのかな。

その前の年に卒業した学年は、サラガヴァトーの時はまだコロナ前だったので良かったけど、卒業式の時はコロナ禍だったので、卒業式が中止になってしまったんだよね〜。

学校行事って、ちゃんとあっても、その日に風邪をひいたりして参加できないって事は誰にでもあり得ることなので、行事が無かったことをむやみに悲しむことはないとは思うけど、やっぱり最初から行えないのは寂しいよな…と思ったものでした。

 
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卒業式の日程

玄関

本日 2024年5月3日(金)は、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の今年の卒業式の日です。

フニャ高の場合、毎年 卒業式は、高校卒業試験のハンガリー語の筆記試験がある5月の第1月曜日の前の週の最後の平日、午後17時開始。シンプルに言うと、卒業試験が始まる前週最後の平日が卒業式なわけで、今年は今日が卒業式です。

日本の感覚だと、17時始まりの学校行事なんて、ずいぶん遅いように思われるかもしれません。 でも、この時期のブダペストではもう日没時間が20時頃なので、17時に卒業式の行進が始まり、校舎前の野外での式典を終えるのが19時を回ったくらいなので、まだ十分に日が高いうちに卒業式を終えられるんです。

新緑が美しい季節なので夕暮れ前の野外の式典は、とてもイイ雰囲気なんですよね〜〜♪

ま、野外なので、雨が降らなければ…なんですケド、意外とワタシが在籍していた14年間、卒業式の式典中に雨が降ってたことは1度も無かったです。 ポツポツくらいの雨粒が…ってことはありましたけれども。
比較的 気候の良い時期とはいえ、全く雨が降らないというわけではないので、フニャ高卒業式、かなりの強運に恵まれてるよね。
v(⌒▽⌒)v

 
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卒業式前のおふざけ

おふざけ卒業式

2024年の4月も今日でおしまい。
今年ももう三分の一が過ぎたのね。光陰矢の如し!

4月の終わりは、ハンガリーの高校では卒業シーズンなので、当ブログではフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)で卒業式の準備色々を思い出しています。

フニャ高では卒業式の前日に、授業のない「学生の日」という行事があって、その行事の中で「おふざけ卒業式」をします。

おふざけ卒業式では、卒業生たちが卒業式の時と同じようにクラスごとに列になって校内を行進したりするのですが、その時にバカバカしい仮装をするのが習わし。クラスで揃いの仮装にしたり、クラスで決めたテーマに合わせて思い思いの仮装をしたり。

翌日の卒業式本番では揃いのスーツでピシッと決めてやる行進を、奇妙な仮装でやるところが面白いのです。

フニャ高では、日本の学校であるような卒業式のリハーサルなんて無いのですが、あんなのでもおふざけ卒業式が卒業式のリハになっている…かもしれない。
(;▽;)

 
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クラス写真(大)

階段

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、年度初めに全校の各クラスごとにクラス写真を撮ります。
そして卒業式が近づく4月後半になると、卒業学年各クラスの年度初めに撮ったクラス写真をプリントしたスクリーンを校舎の階段中央に飾り付けるのも恒例です。

卒業生のクラス写真(大)は、卒業式の前の4月半ば頃に飾り付けられ、卒業式、そして続く高校卒業試験の2次面接試験が終わる6月末まで、ずっとそこにあります。

今年も今ごろはもうフニャ高の階段にはクラス写真が飾り付けられているだろうと思います。で、今年卒業するのは、ワタシがフニャ高での最後の学年に新入生だった子たちなんですよね〜。

ワタシのフニャ高最後の年は、学年の半分以上の授業がコロナのためにリモート授業でした。その学年の新入生たちとは、コロナ以前にはよくしていた生徒たちとのお出かけも1度も出来なかったので、正直、色々と残念な思い出も多いです。

あの頃の新入生が、もう卒業か〜〜。
大人になってるんだろうなぁ〜〜〜〜。
^_^

 
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卒業式が近づいて

写真パネル

気がつけば4月ももう終わり近く。早いもんですねぇ…。
(゚∀゚)

ハンガリーの高校の年間カレンダーで言うと、4月の終わりは卒業シーズン。
5月初旬にある高校卒業試験(筆記)の前に 高校では卒業式が行われるため、4月後半は卒業式を前にした準備等が色々とあって、なんとなくあわただしい時期です。

ハンガリーの高校に行くと、校舎の廊下に隙間なくずらりと掛かっている大きい写真パネルの数々を見ることになります。この写真パネルは、歴代の卒業生たちの顔写真がクラスごとにパネル化されたものです。

最近のものは、大きな1枚の紙にキレイに紙焼きされたのが額縁に入っているのですが、40〜50年くらい昔のだと、卒業生一人ひとりのポートレイトをパネルに貼り付けて、名前も上手に手書きされてたりしていて手作り感がある。時代の流れを感じさせてくれるんですよね〜。

卒業式が近づく4月後半にもなるとフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の職員室に、今年の卒業クラスの真新しいパネルが届いて(↑)、先生たちのミニ品評会が起こったります。

卒業式の時にはもう廊下の壁に貼り出されていることになるので、パネルが職員室にあるのは今だけの光景なの。

 
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