今年度の9年生

origami
(↑ コレは2020年10月初旬に撮った写真)

日本の学校教育は6・3・3制ですが、ハンガリーのは8・4制。
だからワタシがこのブログで「ハンガリーの高校生」と言っているのは、基本、ハンガリーの8・4制の「4」のほうで、9年生から12年生までを高校生と言っています。
9年生は、日本の学校では中学3年生に当たります。

ワタシ、今学年度の2020年9月に入学してきた9年生には、少々申し訳ない気持ちがあるんです。
(´;ω;`)

フニャ高の日本語クラスは正規科目ではありません。成績には関係がないので、よほど勤勉だとか、日本語の学習意欲がある生徒でないと、勉強へのモチベーションをキープするのは難しい。( ;∀;)

だから、カルタや、その他のゲームをしたり、将棋に誘ってみたりして、「楽しいから日本語続けます」っていう状態を目指している。(←ワタシはね。)

ま、いわゆる「日本語学習」からは横道に外れちゃっている活動だとは思うんだけど、そんな横道に外れた活動(カルタとか)に積極的な生徒たちのほうが、消極的な生徒たちよりも 徐々に日本語力が上になってきて、勉強を続けてくれる傾向にあるんです。(←当社比)

だから方法としては それほど間違ってナイと信じている…。(^ ^;;

でも、今年度の9年生とは対面では10月までの2か月しか付き合ってなかったから、正直、今年の9年生のことは 前期がとっくに終わった今でも よく分からない。
カルタをする機会もほとんどナイまま、オンラインになっちゃったし…。(T^T)

せっかく自由意志で日本語クラスに入ってくれたのに、今年の9年生って つかめないんだよね…。
困ったわ。(´;ω;`)

 


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ビートのピクルスに迷う

ビートのピクルス

コレ(↑)は、「ビートのピクルス」。
フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食にも時々出てくる、ハンガリーのスーパーでは どこででも手に入る、メジャーなピクルスの一つです。

日本ではワタシ、「ビート」ってほとんど食べたことがなかったんですが、ハンガリーでは、野菜としての「ビート」も、写真(↑)にあるような「ビートのピクルス」も珍しくないものなので、時々食べるようになりました。
それに給食にも出てくる(↑)ので、ワタシとしてはイヤでも食べるようになるさね。
(^ ^;;

ところで「ビート」って、鉄分が豊富らしいんです。

最近ワタシ、酷い胃痛で寝込んだので、医者へ行って血液検査を受けました。そうしたら、ワタシの血液は鉄分の値がとても低かったらしい。

正直、ソレは予想の範囲内。
ワタシの血は鉄の値が低い…とは、若いころから言われ続けてきていて、血液の鉄値を改善するために通院したことも何度かあるから。(´;ω;`)

鉄値改善のために、ハンガリーで勧められる食べ物は「レバー」「ビート」辺りで、手軽なところで「ビートのピクルス」などを、ワタシとしても常備菜として取り入れたいところ。

でも、フニャ高の校医さんと今週会った時に「胃痛で苦しんで通院始めた」話をしたら、
「しばらく酸っぱいモノ(酢のモノとか、柑橘系のモノ)は避けた方がイイわよ~」
…と、アドバイスされたの。

鉄分補給のために「ビート」は良さそうなんだけど、「ビートのピクルス」はアウトかしら…???
( ;∀;)

 


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ドーナッツの季節

ドーナッツ

2月です。
ハンガリーの2月は、ドーナッツの季節です。
♡(#^.^#)♡

正確にいうと、2月はファルシャングの季節で、ハンガリーのファルシャングに付き物のお菓子であるドーナッツが一押しセールになる季節(↑)…です。

「ファルシャング」というのはハンガリー語で、日本語でも馴染みのある言葉でいうと「カーニバル」のことらしい。

小学校ではファルシャングで、児童が仮装をして、ゲームをしたり踊ったり、もちろんドーナッツを食べたりして、楽しく遊ぶらしいですョ。
ワタシの勤め先は高校なんで、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)ではファルシャング、やらないケドね。( ;∀;)

ハンガリーでドーナッツというと、上写真(↑)の下の方に写っているタイプの中味にジャムやクリームが入ってる揚げパンタイプのドーナッツが主流らしいんですが、最近は上側に写っているようなデコレーションを施された穴あきドーナッツもよく見かけるようになりました。

やっぱり派手派手デコレーションのドーナッツのほうが、ワクワクするなぁ…。
食べるのはオールドファッションみたいなシンプルなタイプが好きだけど。
( ̄▽ ̄)

 


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男の子名・女の子名

マーチャーシュ像

先日、コロナ禍のロックダウン中のため自宅勤務中のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)同僚に頼まれて、その先生の担任クラスの生徒の名前を見ていた時のこと。

「コヴァーチ・クリスティナ」という名前がありました。

「コヴァーチ(氏)」も「クリスティナ(名)」も、ハンガリーでは珍しくない、わりとよくある名前。その氏と名前の組み合わせである「コヴァーチ・クリスティナ」って名前も、同姓同名がわんさか居るであろう…そういう名前です。

そんな珍しくもない名前が、なぜか目に留まって、「なんでだろ???」…と思ったわけですが……、思い当たったのが、「コヴァーチ・クリシュトフ」

そういえば もう卒業して数年経ったけど、以前、フニャ高に「コヴァーチ・クリシュトフ」っていう名前の生徒がいたんだったわ。

「クリシュトフ」は男性の名前で、「クリスティナ」は女性の名前。
男女違いの同姓同名…と言えないこともナイ。

学年差から考えると、「コヴァーチ・クリシュトフ(男)」が卒業した次の学年に入れ違いで、「コヴァーチ・クリスティナ(女)」がフニャ高に入学してきた模様です。

いや、ただそれだけのハナシなんですケド。( ;∀;)

 


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採点結果に物申す日!

夜明け前
2021年2月1日(月)の早朝7時。(↑)
日の出のちょっと前ゆえ、まだ薄暗い朝7時。 この日、ワタシはちょっと久しぶりの朝7時出勤でした。

何故ならば、2月1日はフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)で、先日の全国共通高校入試(筆記試験)(←関連過去記事はコチラ)の「どるござと・めぐてきんてーしゅ(dolgozat megtekintés)」があったからです。

さて、「どるござと・めぐてきんてーしゅ(dolgozat megtekintés)」とは!?

それは第一に、受験者が筆記入試の結果が何点だったのかをチェックしに来る日です。

でも、どるござと・めぐてきんてーしゅ(dolgozat megtekintés)で出来ることは、試験の結果 何点取れたのかを知ることだけではありません。

受験者が解答を書いたテスト用紙そのもの(←採点済み)を見て、採点結果に疑問があったりした場合には、
「どうしてこの答えじゃダメなんですか。この答えだってイイじゃないですか。納得いきませんねぇ!!」
…と、採点結果に直接モノを申すことができる日なんです。

そして、物申した内容に筋が通っていれば、採点結果を上方修正してもらえる……かもしれない…という、凄いチャンスなの。
だから普通、どるござと・めぐてきんてーしゅ(dolgozat megtekintés)には受験者本人ではなく、その親が来ます。(^ ^;;

たいていの高校は、この筆記入試の結果を 合否判定の一部くらいには使っているはずなんで、最終的な志望校決定のためにも、点数は1点でも多いほうがねッ!!!

…てゆわけで、朝7時から開始となったら、可愛い子供の将来のために燃える父兄が ホント~に7時から押し寄せて来るんで、ワタシも手伝いに駆り出されたというわけだったんですョ。( ;∀;)

 


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