5年ごとの再会


 

6月27日フニャ高

ハンガリーでは高校卒業後、5年ごとにクラス会をして旧交を温める。(^_^)

ハンガリー語では「クラス会」を「オスターイタラールコゾー(osztálytalálkozó)」と言います。 卒業から5年ごとにあるのが通例らしい。 10年ごとと聞いたこともありますが、10年というと けっこうな年数になっちゃうので、やっぱり5年ごとが妥当なトコロなのかな。
卒業する時(卒業式の時とか)に「5年後に会おう!!」とか言ってるので、だいたい5年の倍数でクラス会を行うのが ハンガリーの習慣なんでしょう。

ハンガリーの高校は、9年生で入学してから卒業まで クラス替えが無く、担任の先生もずっと同じ人…だから、高校生活の4年間(クラスによっては5年間)は同じ顔ぶれ。 そのせいか、クラスごとの結束は固い(…ように ワタシには見える)。

そして、ハンガリー全体で…なのか、それともフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では…なのかは分からないけれど、クラス会が学校で行われることがあります。
6月の終わりの金曜日、5年前に卒業したフニャ高生の あるクラスのオスターイタラールコゾー(クラス会)が、フニャ高の校庭でありました。

これから数回、そのクラス会の話題を続けようと思います。(^_^)

 

あれからまだ1カ月も経っていないんですが、
ものすごく昔のような気がするのは何故?
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日本に帰省してきているせいかな?

 

 


歴史の課題発表・2


 

9.d歴史の課題展示

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名) 9年D組の歴史の課題作品の数々(の続き)。(前回の記事はコチラ

歴史課題展示

 

超力作! 『ガレー船』(↓)
ガレー船
帆があるけれど、櫂(かい)もついているので、帆船ではなくガレー船でしょう。

ガレー船2

 

これも力作、ビーズ細工の『ハンガリーの紋章』(↓)
ハンガリー紋章
「売れるぜ、コレ…」とか、俗っぽいことを考えてしまった素晴らしい出来栄え。(^^ゞ

 

コレは『昔のお金』(↓)
古銭
あまり精巧すぎないトコロが かえってリアル?

 

ドールハウスみたいな『遊牧民時代のテント』(↓)
遊牧時代のテント
ハンガリー人の先祖は、アジアのほうから遊牧しながら移動してきて、最終的に今のハンガリーの地に定住したと言われている。

テントの中

今年の提出課題も面白かった~。 来年度の9年D組にも期待だな!! (^_^)

 

去年の9.dの作品には、
『聖イシュトヴァーンの右手』とか2~3人提出してた気がするけど、
今年は無かったな~。
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『聖イシュトヴァーンの右手』は、
ハンガリー初代の王様の『右手のミイラ』で、
ブダペストの『聖イシュトヴァーン大聖堂』にあります。

 

 


子どもを「サマーキャンプ」に送り込め!


 

花

ハンガリーの夏。
子ども達は2か月半もの夏休みがあっても、大人はそんなに長く休めない。 でも、子どもを家で一人にしておくのも心配で…という、悩める親御さんたちの選択肢の一つが、
「子どもをサマーキャンプに送り込む」…というものらしい。

「サマーキャンプ」で ワタシがイメージするのは どこかの山とか自然の多い場所に泊りで スポーツやトレッキングなどをする…って感じか。 でも、ハンガリーの子どもが送り込まれる行くサマーキャンプっていうのは、必ずしもそういうものとは限らないようです。

もちろんワタシのイメージそのままの「自然とスポーツ」系のサマーキャンプもあるけれど、キャンプの内容は様々で、「ダンス(バレエ)のキャンプ」のような 真面目なレッスン系とか、「陶芸キャンプ」みたいな手工芸系、英語キャンプみたいな語学系とか、…色々あるみたい。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の掲示板には、「メディア・キャンプ」の募集広告が貼られていました。(何だかマルチメディア系の何やらかんやらが学べるキャンプらしい。) フニャ高はIT好きな生徒が多い学校ですからね、そういう募集がくるのかもしれない。 実際にメディア・キャンプに参加する生徒がいるかどうかまでは知りませんが。(^^ゞ

それから、「サマーキャンプ」イコール「(テントで)泊まり」ってわけでもないみたいです。

もちろん「泊りがけで参加のキャンプ」もありますが、「(自宅から)通いのサマーキャンプ」もあるようで、 『(サマー)キャンプ』っていっても、学校の代わりに予備校の夏期講座に通うような感じか??(←予備校の夏期講座というより、カルチャー講座みたいな雰囲気だろうか?)

フニャ高にも募集広告が来ることからわかるように、サマーキャンプは 子どもを一人でウチに留守番させておきたくない親のニーズに合わせた…という面ばかりではないと思います。 でも、実際 託児所代わりの目的もあって子どもをサマーキャンプに送り込む親は、けっこう多いんじゃないかなぁ~???

 

 

夏休みになると、フニャ高周辺では
2~3人の大人の引率の キャーキャーと元気の良い
小さな子供の集団に頻繁に遭遇します。(毎年!)
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アレは、託児所代わりのサマーキャンプなんだと思う。
たぶんね。(たぶん「通い」のサマーキャンプじゃないかな。)

 

 


ママと一緒にご出勤♪


 

花

ハンガリーの子どもたちにとって夏休みは、2か月半にも渡る長丁場!!

あらかじめ お断りしちゃうケド、ハンガリーの大人たちが平均的に、どのくらいの期間の夏休みをとれるモノなのか、ワタシは知りません。 でも、子どもと一緒に2か月半もの夏休みをとれる大人はいない。 それは断言できる!

それから、ハンガリーの子育て世代は共稼ぎが普通 

そうすると、「長い長い夏休みの間、子供の面倒、誰が看るの?」ってハナシになりますよね?

子どもも高校生くらいになっていれば、親がウチにいなくても留守番くらいしていられるだろうけど、まだ幼稚園生くらいの子どもを夏休みでウチに一人で留守番はさせられないでしょう。

そんな場合の解決策として、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の同僚で まだ小さめの子供がいる人がとる方法が「子どもと一緒に通勤してくる」。 つまり子どもを職場に連れてきて、目の届くところで遊ばせておくんです。

フニャ高の場合、生徒が夏休みに入った後も 先生たちは半月以上 勤務が続きます。 その期間、子どもを連れて出勤してくる先生が何人かいるわけです。 そんな子ども達の中には、もうワタシとも顔なじみになって、近所の道で偶然会ったときなんかでも挨拶してくれるようになった子もいたりするのです…。(^_^)

 

近くに子どもを預ける事ができる親戚とかが居ればイイけど、
そういうお家ばかりじゃないですもんね。
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フニャ高(学校)の場合は子供連れ出勤も特に問題ないけど、
(通常授業がある期間ず~っと…はマズイかもしれないですが)
『お母さんは刑事さん☆』みたいなお宅は どうするんでしょうね…???

あと3日!


 

白い花

ハンガリーの学校の学年最初の日は9月1日、そして最後の日は6月15日です。

つまり6月16日から8月31日までの2ヵ月半は夏休み。 長いッッッ(^^ゞ

ハンガリーの学校では、一学年の間にある 冬休みや春休みなどは、毎年 違う日に始まり、違う日に終わる。 特に春休みは 移動休日である『イースター』に合わせて休みになるため、早い時には3月末にあり、遅い時は4月後半にあって、毎年違う日にあるのが当たり前。 そして、それぞれの休みの日数も毎年違う。
それに、学校によってもズレがあったりするみたいで、同じブダペストにある高校だとしても、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)とは冬休みの日にちが多少違っていることもあるらしい。

でも、夏休みだけは ハンガリー全国共通、6月16日から8月31日まで!!

今年は、6月14日(土)、15日(日)が週末なので、6月13日(金)が最後の授業日です。(←フニャ高の場合。 でも基本、どの学校でもほぼ同じだと思う)

学年最後の授業日(13日)は、普通に授業をして終わります。

終業式と成績表をもらう日は、後日 別にあって、今年は一週間後の6月20日(金)に予定されています。 だから、生徒たちは6月20日だけは登校してこなくちゃならないけど、でも、それでも今週末から夏休みですよ。 イイなぁ…。

毎年9月に一年が始まる時には、「6月なんて遠い遠い遠い未来…(-“-)」って思うけど、今年の授業もあと3日を残すのみとなりました。(^_^)

 

子ども達は今週末から夏休みですが、大人(先生や、その他の職員)は違います。
何だかんだと 色々なお仕事が6月末まであるんです。
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だから、まだ夏休みではないんだけれど、
やっぱり『授業がない』っていうのは開放感あるの~♡
(^^ゞ