4月。
日本は年度初めで、学校も今週から始まったところが多かったことでしょう。
今日のニュースによると、滋賀県の中学校で異例の「クラス分けやり直し」をしたんだそうです。どういうことかと言うと、人間関係に問題がある生徒同士が同じクラスになってしまっていたため、クラス分けをやり直しして、新たに新学期を開始した…ということらしい。
この件は、クラス分けのやり直しで今後が上手くいくならイイんじゃないか…と思うのですが、こういう事態はハンガリーの高校では起こり得ないとも思うのです。
だってハンガリーの高校には、クラス替えが無いから〜〜。
入学してから卒業するまでの4年間、基本同じメンツで、担任の先生も同じ人だから〜〜〜。
ハンガリーの小学校のことは あまり良く知らないけど、たぶん小学校もクラス替えが無いと思う。なぜなら、ワタシの生徒の中に出身小学校が一緒でクラスも一緒だったため、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)での5年間(←その子たちはフニャ高に5年通うクラスだったから)と合わせて13年間同じクラスだったという子たちが居たから。
フニャ高の場合、1学年に4クラスあるけど、クラスごとに特色があって科目ごとの授業数が違ったりもするので、クラス替えで人間シャッフルするわけにはいかないですし。
そんなわけで、ハンガリーの高校では、新学期にクラス替えでリセット…というのはありません。