プラタナス、世代交代の季節。

 

プラタナス花芽

プラタナスの花芽が目立つようになってきました。(↑)
枝についている、きみどり色の丸っこいヤツが花芽なんです。

プラタナス花芽2

プラタナス。以前はワタシにとって、あまり馴染みのない木でしたが、今 住んでいる近辺は 大きいプラタナスの木がたくさん生えているので、毎日見ているうちにプラタナスの生態が色々分かってまいりました。(←ちょっと大げさ)

プラタナスの面白いところは、今春の新しい花が咲こうとしている今も、去年の果実(種)が しっかり木に残っているところ。(↓)
プラタナス新旧
この写真(↑)の大きい丸い球コロは去年の春に咲いた花の成長した姿なのです。

プラタナスの種は球状のかたまりの状態で、夏を越し、秋を越し、冬も越して、次世代の花が咲こうとしている春まで、木にくっついていて、ゆっくりじっくり成長します。

プラタナスの冬越し風景。(↓)
冬のプラタナス

雪ぼうし

一年越して、次の花芽が咲こうとしている今、去年のプラタナスの種は やっと成熟期を迎えます。

もうしばらくたつと、去年の種のかたまりは、自然とほぐれて一つ一つの種子になって飛んでいくんです。

プラタナスって大器晩成型☆(←使い方、ちょっと違うか?)

 

このプラタナスの種子の一年かけた成長サイクルが 分かってくるまでに
ワタシの場合、5年くらいかかりました。えぇ。

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分かったときには、「おぉ♪」と思った。
そんなワタシも、もうブダペストで9回目の春だ…。

 

春の先駆け(ネコヤナギ)の今

 

ネコヤナギ4月3日
ネコヤナギの今の姿。(↑)
春本番になって最初の週末、4月3日に撮影。

ネコヤナギのモクモクした花芽は、早春に春が近づいていることを知らせる前触れ。
ハンガリーでは、イースター(復活祭)の時に 美しく色づけしたタマゴ(←イースターエッグ)を飾りつける習慣があります。 「トヤーシュ・ファ(タマゴの木)」といって、リボンを付けて吊るせるようにした色づけタマゴを モクモクの花芽がついたネコヤナギの枝に飾るんです。

しかし、ここまで成長してしまったネコヤナギ(↓)に、飾ることができるタマゴはあるまい…。(-“-)
成長したネコヤナギ

2月末は花芽モクモクで、とってもとっても可愛かったのにね。(↓)
2月末のネコヤナギ

モクモクがとれかけていた3月初旬の頃だって、今思えば可愛かった…。(↓)
3月初旬のネコヤナギ

3月半ばの頃。まだちょっとカワイイ?(↓)
3月半ばのネコヤナギ

4月初旬の今。(↓)
4月初旬のネコヤナギ
……。
これも「逞しい成長っぷりが頼もしい~!!」と…言えないこともないかナ~。(^^ゞ

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)に9年生で入学した当初の男子生徒が「かなりヒヨコ」な感じなのに、4年後の卒業時には「しっかりオヤジ」になっている…のに 似ている…かもしれない……。

 

ちなみに、女子は成長期が早めなため、
フニャ高入学時には もうある程度成長しきってる感じ?

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女子には男子ほどの変化はない気がするの。
一方、男子はけっこう変わる。ムロン、個人差はあるケド。

 

今年のマグノリア

 

近所
週末 よく晴れて暖かい土曜日、ウチの近所だけど いつもはあまり通らない道を行く。(↑)

目的地(↓)が近づいております。(^_^)
目的地

目指していたのはコレ、マグノリアの大木!(↓)
マグノリアの大木

近所にマグノリアの木があるお庭は 他にもたくさんあるんですが、これほど大きくて、たくさんの花を咲かせる木はありません。

毎年毎年 みごとな花を咲かせてくれるので、今日咲くか、明日咲くか…と、この時期には何度も足を運びます。(^^ゞ

でも、その価値はあると思う!

マグノリア1

マグノリア2

マグノリア3

マグノリア7

マグノリア4

ピンクのマグノリアと、白のマグノリアがあるの。

マグノリア5

マグノリア6

今年も絶景であった。眼福眼福♡(#^.^#)♡

 

マグノリアって、
ある程度気温が高くなると一気に花を開くんだね~♪

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今年は つぼみがついた状態で気温低めの日が続いたので、
なかなか咲いてくれなくて、ちょっとハラハラしちゃった。(^^ゞ

 

 

モップ犬

 

プーリー

コレは、ハンガリー原産の犬「プーリー」。(↑)
(顔がこっち向いてるのに、全然顔が分からない!!!)
(ハンガリー語では短く「プリ(Puli) 」と発音するんだけれど、Wikipediaの日本語ページには「プーリー」とあったので、「プーリー」に統一。)

プーリーは、このモップのような外見が独特なため、日本のテレビでも紹介されることがあると聞いているので、意外と日本でも有名かも。
ハンガリー原産の犬だけあって、ブダペストでも けっこう見かける気がします。

ただ、中型犬くらいのサイズのプーリーと、もっと大きい大型犬サイズのプーリーと、それから黒いドレッドヘアーのプーリー白毛のドレッドのプーリーと、色々いるみたいなのよね。 どれも同じプーリーと考えてイイものなのか、いまだに謎。

プーリー2
この写真のプーリーちゃんは、ウチの近所のお宅の子です。

この子はドレッドヘアーが短めなので、カットしてもらっているのかもしれません。
プーリー3

以前、このプーリーに歯茎をむき出して吠えられたことがあるし、近所のウチで飼っている他のプーリーにも思いっきり吠えられるので、犬は好きだけど、プーリーは ちょっと怖い、ワタシ。(>_<)

牧羊犬なので、よく吠えるのが良いプーリーなんだろうと、善意に解釈していますケド。(^^ゞ

この写真を撮った日は、プーちゃん、なぜかとっても大人しくて一回も吠えられませんでした。プーちゃんが静かだった理由は、この温和そうな相棒(↓)が一緒だったせいだと想像。
相棒

相棒2

この子はすごく優しそう。(#^.^#)

 

しかし、ウチの近所の庭付き家で飼われている犬は
やはり番犬として庭にいるみたいで 良く吠える子が多い。

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だから触ってみたい気はするけれど、
番犬には触らないでおいたほうが無難かと自重…。

続いています。

 

第23回スピコン

もう半月ほど前のことですが、
2016年3月19日(土)、年に一度の「日本語スピーチコンテスト」(略してスピコン)がありました。

日本でも「外国人による日本語弁論大会」って、テレビで放送されることがあるでしょ。 それのハンガリー国内版です。

ハンガリーのスピコンは今年で23回目だそうなので、伝統ありますよね。

スピコンの会場では 「カーロリ大学書道クラブ」の書道の展示もあり、今年何回目の展示だったのか分かりませんが、これもまた伝統になりつつあります。(↓)
カーロリ大書道部

書道部2

カーロリ大書道クラブに知り合いはいないけど、大学の書道愛好会なので、メンバーは学生。 おそらく日本語の勉強を始めたのは大学に入ってからで、もちろん書道を始めたのも大学生になってから…の人たちがほとんどだと思われます。

それにしては どれも上手いよね~。
書道の上手い下手って、日本語力よりも、美術的センスがモノを言うのかしら。(^^ゞ

 

カーロリ大学の書道クラブの創設当初の書道の先生は
ワタシの友だちなの。(←ハンガリーで知り合って仲良くなった人)

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彼女が日本に帰国してしばらく経ちましたが、
クラブは今も続いていますョ~♪