ご家族のレジャーにも最適♪「言語パレード」


 

おはしょり浴衣
前回の記事の うら若き女性が着ているのと同じ浴衣を、目いっぱいおはしょりをして着せてもらい、ご満悦の女の子。(↑)

ブダペストで毎年9月に行なわれている「言語パレード(Nyelvparádé)」って、入場無料なんです。 (過去に一度(会場は今とは別会場で)有料だった年があったけど…) 入り口のところで氏名・メールアドレスなどの登録をしてくれと言われるかもしれませんが、入場料は無料。
(ちなみにワタシは毎年行っているので、去年も一昨年もその前も登録したからイイと思ってサッサと通り過ぎたら 登録しろとも言われませんでしたョ。)

そして、会場の中に入ると何か色々ともらえたりするのね。(^_^)v

出店している出版社や言語学校としては、言語パレードは大切な宣伝の機会ですから、チラシなどはモチロンのこと、宣伝用に何かを配っていたりするんですよ。 だいたい会社の名前が書いてあるボールペンとか、そんな感じですケド。 (日本の展示会だったら、そういう景品(?)がもっと豪華かもねぇ~。(^^ゞ)

しかし、日本語ブースで浴衣の着付けをサービスしているように、他のブースでも色々とあのテこのテのサービスがあるわけです。 たとえば日本語ブースの隣のブースでは「タトゥー」(←本物のタトゥーじゃなくて、型をあてて上からラメをつけるヤツだけど)をしてくれていて、人気だったみたい。
(そーゆーブースが近くにあると、客が流れて行っちゃうのでメイワク(^^;;)

上の写真(↑)のおはしょり浴衣の女の子は家族で来ていて、お姉ちゃんと一緒に日本語ブースで浴衣を着せてもらったのでした。(↓)
浴衣姉妹

ものすごくオシャマさんで、人懐っこい子だった。 カメラを向けると近づいてきてポーズ☆
(↓)
ポーズ☆

この女の子、隣のブースでタトゥーもしてもらっていて、後で わざわざ見せにきてくれた。(^_^)
家族揃って「言語パレード(Nyelvparádé)」を満喫していた模様。

しかしこのご家族、たぶん外国語学習には、ほとんど興味がないんじゃないかと思いました。 だって、翌日にも来て、他のブースでこの子、愛嬌振りまいてブースの人たちと遊んでもらっていたから。 語学関連の情報集めよりも、タダで一日中遊べる絶好のレジャーランドって感じで来ていたみたいョ…。(^^ゞ

言語パレード 浴衣姉妹

 

本気で語学学校探すつもりの人は、来ても一回だけでしょ。
タダで目いっぱい遊べるから、言語パレードは格好のレジャー場♪
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あの女の子との交流のひとときは、
日本語学習者の増加にはならなかったかもしれないけど、
日本ファンの増加にはそれなりに一役買ったかも~?(^_^)

 

 


オリガミよりも思い出に残るのは…


 

言語パレード ゆかた

言語パレード(Nyelvparádé)に出店している 日本語ブース(ハンガリー日本語教師会と もみじ日本語学校の共同ブース)で人気なのは、やはり浴衣の着付けでしょう~。(#^.^#)

浴衣の着付けは、「日本語の勉強をするなんて 100%ナイナイ!!」っていう人とか、極端なことを言えば、「日本語はおろか日本にも興味ナシ~!!」っていう人だって、オシャレに興味があるなら「ちょっと着てみても(着せてもらってみても)イイかも~♡」って思うでしょ?
(実際に見ていて、そんな感じの人が浴衣を着ていく。 むしろ日本語学習者らしい人は少ない。)

着付け

実際、浴衣の着付けをしてもらった人の喜びようは、やはり ただ折り紙もらっただけの人とは比較にならないデス♪
大げさかもしれないケド、浴衣の着付けは一生モノの思い出かも♡(#^.^#)

ワタシが担当している折り紙だって、プレゼントすれば喜んでもらえますョ? さらにワタシと一緒に折り紙に挑戦した人たちなら、それなりに思い出にはなるでしょうけど……やはり浴衣の魅力には劣るでしょうな!!

見返り美人
お嬢さん、ちょっと恥ずかしそうな笑顔がイイですね~♡

 

浴衣の着付けはハンガリー女子に人気☆
しかしワタシはオリガミ担当。
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ワタシも着付け、出来ないことはないんだけど、
ヘタクソなのに 時間だけはかかるので、見てるだけデス。
本当は出来るようになったらイイんだけどねぇ~~(^^ゞ

 

 


上も下も分からない(-“-)


 

フニャ高職員室

我ら日本人は、漢字・ひらがな・カタカナの三種の文字を操る民族。
ラテン由来のアルファベットも普通に使うことを考えると、日本人は四種の文字を操ると言ってもいいかも。

ハンガリーで使われている文字は、基本はABC…のアルファベットなので 文字はほぼ英語で使われているものと同じです。 英語のアルファベットに加えて、Á, É, Í, Ö, Ő, Ú, Ü, Ű などがあり、 cs, ly, zs などといった 二文字が別々ではなく一つの音を持つ文字とされているものなどがあります。 でも、ABCを知っていれば 文字そのものは 日本人にとって それほど目新しいものではナイ。

このような、数が限られている文字を使うハンガリー人にとって、日本人が使っている日本の文字は未知の世界☆
文字として認識できていないとでも言うのか、上下逆さまになっていようが、裏表が逆の鏡文字になっていようが、ひっくり返って横向きだろうが……全~然、全く!!分からないみたいです。

…というわけで、上の写真。(↑)

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の職員室では夏休みの間に、床の張替え・窓の取替え、さらに壁の塗り替え作業が行なわれたんですが、

夏休み後に出勤してみたら 「学」の字が逆さまに(@△@;)!!!
(↓)
逆さま学

この「学」、数年前(たぶん6年くらい前だった)にブダペスト在住だった書道家の先生が、帰国する前に一回だけフニャ高へ来て 書道のワークショップをしてくださった時、その記念に学校に贈ってくださったものなのよ!

れっきとした書家の作品なんだから、売ったらお金になるくらいの作品だというのに、上下逆さまにするなんて~~!!!(>_<)

 

この時の書家の先生は、
日本へ帰国後の今も仲良くお付き合いしてくれています。(#^.^#)
実は このブログも時々読んでくれているのだが……
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作品が逆さまに飾られたとか、セコイ額に入れられていることとか…
申し訳ないと思ってます。
だから怒らないでぇ~!!! m(_ _)m

 

 


納豆とか、とろろとか…(^^)


 

とろろざるそば

8月18日(日本で最後)のお昼ごはんは「とろろざるそば」(↑)でした。(#^.^#)

おでんのような季節モノではなく、夏場に食べても美味しいモノであるにもかかわらず、この夏 食べる機会がなかったので、「とろろ(山芋)」が食べたかったんですョね♪♪♪ 最後に食べられて良かった。\(≧∇≦)/

唐突ですが、
ハンガリー人の間では、日本人って「魚を食べる国民」として認識されている。

裏を返せば、ハンガリー人の食生活は極端に肉のほうに偏っているので、「クリスマスでもないのに魚を食べるなんて信じられな~い!(←ハンガリーでは、クリスマスの時には肉食を避けるために、肉の代わりに魚を食べるという家庭が多い。)とか、そもそも「魚が大嫌い」とか、どういうコダワリなんだか分からないケド「川の魚なら食ってもイイが、海の魚なんて食わん!!」とか言う人もいたりします。 そういうハンガリー人の目からは、我々日本人は モノスゴク魚を食う人々に見えるんでしょうナ。

ハンガリーに戻ってきて、久しぶりに会った人から
「日本どうだった?」「魚 いっぱい食べた?」「寿司食べた?」とか聞かれると、
一応、ご期待に応えて
「食べたョ~~♪」…って答えるんですが、実はワタシも それほど毎日毎日たらふく海鮮三昧していたわけではナイ。

また、異国暮らしをしていて 時々むしょうに恋しくなってくるのは、豪華絢爛な海鮮丼や寿司よりも、納豆とか とろろとか おでんとか…そういう ちょっと素朴なモノだったりするのよね。 ワタシ、庶民だからね~。

 

寿司や海鮮丼への煩悩がナイわけではありません。
寿司も海鮮丼も大好き!!! 食べたい食べたい♡
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ハンガリー人は、日本食っていうと
寿司くらいしか知らない人が多いけど、
寿司以外にも たくさんの美味しいモノがあるというコトだ。

 

 


おでん~~♡


 

コンビニおでん♡

8月18日、ワタシが日本を出発する前夜、「コンビニおでん」(↑)を食べました。(#^.^#)

おでんは季節モノなので、今頃の季節は 普通、コンビニにもありませんよね? でも、ワタシが前泊に利用した成田空港のそばにあるホテルのコンビニには おでんがあったんです。 

スバラシイ!!!\(≧∇≦)/ 空港利用者のニーズを把握した的確な品揃えだと思いマス!!

滞在国によって状況は違うと思いますが、異国(ワタシの場合はハンガリー)では おでんって なかなか口に出来ないモノなんです。 実際、ワタシはハンガリーでおでんを食ったコトが 一度もない!! (そして「おでんが食べたいよぅ」…と、かなり頻繁に煩悩している。)

冬には、自分でも作りますけどね。 大根を買った時にね。 大根以外の具は、ジャガイモ・ニンジン・玉ネギ・昆布……練り物なしで、何だか淋しいンですよねぇ、おでんとしては!!!

でも、ハンガリーでは練り物 手に入らな~~い(T^T)
そもそも ハンガリーには「魚肉加工品」ってものがナイね。 その概念さえナイ! (一方、肉を加工した食品は多い。多すぎるほど多い。)

日本に帰った時こそ好きなだけ食べればいいんだろうけれど、ワタシが帰省するのは いつも真夏で、いざ日本に戻った時には 熱々のおでんを食べる気分なんか吹き飛んでしまうのが問題なの。(-“-)

「今年も おでん 食べられなかった…(>_<)」…と思っていた日本最終日に、おでんを食べることが出来て ワタクシ、シアワセでした。

 

しかし後日、ブダペストに着いてから写真(↑)を見て
おでんを食べた満足感に浸っていたところ、とんでもない失態に気がついた。
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大根・シラタキ・キンチャク・タマゴ…って、練り物が入ってないじゃん!!!
チクワを食べなかったコトに 今も激しく後悔…(>△<)
あぁ、チクワ……チクワ………