11月27日、寒い!!!


 

しゅろの葉を掲げる自由の女神像

 

先週のことです。

その日は「ちょっと寒いな~(>_<)」と思ったもんで、授業の最初のトコロで、
「寒いですねぇ。 もう冬ですか?」
と言ったらば、生徒は
「冬じゃありません。 秋です。
…と断言(!)しました。

それじゃ、いつからいつまで冬なのかとつっこんでみたら、
「12月から2月までです。」…とのこと。

だから その説によると、11月末の今は晩秋ではあっても冬ではナイ。
(ちなみに生徒の日本語ボキャブラリーの中に、「秋」という単語はあっても、「晩秋」という単語はありませんのデス。)

ハンガリー的常識では そういうコトになっているらしい。 ま、日本もほぼ同様でしょうか。

しかし、先週こんな雑談をした時は、寒くなったといっても「まだ秋だ」と思い込めるくらいの余裕があったけれど、今週はさらに冷え込みがキツ~~くなってきた感じ。(>△<)

でも、まだ11月だし!!

今年は秋、わりと暖かい日が多かったし!!

だから、まだ秋。秋だといったら秋!!!(-“-)

 

しかし27日、「この冷え込みはもはや冬だ」と思うに至り。
寒いです。(;△;)

 

 

去年の冬は わりと暖冬で、
雪もほとんど降らなかったんですが、今年はどうでしょう?
人気ブログランキング バナー 並木道
ブログに写真を載せる観点からいうと、
雪景色はキレイなので 少しは雪も降ったほうが…。
…とはいえ、寒いのはイヤ!! (^^ゞ

 

 


フニャ高予備知識:クラスルーム編


サンタと記念撮影

日本の小・中・高校では普通、教室には「1年1組」とかいうようにクラス名が書いてあり、生徒は一日の授業のほとんどをその教室で過ごす(体育とか音楽とか、限られた授業以外は移動ナシ)ものですが、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の各教室には番号が書いてあるだけです。 そして、生徒も時間ごとに教室を移動することが多い。 日本風に考えると、ちょっと大学みたいかも?

しかし、確かに教室にクラスの名前が書いてないし、 生徒も(日本の大学みたいに)授業ごとに教室を移動しますが、それでも実はクラスごとに拠点となる教室があるんですね。 たとえば 101教室は10年B組の部屋…といった感じ。

101教室には、フニャ高唯一のピアノが置いてあり、一応『音楽室』ってことになっています。  …が、アップライトのボロピアノがある以外は特別に音楽室らしいものは何もない普通の教室です。 日本の学校の音楽室っていったら、楽器も色々なのが揃ってるけどね~(^^ゞ フニャ高は音楽室は……(>_<)

一応音楽室の101教室なので、他のクラスが音楽の授業のときは他のクラスが101教室を使います。 でも、それ以外の時間 101教室にいて、そこで一番多くの時間を過ごすのは10年B組。 そんな感じで、緩~~くクラスごとの拠点になる教室(クラスルーム)が決まっているんです。

各クラスごとに『クラスルーム』はあるけれど、その教室を他のクラスも授業で使うことがある。 そこのトコロが日本の学校との大きな違いだと思います。

 

上写真(↑)は『サンタクロースの日』のフニャ高103教室。
103教室は今、9年B組のクラスルームです。
人気ブログランキング バナー ピンク花
103教室の管理者は9年B組の担任の先生。
ハンガリーの高校は入学から卒業までクラス替え無しで、担任も同じ先生のまま。
フニャ高では、拠点の「クラスルーム」も基本的に卒業まで同じ教室です。

 

冬休み明けの心得・3つ(^_^)


クリスマス飾り10d

さて、今日は冬休み明けの最初の出勤日デス。 ガッツリ休息していたので ちゃんと仕事モードに復帰できるかな~。 ちょっと緊張しますね(^^ゞ

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)は、長期休暇を区切りにした学期制ではなく 前・後期制です。 だから冬休み明けの初日とはいっても新学期の初日ではありません。 当然、始業式なんて無いし、朝礼のようなモノも無い! いきなり1時間目(開始時間は、朝7時半!)から普通に始まります。 初日からウォームアップもなしで唐突のエンジン全開!です(^^ゞ

フニャ高の日本語は成績がつかない…つまりワタシは日本語の授業をしていても成績はつけないので、前期だろうと後期だろうと あまり関係ありません(^^ゞ  今年の前・後期の切れ目は来週末で、間には休みなどなく、そのまま学年の後期に突入します。

仕事始めに際して、当面 心得ておくことを3つ考えてみました。

ワタシの冬休み明けの心得・その1
前期授業の終了が近いということで、成績をつける先生たちは忙しくなると思われる。 そのため、教職員の共用パソコン使用の競争率が熾烈になる惧れあり! 基本的には早い者勝ちなので、運よくパソコンを確保した時には 気を強く持って死守するが、急ぎじゃない場合は快く譲るなど臨機応変に対処すべし。

心得・その2
通常よりも厚めの重ね着で出勤すべし。
フニャ高は全館暖房ですが、冬休み中は校舎が無人になる為 例年暖房を切ってしまうの。 学校が始まれば暖房がつくけれど、通常通りの暖かさになるまで暖まるには時間がかかる。 だから冬休み明けは校舎内が寒いんだョ! だからあったかくして行かなくっちゃ~~(^^ゞ

心得・その3
気合を入れて、絶対に風邪をひかない。
今年のブダペストは今のところ異常なほど暖かい…とは、前回の記事にも書いた通り。 その異常な暖かさのせいで、どうも病気が流行っているらしいんですね~。
ハンガリー人は、生徒も先生も 具合が悪ければすぐに休むケドワタシは日本人なので ちょっと具合が悪いくらいじゃ休めないたち。 ウチにいても看病してくれる人もいないしさぁ…(-“-)  だから病気で苦しい思いをするのがイヤならば、そもそも病気にならないのが一番なの。
ちょっとした風邪に効くのは「気合だ~!!!」…というわけで、
「風邪が流行っていたとしても、ワタシは絶対に風邪ひきませんよ!!!」
…と、ここで宣言しておきます。(^_^)

心得…こんなところでイイかなぁ???

 

上の写真(↑)はフニャ高のあるクラスのクリスマスのディスプレイ。
可愛いでしょ?
人気ブログランキング バナー ローズヒップ
クリスマス前には教室もこんなので飾るんですのよ~♪

 

 


今日から冬休みまで


秋のフニャ高

今日は秋休みが明けて最初の出勤日です。

「休み明けから次の休みの話か!?」…と言われてしまいそうですが、次の休みは冬休み。 ハンガリーの学校の冬休みはクリスマス休暇なので今年は12月22日(日)から。 (……ということは、21日は土曜日だけど出勤日らしい(>_<)……) 

ハンガリーの場合、公的なクリスマスの祝日は12月25日と26日の二日間。 ですが、24日のクリスマス・イブは多くの商店は昼まででどんどん店を閉めてしまうし、ブダペストの公共交通機関は午後3時ころから終電・終バスが運行してその後は運休。(ただし、25日祝日には公共交通は復活します。) ワタシのように自力の移動手段は徒歩だけ…の人は、イブはうかつに外出するとウチまで帰ってこられなくなっちゃう(T_T)
1月1日はハンガリーでも祝日でお休みですが、日本ほど『正月』に重要性がないようで、1月2日はもう普通の日です。

秋休み後 冬休みまでの間の1か月半とちょっと。 一年で一番夜が長い時期に向かいながら、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)ではいくつか行事もあって忙しくなります。

秋休み中たくさん眠ったので、元気で頑張りたいと思いますd(^_^)b

 

今日の写真(↑)は10月半ばのフニャ高前。
人気ブログランキング バナー ローズヒップ
11月になった今はずいぶん木々の葉っぱも落ちてしまいました。
でも今年はまだそれほど寒くないんです(^_^)v

 

 


教科書騒動(?)

職員室

先週の何曜日だったか(まだ先週のコトなのに思い出せないぃ~~(^^ゞ)、テレビのニュース(もちろんハンガリーのテレビですョ)で、「高校の教科書に『ちょっとした問題』が発見された」・・・という放送がありました。

親や親戚も読んでくれているため内容は品行方正!を心がけている我がブログとしては、少々書きにくいコトなんでございますが、その『問題』というのはですね、ある出版社の高校10年生の国語(というか、文学?)の教科書の表紙の一部に、男性の性器の形を思わせるような図案が含まれている・・・というものでして。 ニュースの画面にはその教科書の表紙が映し出され、でも教科書表紙にある『問題の部分』にはモザイク処理がされておりました。 (ま、そんなヤバイ図案ならモザイクなしでテレビで放送できませんわな~、でもソレがかえって何やら思わせぶりな・・・)

・・・と、ココまではその日ハンガリーでニュースを見た人なら、日本人でも誰でも知るコトができる情報です。 ココから先↓が、このブログならではのレアな話になってまいります。(^_^)

ハンガリーの高校の国語の教科書を見る機会って、普通、日本人にはあまり無いと思うんですが、ワタシはハンガリーの普通の高校にお勤めしているので、実を言うと懸案の国語教科書に見覚えがあったわけ。 つまり、ワタシが勤めている高校(仮の名はフニャ高)もその教科書を使っているんですよね。 あ、もちろんワタシがじゃなく、国語の先生がね。 フニャ高の職員室は大部屋に教職員が机を並べた雑居状態なので、国語の先生たちの机の上に置いてある教科書もふだんから何気なく目に入ってくるわけです。 だから、テレビで一部モザイク処理された教科書を見たとき、ピンときちゃったヮ! だってソレ、今年新しく出来たような本じゃなくて、もう何年も前からフニャ高で使われてる教科書ですから。

「しかし、はて・・・? あの表紙にそんな物騒なブツが写っていただろうか??? 今すぐ出勤して(ワタシが見たのは朝のニュースだった)確かめてみなくっちゃ~!! (←野次馬根性丸出し)」

そして出勤して実物を確かめてみたんですがね、何と言うかな~、「確かにそのように見ようと思って見ればそういうモノに見えないことはないけど???」・・・という感じ。 壁にある薄い染みとかが人の顔のように見えるとか、そういう事ってあるじゃない? せいぜいそんな感じで、そんなあからさまに、ましてや意図的にそんな図案を使ったという印象ではなかったです。 意地悪な言い方をするならば「普通ならそんなのに気づきもしないのに、そういう風に見たい人には そういうふうに見えてくる…」みたいな感じですよ。 何か、騒ぎ立てるほうがアホらしい。

フニャ高の職員室の反応もワタシの考えとほぼ同じで、ある国語の先生は「もう何年もこの教科書を使っていて、生徒も今まで誰一人そんなことを言ったことがないし気づいてもいなかった! わざわざニュースで放送したりするから逆に皆が注目するようになって、馬鹿馬鹿しい!」・・・という感じでした。

これが日本で起こったことなら、ひょっとすると教科書の出版社は謝罪の上、回収、新しい本と取替え・・・とかいうことになるかもしれない!?と思ったりもしますが、少なくとも今のところフニャ高では回収騒ぎにはなっていません。 ま、来年から表紙のデザイン変わるかもしれないけど、今までのはそのままになるんじゃないかな~?

事件現場(?)は意外とクールだった・・・というお話でした。

 

(本日の画像として、問題の教科書の写真を撮って載せることも考えましたケド、ウチは品行方正なブログですし…? ・・・ってか、載せてもあまりに拍子抜けでつまらないと思うので止めました。 そこで本日の画像(↑)は、昨年度の卒業生が卒業のときに担任の先生に贈ったお花の写真でした。カワイイでしょ?)
banner(5)
(地味だけど、ワタシにとってはそれなりに可愛いサボー・サボルチ↑)