写真(↑)は、2017年9月1日のフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)。
新しい学年の始まりの日は、上写真のように フニャ高玄関前にクラスごとに並んでの始業式で始まるのが恒例でした。
ワタシがフニャ高を辞めたのは2021年の7月だったので、それ以来、この9月で 3回目の新学年の開始です。
ハンガリーの高校は基本的には4年制なので、ワタシのフニャ高最後の年に ９年生(新入生)だった学年も、この9月から12年生の最上級生になったんですね〜〜。
今年までは辛うじてフニャ高に知っている生徒がいるけれど、来年にはもう知っている生徒が居なくなっちゃうんだ…。そう考えると、フニャ高がすっかり遠くなってしまったと感じます。
(；▽；)
今年も、9月半ばを過ぎました。
フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、9月半ばを過ぎた辺りでクラス遠足があるはずです。今年の遠足は何日だろう？ 来週の金曜日辺りかな〜？？？
コロナ禍になってからは、恒例のクラス遠足も延期されたり、縮小化で泊まりはNG、近場で日帰りのみになったりしていましたが、そろそろ元通りになってきたんでしょうかねぇ…？
上写真(↑)は、コロナ以前の2019年9月のクラス遠足で撮ったものです。この約半年後の冬に世界はコロナ禍に突入したんでした。
この時の遠足でフニャ高に入学間もなかった9年生たち、今年はもう12年生なのね〜。
時の流れは早いなぁ。(-.-;)
ハンガリーの高校の年中行事で、おそらく一番華やかな『サラガヴァトー』☆
サラガヴァトーの式次第の内容には その高校ごとの伝統のプログラムがあることと思われますが、全高校に共通なのが「女子の白ドレス・男子の黒燕尾」でのワルツのパートです。
華やかでキレイだし、晴れがましい式典ですので、サラガヴァトーでは大量の写真を撮るわけなんですよ。ビデオも撮ります。一生に一度の記念ですから。
だから、観客席からズームで撮っているワタシの写真には、カメラマンの皆さんの姿が大量に写り込んでくるの。(↑)(↓)
コレはもう、どうしようもナイ。^^;
20代くらいのお嬢さん、お坊ちゃんのいらっしゃるハンガリー人のご家庭には、サラガヴァトーの時のステキな写真が飾られていたりします。
さて、ワタシが勤めていたフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の場合、ワルツのカップルは 男女の友達同士で組んでみたり、クラスメイトで組んでみたり、もしくはラブラブ熱々カップル♡だったり、またはシングルで申し込んでいる生徒同士を学校が組み合わせたり…と、色々です。
でもさ〜、熱々カップル♡組とかって、サラガヴァトーの後に別れたら、サラガヴァトーが思い出したくもない黒歴史になったりするんじゃないですかね？
ま、余計なお世話なんですケドさ。
(^_^;)
ハンガリーの高校で、最も華やかで、お金がかかる(と思われる)学校行事、『サラガ ヴァトー』☆
『サラガヴァトー』のクライマックスは、上写真(↑)にあるようなワルツの場面です。
フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の場合、サラガヴァトーのワルツの練習は、9月に新学期が始まるとすぐ、毎週金曜日の夕方に行われていました。
そういう学校のルーティーンって、年度が変わっても変わらないものだから、きっと今日(2022年9月9日(金))も、午後4時からフニャ高でワルツの練習があるんだろうな…と、
ふと、思い出したワタクシ。
フニャ高を辞めて1年以上経ったけど、このブログをやり続けてるおかげで、フニャ高の年間スケジュールをきっちり思い出せてしまいます。
(ﾟ∀ﾟ)
フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、1956年に起きた『ハンガリー動乱』の記念日(←10月23日は現在ハンガリーの国民の祝日となっている)を前に、毎年、記念式典が行われていました。
写真(↑)は、2018年のフニャ高の式典での一場面。
ハンガリー動乱は、もう60年以上前に起こったことなので、フニャ高の生徒世代にとっては、遠い昔のこと。 生徒らの祖父母の世代でも、幼かったので当時の記憶はあまりないくらいかもしれません。
ハンガリー動乱は、ソ連軍の軍事侵攻で結局は鎮圧されてしまったので、ハンガリー国内でも長らく黙殺されていたらしい。 体制転換後にやっと 10月23日が動乱の記念日になり、フニャ高のような学校行事だけではなく、多くの場所で式典が行われるようになりました。
今、ウクライナで起こっていることは、これからどうなっていくのか分かりませんが、国名がソ連からロシアに変わり、体制転換したといっても、ロシアはソ連の頃とやり方が変わってないのかな…。