印鑑文化の日本と違い、ハンガリーはサイン文化の国。
だからハンガリーに住んでいると、何かの折にはサインをしなくてはならない機会が少なくありません。
フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)のクリスマスカードに寄せ書きのサインをする時なんて、それこそ何十枚分もサインをしなくちゃならないので、ワタシの漢字の名前をきっちり楷書なんかで書いてられないョ~。( ;∀;)
…というわけでワタシは、漢字&ひらがな混じりでシャカシャカ~と書ける「自分のサイン」をハンガリーへ来てから編み出しました。
読みにくいと思うけど、日本人ならギリで何て書いてあるのか読めるんじゃないかな?…くらいに略してある感じのサインざんす。ヾ(  ̄▽)ゞ
つい先日、フニャ高に提出する書類が必要になったため、区の役所に行ってきました。
ワタシの番号が呼ばれたので行ってみると、そこにはお世辞にも愛想が良いとは言えないお役人(事務職員)様が…。( ;∀;)
日本の役所だとほぼ例外なく窓口の人はお愛想がイイものだけど、ハンガリーでは結構当たりはずれがあるよなぁ…。 ま、今さらワタシ、無愛想な役人にひるんだりしね~ョ!! 気をしっかり持つんだ!!!!<( ̄^ ̄)>
で、何はともあれ手続きをしてもらって、お役人様に指定された場所に「いつもの自分のサイン」をして返したの。
そうしたらばその書類の「サイン」は、『読むことが出来るサイン』でなくてはダメだったらしい。 筆記体とかで構わないんだけど、フツーにハンガリー人が読める文字、つまりワタシの場合、ローマ字でサインしなくちゃならなかったのでした。
「すみません、すみません。
サインっていうと、いつもこう書いているもんで…。(>_<)」
でもお役人様は気を悪くすることもなく、
「いやいや、コレって日本の文字のサインなの? 個人的にはすごくイイと思うんだけど、ここでは規則だからねぇ~~( ̄▽ ̄)」
…と、「いつものサイン」の横に、「ローマ字のサイン」を書き直しただけでOKにしてもらえました。
そしてその後は、そのお役人様の愛想が急に良くなったんだョ。
ラッキー☆
v(⌒∇⌒)v
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