授業のとき以外にワタシと会ったら挨拶をする…と、その次の授業のときに「ピカチュウスタンプ」をゲットできる。
コレは、ワタシがフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の日本語クラスの1年目の生徒たちとやっているゲームです。
このゲームそのものは もう5年くらい続けていて、意外と大喜びでやってくれる生徒が多いので毎年それなりの盛り上がるのですが、今年(2015‐2016年度)の9年生たちは本気度が違った!
なぜならば、今年は賞品をだしたからです。(^^;
昨年の夏 日本に帰省しているとき、上の写真(↑)にあるピカチュウのチャームを ある親切な方からいただきました。
このピカチュウチャームを、昨年9月、フニャ高に入学して間もない9年生たちに見せびらかして、
「学年末までの間にたくさん挨拶をして、ピカチュウのスタンプを一番多く集めた人に このチャームをあげま~す!!」と宣言。
そうしたら、生徒たちが皆 色めきたっちゃって。ピカチュウ集めの挨拶競争が、例年とは比べ物にならないほど盛り上がったのです。
やっぱモノ(景品)があると反応が違うわ~~。(^^;
一等賞には賞品が出るということで、公平を期すために 生徒がワタシとあいさつをしたときにピカチュウの紙切れを渡し、授業の時に持ってきた紙切れの数だけ用紙にピカチュウのスタンプを押すようにしました。(↓)
ピカチュウスタンプの用紙は前からあったけど、昨年度以前はスタンプを押す数は本人の自己申告制で、数え方がかなりいい加減だったんです。(^^;
紙切れを渡すようにした目的は、賞品付きの本気の競争なので数を正確に数えるためだったのですが、受け取った時に生徒たちが「ありがとう。」と言ってくれるので、挨拶の「おはよう」「こんにちは」に加えて お礼の「ありがとう」を言うアウトプット回数も増えました。
最終的に学年末、108個のピカチュウスタンプを集めた生徒が1位になって ピカチュウのチャームをゲット!
2位以下になった生徒たちも頑張ったので、ワタシが自前のピカチュウシールなどを提供して、表彰式を行いました。
このゲーム、あいさつ力の定着の効果もあると思うし、生徒たちも楽しんでいるので、来年度の新9年生たちとも続けていきたいと思います。
問題は、生徒たちの関心を釣るための「景品」。
昨年の頂き物・ピカチュウチャームのようなステキな景品を、この帰省中に入手することができたら、来年度のゲームも盛り上がると思うんですが…。
何かイイもの、ないかしら???