ミラノ風って、そういうこと…?

2020年2月7日給食

先週金曜日(2020年2月7日)のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)給食。(↑)

金曜日の給食は、スープの代わりにジュースだけ…もう定着してしまったようですね。残念です。(T^T)
給食やめようかな…。(←小声)

ところで、このメインディッシュのコレ(↓)
ミラノ風スパゲティ、豚肉のフライのせ
『ミラノ風スパゲティ、豚肉のフライのせ』

フニャ高の給食に出てくるメニューで、『豚肉のフライ』もとい、『豚肉のカツレツ』ですか、コレは。 コレは『ごちそうメニュー』に分類できると思うんですわ。

ランチで一緒になる同僚たちの反応とかを、長年観察してきたワタクシ。

ハンガリー人は、やはり『肉好き』人種でして、お肉の入ってない給食が数日続くとぶつくさ文句を言い始めるんですよ。(^ ^;;
逆に、「お肉!!!」って感じの給食の日は「やったぁ♡\(^o^)/♡」って感じ。

この『豚肉のカツレツ』なんかは、その点、申し分なく「やったぁ♡\(^o^)/♡」カテゴリーに入るわ。(^ ^;;

でも普通、『豚肉フライ』の付け合わせは『ジャガイモ』なんですよね。
『スパゲティ』の乗っかってるのは初めて見た。( ゚Д゚)

金曜日のメニューには『ミラノ風豚リブ肉』と書いてあったんです。
出てきたモノは、いつもは『ミラノ風スパゲティ』といって給食に出てくるヤツの、『豚肉のフライのせ』だったという…。(^ ^;;

『ミラノ風』ってそういうことか。
…ってゆか、本当にコレって『ミラノ風』!?

 

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フニャ高☆先週の給食 シーズン6-19(2020.02.03~02.07)

2020年2月3日給食

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

当ブログ唯一の人気シリーズ、「フニャ高☆先週の給食」~!
ハンガリーの高校の給食を週一ペースでお届けしています。

先週は2月最初の週。
基本的には毎日普通に授業がある日でしたが、木曜日には前期終了のまとめの会議とかもあり、食堂が開いている時間帯にお昼を食べに行っている時間がナイことが予想された(←そして実際、時間がなかった。( ;∀;))ので、あらかじめ木曜は給食を頼んでありませんでした。

そゆわけで、先週の給食  2020年02月03日(月) ~ 02月07日(金)までの木曜日を除く4日間分です。ドゾ!!

まず上写真(↑)は、02月03日(月)のフニャ高給食。

メニューは、
●バコニの山賊スープ
●キャベツのパスタ

 

次、02月04日(火)は、
2020年2月4日給食
●根セロリ風味のジャガイモスープ
●グリーンピースのフーゼレーク、加工ハムのフライ添え
●オレンジ

 

次、02月05日(水)は、
2020年2月5日給食
●ズッキーニのクリームスープ
●中華風トリ胸肉の甘酢炒めとゴハン

 
 

次、02月07日(金)は、
2020年2月7日給食
●リンゴジュース
●ミラノ風スパゲティ、豚肉のフライのせ
●トゥーロルディ(←カッテージチーズをチョコレートでコーティングしたお菓子)

 

 

先週の給食のメニュー(ハンガリー語)はコチラ(↓)
6-19メニュー
 

2019-2020年度第19週目の給食写真、お楽しみいただけましたか~?

 

水曜日のメインディッシュ、『中華風トリ胸肉の甘酢炒め』。(↓)
中華風甘酢炒め

この日、ランチで一緒になった同僚に
「ハンガリーによくある中華料理屋の中華は、本物と違う!って聞くんだけど、この『天津炒め』は日本人の目から見てどう? ちゃんと中華だと思う?」
…と、聞かれました。

そういう質問って、正直、答えるのが難し~い。”(-”-)”
そもそもワタシだって、「ホンモノの中華」を知っているのかどうか???…だからなぁ。

だから
「ワタシも日本の中華しか知らないからよく分からんけど、ハンガリー料理では見たことのない『もやし』と『きくらげ』が入ってるところは、中華っぽいと思う」
と、答えておきました。<( ̄^ ̄)>

本格中華かどうか分からないけど…てゆか、たぶん本格中華じゃないだろと思うけど、給食の『中華風トリ胸肉の甘酢炒め』、ワタシは好きですョ~~♪

以上、フニャ高給食 一週間でした~♪ (^_^)/

 

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ハンガリー的同姓同名識別法の余波と負け犬の遠吠え

Eger

ワタシはハンガリーという国に、外国人として長期滞在している身の上なので、ハンガリーで合法に滞在するため、ハンガリーのお役所から滞在許可をもらってあるわけデス。
それをしないと「不法滞在者」とか、ワタシの場合は働いてもいるので「不法就労者」とか、そういうのになってしまう。( ;∀;)
だから、ハンガリーの役所に滞在許可の申請をしました。ちゃ~んとね。
<( ̄^ ̄)>
 

そういったハンガリーの役所への申請書類には、同姓同名親子の個人識別のためにある「アレ」…つまり、『自分の生まれた時の姓名』および『母親の結婚前の姓名』を書く欄があるです。

たとえ滞在許可を申請する外国人が記入する書類であっても!!
率直に言って、一体何の意味があるのか…という気がしないでもない。(^^;

だからワタシ、ハンガリーに来てからというもの、自分にとっては馴染みの薄い「我が母の旧姓名」を何度も何度何度も書いております。

正直、なんか変な感じ。(^^;

自分の親の名前を書く機会というのは 子供のころから何度となくあったので、父と結婚後の母の名前を書いたことは数えきれないけれども、母の旧姓名を公式文書に書くことなんて、ハンガリーに来る以前にあったかなぁ???

あと、もちろん『自分自身の旧姓名(生まれた時の姓名)』を書く欄もあります。そこに記入するとき、夫婦同姓を強制される日本から来たワタクシとしては、
「どうせワタシは今も昔も生まれた時からずぅぅぅぅぅうっと同じ姓名ですよ。結婚してなくて悪かったナ!!!…と、
僻んだキモチになるのでもあった。
(;^ω^)

 

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ハンガリー的同姓同名の識別法

くさり橋

すみません。
またハンガリー人の名前の話題、続きます。
(過去記事123もヨロシク)

さて、ハンガリー人女性の 結婚後は「夫の姓名のあとに『ネー(né)』をくっつけただけの名前を正式名とし、元々の自分の名前は消え失せる」…という、なんともビックリ仰天な風習。(過去記事1はコチラ)

加えて、ハンガリーでは子供の名づけに、「長男には父親の姓名を『そのまんま』受け継がせる」という、父子同姓同名の風習。(過去記事3はコチラ)

そうすると、三世代同居のお宅などでは
祖父・父・息子の3人が『ナジ・ペーテル(Nagy Péter)』と同姓同名。
祖母・母の2人が『ナジ・ペーテルネー(Nagy Péterné)』と同姓同名。
「一家5人がほぼ同姓同名」
…ということも想像できちゃうわけで。

m( ゚Д゚)m

ヤヤコシイけど、それが公の公式文書にある正式名なんですもんね。
そういうヤヤコシイ一家を、どうやって個人識別するのか!?

まず、親子孫の生年月日が同じってことはナイので、生年月日で一応の区別はつきます。

あと、ハンガリーのお役所に提出する公式な文書には、「自分の生まれた時の名前(旧姓だけでなく、旧姓名ね)」と、「自分の母親の旧姓名(コレも旧姓だけでなく、旧フルネームです)」を書く欄があるんです。

だから、上記の「(三世代同居)一家5人がほぼ同姓同名」のナジさんご一家の場合。

お祖母ちゃんの旧姓名を 仮に「キシュ・マルギット(Kiss Margit)」お母さんの旧姓名を「コヴァーチ・アンナ (Kovács Anna)」とすると、

お父さんは、「ナジ・ペーテル」、母親の旧姓名「キシュ・マルギット」
息子のほうは「ナジ・ペーテル」、母親の旧姓名「コヴァーチ・アンナ」
…だから、この二人は別人である…ということになるわけ。

一方、
お祖母ちゃん(姑)「ナジ・ペーテルネー」は生まれた時の名前が「キシュ・マルギット」
お母さん(嫁)「ナジ・ペーテルネー」は生まれた時の名前が「コヴァーチ・アンナ」
…なので区別はつく。

区別はつく…ったってねぇ(´;ω;`)…とは、昔のハンガリーでは考えなかったらしいと思われますな。

もし万が一、お祖母ちゃんとお母さんの旧姓名まで同姓同名だった…などという超・稀な場合でも、さらにその母親の旧姓名まで書かされたら、そこまで同姓同名などということは…、確率はほぼゼロに近いでしょ?

…と、このように区別をしていたわけなんですね~。
でもヤヤコシイね。(^ ^;;

ま、実際問題としては 結婚後に「夫の姓名+ネー」を名乗るという選択をする女性は今現在ではほとんど居ない!!…と言っても過言ではナイ(←過去記事2参照のこと)ので、実際にはこんなヤヤコシイ御一家なんて、今ではそうそう見つからないとは思いますケドね~。(^ ^;;

でも逆を言えば、昔のハンガリーでは こんな御一家がけっこうあったのではないかと思われます。
イヤですねぇ~~。( ;∀;)

 

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一家で3人(ほぼ)同姓同名

子どもの日

ハンガリー人の名前の話題、再び!

ハンガリーでは、長男に父親の名前、そして長女には母親の名前をつけることが珍しくありません。

ほら、英語圏でも名前に「何とかジュニア」だとか「セカンド」「サード」とかいう人、いるじゃないですか。 そういう感じデス。

しかしハンガリーの場合、父親の名前の後に「ジュニア」に相当するハンガリー語をくっつけたりはしない。父親の名前、そのまんまです。

例えば、父親の名前が「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」だとすると、長男の名前も「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」。
それに加えて、伝統的なハンガリーの既婚女性の結婚後に改名するパターンから考えると、母親の名前は「ナジ・ペーテルネー(Nagy Péterné)」になるわけで。
参照過去記事はコチラ

そうすると、夫・妻・子の親子三人が、ほぼ同姓同名だという事態に。
(゚Д゚;)

また、父親の名前をそのまま息子につけるような家は、その前の代のお祖父ちゃんも「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」だったりするのよね。(^ ^;;

三世代同居のご家族だったら、お祖父さん・お祖母さんを含めて、一家に3人の「ナジ・ペーテル」と、2人の「ナジ・ペーテルネー」ですか!?

おいおいおい…ですよねぇ。(^ ^;;

 

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